マレーシアのブルーモスク
ブルーモスクと言えばトルコのイスタンブールを連想しますが、マレーシアにもブルーモスクと称されるモスクがあります。
2003年に訪れました。
ブルーモスクとは
モスクの名前は
Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque
湖畔に浮かぶ美しいモスクです。
東南アジアでは2番目に大きいというこのモスク、なんと24,000人も入れるんです。
ミナレット(塔)の数にも注目です。初期のイスラム教で、ミナレットは権威の象徴となっていたのです。
ブルーモスクのミナレットは4つ、しかも高さ140mもあるんですよ。
これは必見です。
行き方は
クアラルンプールからほど近い、シャーアラムという町にあります。
当時電車は開通しておらず、路線バスで1時間以上かけていきましたが、現在は電車も通っています。
高速を使えばKLセントラル駅から車で30分程度でいけるようですよ。
当時、バンコク銀行の前から出る338番バスがシャーアラム行きでしたが、バスターミナルも綺麗になり変わっています。
パサールシニ駅(Pasar Seni)から750番バス
Hentian Pasat Bandar Shah Alamで下車します。
ここからテクテクあるいて15分ほど。
料金RM3.0(約90円)
電車で行く場合は、KTMコミューターを使います。
KLセントラル(KL Sentral)からシャーアラム(Shah Alam)まで約30分で
RN2.50。
駅から2kmほどあるのでタクシーで行くと良いでしょう。
暑いですしね。
博物館
となりにあるのがスルタン•アラム•シャー博物館。
セランゴール州の歴史や文化、自然史から芸術品、スポーツに関するものまで展示されています。
徒歩5分なので、ぜひ足をのばしてみましょう。
服装は?
バジュマラユにトドゥンを被っていきましたが、異教徒はガウンを着ないとダメだそうです。
この辺は州によっても大きく違うように感じます。
と言うわけで、あまり気にしなくて良いとは思います。
ただ、シャーアラムはムスリム色の強い地域なので、肌を露出した服装は控えたほうがよいかも知れません。
ということで、炎天下長袖の服を2枚切る羽目になりました。
KLに住む友人の家に押しかけ(なにせKLに着いてから泊めてくれと電話をしたので)行くところもなく決めたシャーアラム。
1日モスクで過ごそうと、瀬戸内寂聴の本を借り、モスクの地べたに座り込み読んでいました。
時々覗く、モスクの中のステンドガラス、これもまたブルー一色でとても綺麗でした。
写真は外しか許されてないのでありません。
10時から夕方5時まで、静かでのんびりした読書時間が持てました。
お昼休憩は外に出されましたが、歩いていけるところにテントが張られたkedaiがありましたよ。
今はお洒落なお店ができてるかも知れませんね。