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マレーシアの温泉文化「Felda Residence Hot Spring」

常夏のマレーシア、想像するのは海!ではないでしょうか。
一年中暑いマレーシアにも、温泉があるって知ってますか?

今回はペラ州のスンガイという町にある温泉施設を紹介します。

ペラ州スンガイってどこ?

クアラルンプールのKLセントラルから北に約130km、ペラ州の州都イポー から南に100kmの町です。
スンガイとはマレー語で「川」という意味。
ここを流れるクラー川源泉の温泉です。

日本の温泉と違う?

マンディ(シャワー)文化のマレーシア人は、普段湯船に浸かることがありません。
バスタブのある家やホテルもありますが、ほとんどが西洋式です。
イギリス領地だったからでしょうか。

日本のように服を脱いで温泉につかる公共浴場はありません。
ではどうしたら良いのか?
水着着用です。
日差しも強いし、イスラム圏のプールや温泉では露出も控えた方が良いでしょう。
男性や子どもでも上半身裸の人はいません。

特にここはローカルの人が多いので、注意してくださいね。

ムスリムの人たちはどうするの?

イスラム教徒の人たちは、肌の露出をしません。
髪の毛も出しません。
海用のレギンスや長袖のラッシュガードを着用すれば可でしょうが、そんなもの着ません。
では、どうするのか?

服のままプールや温泉に入るのです。

え?服のままはいるの?

と思いますよね。
これ、ホントです。
大人が水着を着ていると珍しそうに見られます。
もちろん、子どもは着ている子もいますが、大人は皆無ですね。
トゥドゥンをかぶったままお湯に浸かってます。

お湯に浸かるということ

「肩まであったまって」
小さい頃、お風呂に入ると言われませんでしたか?

湯船の文化がないので、そういう人は少ないです。
肩まであったまる?暑いのに?
と言われそう。

マレーシアで育っても、温泉好きな次男は、36度の湯船に浸かって遊べます。
でも、熱くないの?大丈夫?と声をかけられるんです。
温泉に入っているのは大人のみ、それも足だけか腰まででした。

Felda Residenceの施設は?

源泉は湯気がたつほどの温度で、100度ほどあるようです。

入り口を入ってから10分ほと歩きます。

こんなシャトルサービスもあります。

1人RM2で温泉ゲートまで行ってくれます。

ゲートを入ると左手に30度くらいの広い温泉。
ぬるま湯ですね。あったかいプールと言った感じでした。

正面にはちびっこプール
ここはスライダーなどがあり、子どもが遊べるスペースになっています。
冷水です。

右手の森林浴場の先に、屋根のついた足湯がありました。
屋根付きは、30-35度と表記がありました。

足湯とは知らずどっぷり肩まで使っていましたけど、、、
こちらは40-45度でかなり熱めです。

浅いですが川なので、底は砂。藻が生えているので滑りますよ。

川の上手に行くと温度は更に上がります。
もう足なんかつけられないくらい。
脇に座っているだけでも熱くなってきます。

それもそのはず。

その先には温泉たまごが作れるスペースがありました。

面白いことに、たまごを買い、自分で作るんです。

時間の目安が表記されているんですよ。マレーシアらしいシステムですね。

更に先に進むと、大きなプールに出ます。
スライダーや滝があり、監視員もいます。

砂浜の作りになっていて、だんだん深くなっていきます。
1番深いところで4.5f(1.3Mくらい)です。

同じくペラのタンブンにある温泉とプールの施設もそうでした。

海のない地域だから、やはり海岸に憧れるんでしょうか?

レストランはあるの?

中に1軒レストランがあります。
子供用プールの奥にありました。
ただ、2020年8月現在は、Covid-19、SOPの規定で閉まっていました。

他に、売店があり、カップ麺が売ってます。
アイスやジュースなども置いていました。

写真の売店は奥の大きなプール前にあり、ワッフルやバターコーン、ソーセージ、ナシレマなどを売る売店がありました。

ただ、ほとんどの人が食べ物は持ち込んでいました。
これ、親戚家族の多いマレーシア人の鉄則です。
持ち込み前提なので、しっかり食べられるものは少ないです。

プライベートジャグジー

足湯の近くに、プライベートジャグジーの入り口があります。
今回はいっぱいで入れませんでした。

小さいお風呂...RM50/1時間
大きいお風呂...RM80/1時間

小さい方で8人くらいまで入れるそうです。

実際入ってないのでなんとも言えませんが、この手のお風呂は自分でお湯を溜めるところから始まります。
下手したら掃除からです。
出る時もお湯を脱いてざっと流しておくのがマナーだと思うのですが。

プライベートなので好みの湯加減にできますし、裸で入れるのは嬉しいですよね。

入場料は

施設入り口でお金を払います。

大人...RM15
子供...RM12(12歳まで)
幼児...無料(5歳まで)

特に個別に年齢を聞かれませんでした。
自己申告です。

お金を払うと、リストバンドが手渡されます。
中のチェックもありませんが、入場料を払った印になります。

2020年8月SOPプロモーションで1人RM10

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