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マレーシア、サバのトラディショナルフード・butod

マレーシアのサバ州はボルネオ島にあります。
ここでの貴重なタンパク質、butodという食べ物があります。

butodの正体は?

butodはドゥスン語で、英語ではSago wormと言います。
どちらでも通じますが、その正体は!

幼虫です!
サバのローカル民族の大事なタンパク源!
ナシゴレンにのっていたりすることもあるみたいですよ。

タムー (テンポラリーな市場)で探してみたこともありますが、残念ながら出会えませんでした。

どうやって食べるの?

ゴレンゴレンと呼ぶ火を通したもの。

炒めるという意味ですが、実際にどう調理してるかは不明。
それと、です。

頭の部分は硬いので、歯で食いちぎり頭以外のところを食べます。
黒い部分が頭なので、見てすぐにわかりますよ。

ただ、生の場合虫も動きますのでー
かなり気合いが必要でしょうね。

メニューは

サゴワーム寿司
さごワームピザ
サゴワーム
生サゴワーム

お寿司形は、タマゴのように海苔が巻いてあり、そこにかわいく挟まっています。
ちっともかわいくありませんけど。

サゴワームピザは、24cmほどのピザ1切れずつにもれなく乗っています。

そして、サゴワームのみ。

こちらが生と炒めたものが選べます。

ピザともご飯とも一緒に食べたくない、生は絶対嫌だ。

という訳で、選択の余地もなくゴレンゴレンになりました。

お皿にフレッシュレタスとサゴワーム3匹が乗って出てきました。

お味は


一応薬味のような感じでサンバルが別皿で添えられてきます。
写真はサゴワームにサンバルを乗せているところですね。

が、噛み応えありありで、ちょっと付けたサンバルの味なんてどこへやら。

正直覚えていません・・・・

生のまま食べたチャレンジャーな知り合いは、

生きたまま頭をちぎるのがいやで、そのまま飲み込んだ、という人や

頭もかじって食べたという人も。

ピーナッツのカスみたいに固いのだそうです。

ローカルの人は本当に食べるのか?

食べているのは見たことがありません。

が、好き嫌いはあれど、食べる人が多いようですよ。
日本人にとっての納豆みたいなものでしょうか。
食べられないと「えー?お前納豆嫌いなの?」ってな反応なのかもしれませんね。

ナイトマーケットではナシゴレンサゴワームなんてものも買えます。

サゴワーム以外にも、カザダン・ドゥスンのトラディッショナルフードはたくさんありますよ。

トラディッショナルフードの紹介

どこで食べられるの?

D'PLACE

ここは、カザダンドゥスン料理が食べられるお店で、夜はダンスショーもあるんです。

コタキナバルのヒルトンホテル近くのshellビルの中にあり、観光客も多く来る店ですよ。

29, Jalan Tunku Abdul Rahman, Pusat Bandar Kota Kinabalu, 88000 Kota Kinabalu, Sabah, 

サバに来たらぜひ食べてから帰りましょう。


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