マレーシアのお金を紹介!旧札新札、コインまで!
旅行でも生活でも必要なのが、現地の通貨。
マレーシアの通貨はリンギットと言います。表記はMYR、RMです。
マレーシア国内で一般的に使われているのはRMです。
マレー語は後ろの言葉が前の言葉を服飾します。
そのため、マレーシアリンギットはリンギットマレーシアとなるため、RMなのです。
今回はマレーシアのお金のお話。
紙幣の種類は?
RM1、RM5、RM10、RM20、RM50、RM100、の6種類が出回っています。
RM2も使用可能なようですが、2020年現在では見かけません。
お札の色が違うので、覚えやすいですよ。
まだ、新札と旧札が混ざっていますが、旧札の使用も可能。
ただし、RM5、RM10以外はあまり見かけません。
表は、全てのお札が同じ絵柄ですが、初代国王の「トゥンク・アブドゥル・ラーマン」氏の肖像です。
これはきっとずっと変わらないのでしょうね。
ホログラムになっており、点字も付いています。
RM1冊は青。
上が新札、下が旧札です。
お札によって色が違うので、見分けやすいです。
RM5札は緑。
新札の裏は、国鳥の「ライノソロス・ホーンビル」。
サラワクの鳥と言われています。
こちらは赤いRM10札。
上が新札、下が旧札になります。
大きさがすこーし違います。
裏は新札が国の花、ラフレシア。
旧札は鉄道、飛行機、船ですね。
旧札の方が先進国らしい絵柄なのが不思議です。
RM20札はオレンジ色。
新札の表裏で、裏は海亀が泳いでいます。
RM50札は深い緑色。
こちらも新札のみ。
裏の絵柄は、独立宣言の時のものだとか。
RM100札は紫です。
新札の裏の絵柄はキナバル山。
旧RM1札も裏はキナバル山でしたが、サバ州のキナバル山は、国の象徴なのでしょう。
こう見ると、ボルネオ島のものが多い気がするのは、私だけでしょうか。
両替に行っても全部RM50札でもらうことが多い為、手元にないということも多いRM100札。
流通しているのはMR50の方が多そうです。
そしてこれは今は見かけないRM2札です。
旧札のみです。
コインの種類
コインは、まだ新旧入り混ざっています。
単位はSen(セン)。
現在、5drnが1番小さい単位で、1.2.3.4.6.7.8.9senは、切り捨て、繰り上げとなります。
右が旧貨、左が新貨。
新しいコインはひとまわり小さいので、手に持てばすぐわかります。
50senも、新貨はゴールド、旧貨はサイズが大きいので、見分けやすいでしょう。
20senはこちら。
新20senはゴールドなので見分けやすいです。
大きさが違いますが、旧20senと新10senはパッと見ると似ているので注意してください。
新10senの裏表はこちら。
旧コインの10senと1sen。
10senは使えます。
1senは現在流通していないので使えません。
昔、旅行した時のものが残っていました。
大事に取っておきます。
よくお釣りでもらうのが、20sen2枚と10sen1枚で50senという形。
50sen1枚もらうことは少ないので、よく確認してくださいね。
公用語は?
リンギットと書きますが、ットはつまる音なので、実際はリンギで通じます。
日本だと、「1860円になります。」というように、必ず円をつけますよね。
ところが、マレーシアは、リンギットとは言いません。
senの単位があるからでしょうか、数字だけ言われることがほとんどです。
RM3.5の買い物をした場合
英語だと、スリーフィフティ(3.5)
マレー語では、ティガスタンガッ
中国語だと、サンクァイウー
カタカナ書きですみません。
このどれかです。
中華人民共和国の通貨、元も、公用はkuaiです。
これは塊を意味する言葉なので、リンギットにも普通に使われています。
中にはマレーシアドルと呼ぶ人もいて、「3ドル」と言われてビックリしたことがありました。
マレーシアではマレーシアリンギットしか使えません。
どんな通貨単位で言われてもリンギットの事だと思っていて間違い無いですよ。
スタンガッは半分という意味。
これは時間にも使い、1時半は、サトゥスタンガッ、という風に言います。
覚えておくと便利です。