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笑い地蔵

東京の西武新宿線、野方駅にこぢんまりと商店街があります。
商店街は駅を挟んで南北に連なっているのですが、北口本町通りの路地にお地蔵さんがいらっしゃいました。

名前は、、、笑い地蔵

住宅に囲まれ、その窪みのような場所に祀られていました。

笑い地蔵の奉納は?

家内安全、商売繁盛、除災招福、無病息災、諸願成就。
そんなに欲張っていいんですか??

しかし、実際にこのお地蔵様が置かれてから、この地域の火事が無くなったそうなんですよ。

地元の人に愛される

お地蔵様を道端でみることは多くおりませんが、足を止めて手を合わせるかというと、あまり気に留めたことがないかも知れません。

でも、このお地蔵様ったら、ひっきりなしに人が手を合わせに来るんです。

発見した時に1人拝んでいらして、並んでみました。
拝んだら写真を撮ろうかなと思ってると、後ろに人が待ってます。
という事で、場所をお譲りし、、、
その次を待っていると、また違う方がやってきて待っている様子。

お2人の参拝が終わってから写真を撮ってみましたか、後にもおじさんが待っていた様子。

これ、ほんの10分足らずの出来事なんです。

こんなに愛されてるお地蔵さんっているんですね。

やさしくほほえんでいる小さな地蔵が地域の人たちによって大切に守られているようです。

人々の笑顔と商店街の繁栄を願って安置されたこのお地蔵様。
野方に大火事が起きていないことから「火ぶせの仏様」とも呼ばれているそうなんですよ。

笑い地蔵は他にもあるのか?

お地蔵様は、妖怪と言われることも多かったようです。
各地に笑い地蔵にまつわる話が残されているそうですより

「日本妖怪大全」のほほえんだ〈笑地蔵〉の話は、『本朝俗諺志』に載っているもので、似たような話が『摂津名所図会』にも書かれているそうです。
この『本朝俗諺志』は、文化遺産となっており、デジタルベースで垣間見ることができます。

興味がある方は探してみてください。

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