サマーキャンプ体験記2 ~子供向け英語でサマーキャンプ 課外学習編~

お久しぶりです。昨年は家族の事情で子供のサマーキャンプを見送る羽目になってしまいましたが、今年は無事サマーキャンプに参加させる事が出来ました!今回はその体験談を書きたいと思います。

いや、本来は今年こそは海外を!と意気込んでいたのですが、申し込みの時期には何十年振りの超円安!現地通貨では去年と大差ないお値段が、日本円にすると1.5倍!去年無理して行かせるべきだったのか・・・。おまけに為替レートで云々悩んでいるところに、
「パスポート大丈夫なの?」
のパートナーの一言で我に返る。は!そういえばコロナ直前に帰国後1度も更新してなーい!子供は5年有効のパスポートしか作れないので、年数的に失効している可能性が・・・とチェックしたら、案の定、切れてました、はい。2年も前に。更新手続きしているうちに海外のサマーキャンプ申し込み締め切りは終わってしまう・・・。パートナーには、
「とりあえず申し込んでおけば?」
って言われましたが、キャンセル料もこれまた高い。無理、危ない橋は渡りたくないです。まあ、今年は私が厄年か⁈というくらい、ツイてないんです、はい。もう諦めました(皆さんはお気をつけ下さい、ってこんな間抜けな失敗するのは私ぐらいだと思いますが;)。

なので、今年はパスポート更新しつつも諦めて再び国内を・・・。

前回同様のアウトドアキャンプも色々調べて検討しましたが(特に日程)、今回見つけたのは課外学習のキャンプでした。Momenta.kidsという九州が拠点の英語スクールのようですが、サマーキャンプ自体は全国各地で開催されているようなので、現地集合にすれば近場のキャンプで参加出来るようでした。

Momenta.kidsのウェブサイト

1.Momenta.kidsの特徴


1-1.全国各地で開催
前述したとおり、運営団体は九州の英語スクールのようですが、キャンプ自体は全国各地で実施されているようです。ウェブサイトを確認しただけでも、以下の地域で実施となっています。
・横浜
・大阪
・京都・奈良
・長崎
・熊本
・鹿児島

ただ、実際には参加者の人数次第で定員割れをしている場合には開催中止となる場合もあるようですので、都度確認するといいかと思います。我が家は横浜か長崎を検討していましたが、今年(2024年)は横浜は中止となっていました。まあ、首都圏近郊だと他に多数のサマーキャンプの選択肢がありますし、あまり参加者が集まらなかったのかもしれません。

1-2.主に小学生向け(リピーターで中高生がいる場合も)
キャンプ自体は主に小学生向けになっているようです。我が家の子供は中学生でしたが、小学生でない、かつリピーターでない参加者は我が家のみだったようです。ですが、指導をする先生もしっかり気を使って話しかけてくれますし、リピーターの子も積極的に話しかけてくれたようで、子供は高校生のリピーターの子とすっかり仲良しになったようです。

1-3.基本英語を学ぶためのキャンプ・レベル分けがされている
タイトル通り、英語でサマーキャンプなので当然ですが、キャンプ中は基本英語です。初級者から英語漬けのレベル分けが3段階あります。
・初級者レベル:Challenge Course
・中・上級者レベル:Bilingual Course
・上級者レベル:Summit Course

初級者レベルは主に挨拶とか、簡単な日常会話の英語を使いながら覚える感じで、その他の指導や説明は日本語で、という感じのようです。他方で上級者レベルは基本日本語禁止で、全てを英語で話す必要があるため、リピーター以外は面接で英語レベルをチェックされ、OKを出された場合に参加できるようです。中・上級者はその中間といったところでしょうか?

ちなみに自慢になり恐縮ですが、我が家の子供は上級者で参加しましたが、面接で先方の講師が用意した質問が簡単過ぎだね、と言われるくらい良かったとお褒めの言葉を頂きました(嬉)!小さな頃から英語のサマーキャンプに参加させ続けて良かったと思った瞬間です。

また、レベルによって開催場所が違うため、上記に出ている開催場所によってはお子さんのレベルに合ったキャンプが必ずしも開催されているとは限らないので、これもウェブサイトなどで要確認だと思います。

そして、このキャンプの最大の魅力は、

中級以上のコースの場合、アメリカ人の子供たちも参加する

という点です!普段は米軍基地で過ごすアメリカ人の子供たちと色々な体験施設を一緒に回り、一緒に宝探しなどのゲームに挑戦する中で英語力を磨く、というのが最大のポイントです!
とはいえ、アメリカ人の参加者は日本人に比べると圧倒的に少ないです(笑)。まあ仲良くなれればいいね、程度でしょうか。それも小学生が多いので、中学生以降の参加者は殆どいないかもしれません。他方で、中学生以降だとスタッフの先生がガンガン話しかけてきて、何なら小学生のお世話なども英語で手伝うので、それはそれでいい英語の練習になっていそうでした。

1-4.内容は修学旅行+英語のワークシートまたはプレゼンテーション
肝心の内容ですが、開催場所によって内容は変わるのですが、イメージとしては修学旅行で英語も学ぶ感じです。それこそアドベンチャー活動やテーマパーク、博物館などを訪問しながら宝探しなどのゲームをしたり、夕方は宿でキャンプファイヤーや料理をしたり、室内でゲームしたり、英語のワークシートに取り組んだりするようです。上級者レベルだと英語でプレゼンテーションもあったりするので、かなり英語力が鍛えられそうです。

我が家の子供が参加したコース(佐世保)では以下の内容が含まれていました。
・ハウステンボス
・お茶の博物館
・忍者村
・米軍基地
・カヤック

盛り沢山ですが、猛暑の夏に疲れてしまった子もいたり、スケジュールの遅延などで割愛される場合もあるようです。上記のコースでは、お茶の博物館が時間制限のためナシになり、代わりに宿泊先でティーセレモニー、忍者村もその前のカヤックで疲れた子が続出で、割愛して宿泊先に。適当に休んだり、元気な子はゲームをして過ごしたみたいです。米軍基地も許可がおりなかった場合はいけない可能性がある、との但し書きがありましたので、それも了承の上の参加になります。

個人的にはヨーロッパの街並みを再現したハウステンボスや、日本にいながら異文化体験の米軍基地を体験してもらいたかったので、無事両方行けたと聞いてよかった、と思いました(が、子供はハウステンボスの迷路やトリックアートしか印象にないらしく、米軍基地もマクドナルドやサブウェイが日本と違う!とか、食べ物しか印象に残らなかったみたいですが;)。

米軍基地だけは場所が場所だけに撮影許可がおりないので、写真が何も残っていないのは残念ですが、思い出に残ってくれるといいな、と思います(個人的には米軍基地の存在意義については日本人として複雑な感情があるのは否めませんが、まあそれは子供本人が後々学んで考えるようになってくれればと)。

2.子供を参加させた感想

他のキャンプ同様、キャンプ中の写真は後日共有フォルダにアップデートされるので、その中から自分の子を探す感じですが、同じものがインスタにも掲載されます。自分の子は団体の公式サイトへの掲載NGというご家庭は、予め団体及び子供さん自身にも伝えておくといいでしょう。ただし、その場合はそもそも撮影される写真が圧倒的に減ると思いますので、それも含めてOKする事になると思います。

それ以外にスケジュールに変更が生じた場合は登録したメールに都度連絡が入るので、1~2日に1回は近状を知ることが出来ます。ただし、主催者の方がオーストラリア人で、米軍基地の保護者向けと合わせて一斉メールなので、英語のみの場合が多かったです。まあ、日本語訳はコピペでGoogle翻訳などを使ってね、という感じでしょうか。

万一の際には公式LINEなら比較的すぐに返事が来ます。キャンプ中や送迎等での急なトラブルの際にはLINEで問い合わせるといいかと思います。こちらは日本語で問い合わせれば日本語で返信が来ます。

酷暑の夏、親が仕事や体力的理由であちこち連れていけないけれど金でなら思い出作りの体験を買える、というご家庭なら検討の余地はあるかな?という感じです。参加料は正直高い!市の開催する2泊3日とかの何倍もします。だけど、米軍基地って余程のことがなければ入れないですし、家族でハウステンボス行ったって、結局かなりの出費になるよね、と思うんです。特に子供が小学校高学年から中学生以降だと、友達とは喜んで出かけるのにもう家族旅行って行きたがらないですよね。つまんなさそうな子供を無理に引っ張りまわして金使ってイライラするより、同じくらいのお金使うなら「いってらっしゃーい」が楽、と思ってしまった、というのが私の正直な感想です(笑)。我が家は常日頃から私が子供にスパルタ英語指導をしているので、子供から相当嫌な顔されてしまってますが、普段英語とは無縁の生活のお子様なら、頑張って1週間程度、英会話をリアルな場面で使ってみるのも新鮮な体験になると思います。

3.追記・子供談によるキャンプの感想


子供目線なので、どこまで公平かつ真実かはかなり怪しい話になりますが、参考程度に・・・。

*食事は外食が中心

朝・食は宿泊施設ですが(一部料理が活動内容に含まれている場合はありますが)、昼・夕食は外になります。我が家の子供が参加したコースでは、ある日はドミノピザの宅配、ある日はスシローなど、お手軽なものなので、徹底的に栄養面を考慮したご飯でないと!というご家庭には厳しいかも、です。

*お小遣いはなし

お小遣いを使うという場面は設けられていなかったので、お土産を買うという体験が出来なかったのはちょっと残念だったみたいです。特に米軍基地でドルで買い物が少しでも出来れば子供も楽しかったのでしょうが、沢山の子供の買い物を監視するのも難しいと考えたら仕方ないのでしょうね。

*宿泊施設は団体宿泊施設やホテル

事前にスケジュールで宿泊先が知らされますが、基本は青少年の家のような団体宿泊施設で、中には最後の1泊をホテルで、という場合があります。熊本なんかはそれこそキャンプ施設だったりするのかもしれません。ホテルは綺麗なところだったらしく、最後の場所という事もあり、子供はいたく感動しておりました(笑)。

ちなみに我が家の子供はそこにしっかり忘れ物をして帰ってきたので、後日着払いで忘れ物を送ってもらいました。主催団体でもスタッフが出る前に最終チェックはするのでしょうが、立て続けにキャンプを実施して回っているので、最後のキャンプが終わってからでないと落とし物の問い合わせも来ないかもしれません。紛失場所にある程度目星がある場合は、その施設に直接問い合わせる方が早いかと思います。

という事で、我が家の子供サマーキャンプ体験記でした!


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