見出し画像

マレーシアの洞窟Gua Tempurung

マレーシア、イポーの観光地とされているグア・テンプリング。

後で調べてびっくり!
マレー半島で最大級の洞窟であり、サラワクのニアケイブやムルケイブと並ぶほどすごいようです。

ニアケイブは行ったことがありますが、確かにニアを思い出す雰囲気はありました。
ただし、covid-19の規制下だったため、トーチライトやヘルメットが必要になる場所は立ち入り禁止でした。

それでも、往復1時間みっちり歩きました。

名前の由来は?

Guaはマレー語で洞窟、Caveのこと。ではTempurungはというと、マレー語でヤシの皮の固い部分を指すのだそうです。洞窟の天井がココナッツの形に似ていることからGua Tempurungと呼ばれているのです。

よく観察してみてくださいね。

どこにあるの?

ガイドブックなどにはイポー近郊と書かれてますが、正確にはペラ州のゴペンという街にあります。
ゴペンはイポーから約25kmほど。
イポーもかなり広いので誤差はあると思いますが、時間にして30分から40分程度でしょう。

ゴペンに高速のインターチェンジがあります。

自分で運転する場合、高速を降りて突き当たりの大通りに出たら左折です。
道沿いにGUA TEMPURUNGと大きく書かれた石の看板があります。
ただし、イポー方面から来ると見えませんので、ナビの利用をお勧めします。
イポー方面から看板の道を左に曲がり、あとはひたすらまっすぐ道なりに進むと、GUA TEMPURUNGに到着です。

入場料は?

4コースあります。

①Tour1:大人RM40/子どもRM10:所要時間目安40分
②Tour2:大人RM30/子どもRM15:所要時間目安1時間
③Tour3:大人RM40/子どもRM20:所要時間目安3時間
④Tour4:大人RM50/子どもRM25:所要時間目安4時間

①と②はDryTourとも言われ、洞窟の中を歩くので濡れません。

③と④は川の中に入るのでWetTourと言われています。

③④の着替えは必須ですが、①②も汗をかくので着替えはあった方が良いでしょう。水分も忘れずに。
ドライコースはライトアップされているのでトーチライトは不要ですが、良く見たいという方は持参をおすすめします。

※外国人価格

※写真のMyCardという値段表はマレーシア人価格です。私が行ったのは観光客を受け入れていない時だったので自動的にマレーシア人値段になりました。マレーシア居住者がローカル値段になるかどうかは分かりません。交渉してみてくださいね。

何がすごいの?

何といっても長さ3kmを超える規模で、マレー半島でも最大級ということ。

この石灰石の洞窟は紀元前8.000年ごろからあると推測されているんですよ。5つの大きなドームからなる洞窟は、共産党者の隠れ家だった、太平洋戦争時に日本軍が隠れていたなどと言われています。

この辺りは錫が採れて栄えた土地として有名ですが、1970年代からは錫の発掘も行われていました。

石灰石の洞窟は日本にもあるのでさして珍しくはないかも知れません。

ここの洞窟がすごいのは水中を歩くアクティビティになっているところでしょう。もちろん、熱帯雨林でしか見られない昆虫類も必見です。

Wind Tornnel

歩道をずっと登っていくと、ウィンドトンネル(風のトンネル)に出ます。
ムル洞窟にWind Caveというのがありますが、ここはこのトンネルだけ風が抜けるのです。
涼しいので一休みできます。

Gua Tempurung

add:Pusat Pelancongan Gua Tempurung,, 31600 Gopeng, Negeri Perak, Malaysia

phone:+60125292426

HP:http://www.guatempurung.my/

※通常は11AM~18PMのようですが、2020年8月現在16:30までとなっています。また、ガイドが必要なWetTourは執り行っていません。

事前に確認してください。




   

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?