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短期留学は自分で手配して、コスパ良&環境良をゲットする。

大学や高校の留学プログラムを利用したり、「短期留学」とググってでてくる留学斡旋機関のプログラムを利用しても、高い割に結局日本人ばっかで英語も身につかないし遊ぶ場所が海外になっただけじゃん、、、

よく聞く短期留学の批判ですが、実際その環境が多いのは事実で。
私は、留学斡旋機関を通して高校の長期留学へ行きましたが、ふとした時に思ったんです。ボランティアのホームステイ、高校も田舎の公立校、現地の協定機関にサービス料を払っているとしても、なんでこんなに高いんや、、、、?

斡旋料だったんですね。仲介企業に払う。
それからというもの、留学も、旅行も、自分で手配するようになったんですが、実は留学って自分で手配した方が、コスパもよくて、英語の環境、学ぶ環境もめっちゃ良くて、最強じゃない?もっとこれが主流になれば良いのにな?と強く感じたんです。今日は、自分で手配するメリット、具体的な留学の手配方法について書いてみたいと思います。

今回は、私が経験した欧州でのサマースクールにまつわることが多いですが、リサーチ方法は、他の地域での短期/長期留学や、インターンシップ探しでも汎用できると思います:)

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自分で手配するメリット

わたしが自分で留学を手配するメリットは3つあると思っていて、まずは仲介通さないことで圧倒的にコストが抑えられること

学校からの短期留学や、斡旋機関を通して行く留学は、間に入る仲介業者の手間賃が正規の留学費用に上乗せされています。自分で手配することで、少し手間はかかりますが(思っているより簡単)、かなり費用を抑えることもできるし、自分の予算にあった留学プログラムを選ぶことができます。

次に、大抵の場合は日本人が少なく英語をトレーニングするには絶好の機会であること。短期留学を選ぶデメリットで良く挙げられるのが、日本人が多い、英語の勉強にならない、行っても日本人でつるむ、、、など。

斡旋企業/団体のプログラムに参加する場合、だいたい同じような日本人参加者が多いはず。そして、日本で短期留学に行こうとすると、自主手配の情報が少なすぎるために、特に初めてだとどうしてもプログラムに参加する以外に手段が無いように見えます。

ということは、自主手配で参加する日本人はかなり少ないということ。わたしが参加したチェコのプログラムでは、日本人はわたし1人だったし、初めての日本人だったと教えてくれました。参加者も、アジア人は私、香港人の男の子、ドイツで正規留学中の中国人の女の子だけで、それ以外は全員ヨーロッパ人。共通言語は英語を話すしかないので、英語が鍛えられるし、自分の英語のレベルも確認できると思います。

北米なら少し状況が変わるかもしれませんが、もし日本人と交わらないことへの優先順位高いなら、おすすめは敢えて日本人が選ばない僻地や、都市から離れたところを選ぶことです(笑)

最後に、学部で現地生に混じって学ぶ体験ができること。

これは任意ですが、英語で勉強してみたい専門や、気になる分野があるひと、英語で講義をうける経験をしてみたい人には大きいメリット。長期留学にいくか迷っている人にもおすすめ。

逆に、日本の斡旋業者を通したら専門分野の専攻を短期間学べるプログラムを持っている機関はかなり少ないのは無いでしょうか、、、?

参加している学生も、このプログラムで単位を取りに来ている学生もいるくらい。ですが、そんなに難しいかと言われるとそうでもなく、もちろん選ぶコースにもよりますが、基本的なことを教えているコースがほとんどで、もし自分が日本で専攻している科目をとる場合は、内容が被っている部分も多いので意外と理解できます。

現地の大学生に混じって、英語で学ぶ体験ができる。英語でのアウトプットも求められますが、短期なら少ししんどくても意外と頑張れる!


私が今回の短期留学を探し始めたきっかけは、せっかくのヨーロッパ旅行で航空運賃を払うなら、ヨーロッパに長く居たいと思ったから(笑)
自分で手配するということは、自分の旅程や、専攻、予算、出会いたい人、に合わせて留学プログラムを組める、いわば、留学のオーダーメイドです。自分でだけど。


デメリットとしては、調べるプロセスが英語で時間がかかったり、必要事項も自分で確認する必要があるので、業者に任せている手間がかかること。英語が一定のレベルが無いと(意思疎通が取れて、ヤバイ時に助けて!と言える力くらい?そんなに高く無い)少しキツイかも。高校英語をある程度固めていれば大丈夫だと思います。


自分で手配をしてみる

自分で手配する留学もイイナと思った人、まずは調べてみましょう。
手配をしてみると言っても、全てはググる!メールする!完了!で終わってしまうんですが、どんな感じでググったか少しご紹介します。

私はヨーロッパでの短期留学を探していたので、それを中心に紹介しますが、特定の国や地域、期間(SummerなのかWinterなのか)を変えても調べてみてくださいね。

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ググるのは、これだけ。これでズンと、ヨーロッパで開催されているサマースクールがたっくさん出てきます。

私はその中でもこちらのまとめサイトを利用して、調べてみました。

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そして、自分の勉強している専門(私はビジネス)をセレクト。行きたい国がある場合はそれもセレクト。

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こんな感じで、リストが出てきます!!!例えば、この中だとユトレヒト大学やミュンヘン工科大学は世界ランキング100位以内に入っている、欧州では歴史もある超有名大学。そんな大学に、500~700€で留学できるとかコスパ良すぎか、、、

自分にあった、専門、言語、期間、予算、レベルでたくさんの大学が比較できるので、このサイトはおすすめ!!

この中から、いくつか気になる大学をピックアップして、比較、検討していきましょう。値段の中に、住居が含まれているのか、手配する必要があるのかは要チェック!

いきたい大学の目星がついてきたら、具体的にコース内容や出願方法について調べてみましょう。Tomas Bata Universityは、私が参加したサマースクールで、これを例にみてみましょう!(経験談は別途載せますっ)

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コース内容や住居、諸々を確認して、これに決めた!となれば、いざ出願

How to applyから、出願方法を確認します。

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注目すべきは、期限(Deadline)、必要書類(application)、出願の流れ(stepsこれはまとめられててわかりやすい)。

このコースの必要書類は、フォームを記入して写真とCV(英語の履歴書)を提出するだけなので、超簡単。それを送って、返事がきたら、お金を振り込みましょう。

お金を振り込むときはー!絶対的にー!TransgerWiseを使いましょう!!!億万長者でない限り!普通の銀行だと超高い仲介手数料を取られますが、めちゃめちゃ節約できます。詳しくはググってみてね。

そして、一連のプロセスが完了すれば、晴れて合格通知をもらえます。なんか嬉しいですね。

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必殺技

留学に限らず、英語で何か進めるとき、本当にあっているか、抜け漏れがないか、不安になりますよね。私もとってもなります。そんな時の必殺技は、、、とにかく聞く。メールをする。ことです。

こんなことか、と思われるかもしれませんが、これが結構大切で、特に第二言語で進めていると翻訳してもわからない(orそもそも記載されていない)ことに何度もぶつかります。そんなときは、とりあえずメールして聞いてみる。大事です、とりあえずメールしてみる。

問題をクリアにしてもらうだけでなく、意外と融通も通してもらえます。例えば、私は到着がスタートする日に間に合わなかったり、(今の留学先では出願の時に)書類が間に合わなかったり、そんなことにも特に欧州はとても柔軟に対応してくれます。諦めないで、聞いてみるとなんとかなってしまったり、より良い条件にありつけたりするので、まずはダメもとでも聞いてみる&交渉をしてみましょう!


私は、チェコで2週間サマースクールのプログラムに参加して、大学正規留学を決め、ほんとうに人生が変わった体験でした。現地の大学生の、勉強するときは全力勉強&遊ぶときは全力遊ぶのスタイルはとても感化されるし、英語で世界を開いている感覚はなんとも言えないものです。ここで出会った友人とは今でも連絡を取っていて、zoomで同窓会をしたり、欧州に留学しているうちにみんなで旅行に行こうと計画もしています(笑)

ぜひ、自分が想う理想的な、超満足できる留学プログラムを、自分で作ってみてください!:)


上にあげた方法は、短期留学だけでなく、長期留学、語学留学、海外インターンでも活用できます。私の友人は、気になる機関や会社に自分でコンタクトを取って、インターンをもぎ取ってきた人もいますので、いろいろチャレンジしてみてください。私もチャレンジ中。

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