好きじゃないことに手を出して後に引けなくなった、みたいなこと。
コーヒーをうす〜く淹れたくなった。
今、大量のアメリカンコーヒーが冷蔵庫にある。
私は薄いコーヒーが好きじゃない。
本当は濃い苦めのコーヒーにたっぷり牛乳を入れて「ローソンのカフェラテ」に近づけるのが大好き。
それなのに、
(´-`).。oO(今日は薄く淹れてブラックにしよう)
という一時的な感情でアメリカンコーヒーを量産してしまった。
そのとき1杯だけ飲めれば良くて、そのあとはいつもの濃いめのカフェラテを飲みたくなる。私はそういう人間だったのだ。
自分のことをよくわかってないと、たまにこういうことになる。
そういえば、昔からそういうことあるなぁ…
大きい会社の契約社員だった頃の、失敗。
大手通信会社に勤めていた時、
「社員へのステップアップのために、系列会社に出向しないか?」と言われて
「わーい!新しい仕事!ステップアップ!」
私はステップアップとか、自分の知識や経験が増えることが好きなのでまんまと出向した。
大好きだった仲間と、大好きだった仕事から離れて新しい場所へ行ってみたら違和感だらけだった。
「合わない&好きじゃなーい!」
と確かに自覚したのだが、結局出向先から戻る道が用意されてなく、辞めることにした。
「失敗しないように」の教育から「失敗してもいい」がトレンドだけど、「何度も同じ失敗をしないために一回くらいは失敗してもいいのであって、失敗し続けてもいい」わけじゃない。ってことだよね。端折りすぎじゃね?
最近、子育てとか教育現場のトレンドとして「失敗しても大丈夫だよ!」と子供に伝えるのがトレンドだ。
しかし、もういい年だが、まだ、こういうことよくある。
自分だけで完結すればただの「いい経験」だが、
他の人を振り回してしまうこともあるから、その節は申し訳ないと反省している。
そして、実は振り回されたこともありちょっとしたストレス期間だった。
客観的にみると、
「おま…なんやねん…なにしにきたんや…?」
と思う。
自分自身で気づかないといけないため、なんとも難しい。
「あなたはうちの会社に合っていないので転職したほうがいいと思う」
みたいなことを言ったもんなら大問題だ。
経営の判断基準の優劣を、稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)は、講演で以下のように述べておられます。
『感情、感覚、理性(論理)、魂の順番にレベルが向上する。最も程度の低い判断基準は感情である。経営者は、感情や感覚に判断基準をゆだねず、理性をベースにして、魂にその判断をゆだねなさい。(後略)』
なぜ薄いコーヒーを入れてしまったのか
感情に振り回されるというのは訓練でどうにかなるけど、
どうにかなっていたのに急に振り回されるようになったのであれば、心身に異常があるサインの可能性が高いので、まずは体調を整えることを優先すべきと思います。
実は1週間ほどお腹の調子が悪かったのですよね。昨日やっと病院へ行ってお薬(整腸剤)もらってきました。
びっくりするくらい元気になりました。
お薬ってすごいですね。お医者さんとか薬剤師さんとか製薬会社の人とかありがとう。ずっと研究し続けてきたご先祖さまもありがとう。
今日はおいしいカフェラテを作れます。
あなたは神か。