社労士試験とは?内容・科目・合格基準点・合格率などを解説
みなさん、こんにちは。
この記事では、社会保険労務士試験の科目や内容、合格基準や合格率をご紹介します。
社会保険労務士(社労士)は、国家資格であり、就職・転職やキャリアアップに有利なだけでなく、独立開業も目指せる人気の資格です。
これから社労士の資格を取りたい方や、興味があって勉強を始められる方は、ぜひ読んでみてください。まずは敵を知ることが、合格への第一歩です。
社労士試験の科目
社労士試験の試験科目は全10科目。
大きく分けて、労働関係科目と社会保険関係科目の2種類があります。出題範囲がとても広いので、バランスよく学習することがポイントです。
出題形式
社労士試験では2種類の試験が課されます。
午前中に選択式試験、午後に択一式試験と、1日で両方の試験を突破する必要があります。
選択式試験
試験時間 10:30~11:50(80分間)
全部で8科目出題され、1科目につき5つの空欄があります。20の選択肢から、正しい語句や数字を選んでマークシートに解答します。
択一式試験
試験時間 13:20~16:50(210分)
全部で7科目出題され、1科目につき10問出題されます。1つの問題は5つの選択肢から構成されていて、正しいものあるいは誤っているものを1つ選択してマークシートに解答します(五肢択一式)。
試験時間は3時間半と長丁場なので、集中力やスタミナ、ペース配分も求められます。
ただし、試験管の許可を得て、試験途中でお手洗いに行くことや飲水も認められています。
科目ごとの配点
10の試験科目と、選択式試験・択一式試験のそれぞれの配点は以下のとおりです。
少し複雑ですが、以下のとおり補足します。
これらのセット出題は、得点戦略を練る上で重要なポイントとなってきます(詳細については別記事で解説します)。
合格基準点
選択式試験、択一式試験のそれぞれに合格基準点が設定され、双方の基準点を満たす必要があります。
令和5年度の社労士試験の合格基準点は、以下のとおりでした。
ただし、合格基準点は受験生の得点分布により毎年変動します。
科目ごとの最低基準点(選択式試験は3点以上、択一式試験は4点以上)を死守しつつ、合計点の7割以上を得点できるよう準備をしましょう。
救済措置
試験の難易度によって、特定科目の合格基準点を引き下げる調整措置が取られる場合があります。
救済措置は例外であり、合格発表時に救済措置の有無がわかります。
合格率
過去5年間の合格率を以下にまとめてみます。
合格率は約6%台で推移しており、難易度は高いといえます。
その理由は、10科目から出題がされるように試験範囲が広範にわたることが挙げられます。
また、前述の合格基準点を満たせない受験生が多いことも理由の一つです。特に、択一式試験の基準は満たしているのに、選択式試験で涙をのむ受験生も少なくありません…。
しかし、しっかりと対策すれば、突破できない試験ではありません。
・苦手科目を作らずにまんべんなく学習すること
・基礎を固めること(多くの受験生が正解する問題を決して落とさないこと)
シャロスタでは、社会保険労務士試験合格を目指す受験生の「伴走型」学習サポートを提供しています。各々の学習環境や予備校に合わせて、一人ひとりに伴走しながら学習を支援します。
一緒に合格をつかみませんか?
試験日程とスケジュール
試験案内配布:例年4月中旬~
受験申込受付期間:例年4月中旬~5月末まで
試験実施:例年8月第四日曜日
合格発表:例年10月上旬
受験手数料は、15,000円(手数料は申込者負担)です。
受験申込は、ネットでも可能です。
本試験の3か月前には締め切ってしまうため、受付期間中に必ず申し込みを済ませましょう。
まとめ
社労士試験の科目や内容、合格基準や合格率など、試験概要をお伝えしました。
2024年の社労士試験まで、あと半年。まだ間に合います。
夢を強く持って、共に挑んでみませんか?
シャロスタは、いつでも気軽に講師に相談できる伴走支援型オンラインサロンです。
各々の学習環境や予備校に合わせて、一人ひとりに伴走しながら学習を支援します。
予備校の垣根を越えて、社労士試験合格を目指す仲間と一緒にモチベーションを上げていきましょう!
LINEからもお気軽にお問い合わせいただけます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?