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[カナダ社会人日記]#ダイバーシティインクージョンと海外の採用(前半)

今回はめっちゃ重い事書きますね。多分英語で書くとスゴイ非難されそうなので、日本語で書きます。この話題友達と話すといっつも悪い方向にヒートアップしてしまうので…

なぜかというと、「差別」という根強い歴史があります。僕が勉強しても、しきれない程の真っ黒で、残忍な歴史で、今でもそれは続いています。悲しい事に…ここを僕は理解してない時の意見です。自分への戒めでもあります

なので、今回は読む根気がある方に読んでほしいと思います!最後まで本当に読んだ方、ぜひ「既読」とコメントしてください(笑) 見出しなしに書き出します。

さて、カナダに来て大学生時代から思ってたことなんですが、企業が社員の割合を肌の色で出したりしてることに驚きました。日本では、社内平均年齢が低い!とか、半分が5年未満の社員です!とかのマーケティングみたいなものか…と理解していました。

これは正直に「人を能力ではなく、肌の色だけ、マーケティングの為に採用している」と理解していました。そして、僕は「それって逆に差別になってない?」と…

本当に公平に人を「採用」という観点で見る場合、隣の人が自分よりどれだけ劣っていても、「肌の色がOOだから!」という理由だけで、自分が不採用になったとしたら…?僕は「はぁ?怒」となります。

「平等」に考えた時に、努力値に変化がある=能力的に採用をすべきだと僕は考えています。ただ、その努力値のパラメーターが人種的好みで、よく見えてしまうことがあるわけです。

例を挙げると、僕が英語で話していても、「東京に行ったことある!」という人と、行ったことない人と同時に会っても、前者の人と話があうので仲良くなりやすかったりします。バックグラウンドが似ると話が合う事が多く、人種的なバックグラウンドは結構似てきます。

人種的文化と言い換えてもいいと思います。これはどこにでも存在する一般的なことですが、多種民族が交わるカナダでは文化同士の衝突、押し付け合い、そこから派生して、差別へと繋がってきました。

どんな単純な事でも「差別」だと捉えられてしまうほど、欧米は敏感です。これには、長い歴史が関係しています。だからこそ、それらをまず無くそう!という動きで、社内の人種平等化的なものが進んでいるという解釈です

CMの出演者がすべて白人!にすると、現在、企業イメージはダウンします。日本でいくら「CMすべて日本人」「映画出演俳優が全員日本人」でも特に問題はないと思います。ただ、多種民族的生活圏は違います。

採用に話を少し戻して、長めに説明すると、「将来的には能力値だけで判断できるようにしたい!」のですが、まだ実行するまでの土俵が整ってない現状でそんな事しても、歴史を遡るだけだと言われています。

だからこそ!

社内がどれだけダイバーシティかを押し出しています。これ別に人種に限った話ではなく、男女平等なんて事も含まれています。日本でも今だに女性に対して、「出産のご予定は?」とか聞く昭和の人間いるじゃないですか(笑)

総じて前半をまとめると…
・人種の違いをマーケティングにしている事に疑問を感じた
・採用に肌の色という観点を入れている事が逆に差別だと考えた
・それには歴史的背景と無意識バイアスがある
・将来的には全員を平等に見たいけど、まだ土俵が整ってない
・だから、採用という入り口から長期的に整えていきたい
・そのためのマーケティングだった
と、いうような順序ですね

ただ、この記事を最後まで読んでくださった方には、追加で次の記事も読んでもらうと、「そんなことも考えなきゃいけないんだ」と思っていただけるかなぁ…?

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