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わたしの欧州大学受験ジャーニー②いざ、出願編


一ヶ月半、問い合わせても出願先の大学から連絡がなく、一時は不合格だと落ち込みました。別ルートで問い合わせたら、実は受かってた。
(詳細は後ほど)


ヨーロッパへの学位留学の出願。
実は日本よりも簡単で特段難関の学力試験は特にありません。

前回に引き続き、わたしの欧州大学受験ジャーニー。
どんな風に出願を進めていくか、少しずつ思い出しながら書いていきます。

※わたしの出願したベルギーのKU Leuven大学の出願をベースにしています。必要書類、必要な資格は出願する学校と、本人のバックグラウンドによって変わりますので、必ず該当校にメールでお問い合わせください。

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①の記事の通り、大学毎に必要な書類をリストアップします。
わたしの場合はエクセルシートにまとめました。

出願書類を集める


KU Leuvenで必要だった書類は以下の通りです。

- A copy of your high school diploma, degrees obtained in higher education
and transcripts of academic records / 高校の卒業証明書と成績証明書
- Proof of your proficiency in English / 英語の資格
TOEFL 90, IELTS 6.5 
- Proof of payment of the application fee / 出願料の証明
-CV/ 英語版履歴書
- A photocopy of the identity page of your passport / パスポート
- A scanned picture, preferably passport-sized / パスポートサイズの写真
- A motivation letter / 志望理由書


これに加えて、ACT/SATの試験が必要でしたが、後述します。

他の大学でも、似たり寄ったりの出願書類だと思います。
わたしは、KUの出願書類をいじって他の大学に提出していました。

英語の資格については、正直欧州の大学では、条件が高いところが多いです。わたしは高校留学と、その後の勉強でなんとかTOEFL93を取得しましたが、英語のハードルは高い壁の一つだと思います。まず、TOEFLの出願資格は学部によってもまちまちなので(KUなら最低79)それも確認してみてください。

また、欧州の大学は出願書類がその場で揃っていなくても融通がきくことが多く、特に英語の試験や、SAT/ACTの数学試験は入学までに既定のスコアをクリアしていれば入学できるという仕組みもあります。わたしはACTを7月(出願は3月)に受験し、スコアを達成しました。

そして、欧州の大学にはファウンデーションコースを経由してから入学する手段もあります。出願要件に達していない人は、そちらも検討してみてください。

志望理由書も、わたしにとって厄介でした。英作文は得意ではないので有益なことは伝えられません。ほんとうに(笑)"海外大学、志望理由書"で検索すればもっといいのがあると思うのでそちらをご参考に。ギリギリだったので、急いで書いてアメリカの友人にチェックしてもらいました、、、これは別途noteで投稿しようと思います!

この中で少し手間のかかるのが、高校の卒業証明書と成績証明書。
出身の高校に問い合わせる必要があり、英文で発行してもらえるか確認しましょう。郵送だと1~2週間の時間がかかるのでその時間も見積もっておきます。

個人的なアドバイスとして、KUは出願ではスキャン、合格後原本を提出でしたが、別の大学では出願の段階で高校の卒業証明書/成績証明書の郵送が必須な場合もあります。何度も高校に頼むのも手間がかかるので、複数毎(わたしは3枚ずつ)発行してもらうのもオススメです。

さらに、高校の卒業資格で留意しておきたいのが、その大学が日本の高等学校卒業証明をhigh school diplomaとして認めてくれるかというところ。

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多くの大学では、non-EUの高校を卒業した学生には、卒業証明書に加えて別途試験をうける必要があります(大抵は数学)。KU は、SATかACT。オランダの大学ではオンラインで数学のテストを受験、既定のスコアに達する必要がありました。試験内容は正直、日本の高校数学をかじっていればとけます。ほんとうに。心配なら"ACT math test sample" で検索。まじ簡単。

大学が日本の卒業証明を認めてくれるかは、向こうの判断にもよりますし、Groningenでは今まで取った数学のCourse descripsionを出せとも言われました(おそらく、わたしが一度日本の大学に進学していたため)。

何かあれば、必殺技・とりあえずメールしてみる。不明点があれば、メールしてみましょう。ダメもとでも、メールをしてみましょう。何か糸口が見つかるかもしれません。その時は、必ず自分の状況を細かく説明して送りましょう!

連絡なしで不合格だと思ったら、1ヶ月後合格だった話

3月末、ACTを4月に受験予定だったのが延期された旨を伝えたら、延期の証明のスクショを送ってくれ、と言われ送付。そこから2週間音沙汰がなく、問い合わせのメールを送っても、返ってこない。落ちた〜と思いました。
一ヶ月後、ダメ元で、再度別の問い合わせフォームからどうなってる?の問い合わせメールを送ってみると、なんと2日後に、条件付き合格の連絡が。
受かってたの?!!わたし??!!1ヶ月半連絡なく??!

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こんなこともあります(笑)特に、メールが返ってこないときは、別の窓口や大学の問い合わせフォームから別担当者に送ってみるのも一つの手です。とりあえずメールしてみましょう。


いざ、出願

必要な書類がだいたい揃ったら、全部でなくていいので、出願の方法をみてみましょう。多くの大学は、大学専用の出願ポータルを経由しての出願になります。

KU のポータルは、こんな感じ。

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ここで、いくつかアンケートを答えたり、必要事項を入力。そして、準備したファイルをアップロードします。スキャン類は、iPhoneのメモ機能でスキャン可能なのでサクッとやっちゃいましょう。またはコンビニでもできるよ。

締め切りまでに、必要書類を提出!完了!
ここまで来たあなたは、かなりの達成感を感じられるはずです。お疲れ様でした!!!

結果を待つ

おそらく、数週間ほどで、結果が届くはずです!
必要な書類が抜けていたり、追加で書類の提出を求められることもあります。

わたしは、ACTが未受験でしたのでConditional admission (条件付き合格)をまず受け取り、ACTの既定スコアを達成した書類を送付した後、ついに合格通知!!やったー!!

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(実はこの時、すでに8月7日で、出発まで1ヶ月を切ってる。嬉しいというよりは安心の方が強かったです、、、)

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わたしの出願ジャーニーは、ギリギリ、落ちたと思ったら受かってた。なんて、正直バタバタでした、、、!出願は、余裕を持って行いましょう。これにつきますが、ここまで来ちゃったらどうにかするしかない、そんな時も諦めずに粘ってみるのも一つです。

次回は最終、わたしの欧州大学受験ジャーニー③合格〜渡航までinコロナ禍でお届けします:)



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