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世界に2つの7つ星ホテル「ブルネイ・ダルサラーム王国のThe Empire Brunei」
7つ星ホテルと呼ばれるホテルが、世界に2つあるってご存知ですか?
1つは、ドバイのブルジュ アル アラブ(Burj Al Arab )
もうひとつが、ブルネイ・ダルサラームのエンパイア・ブルネイです。
公式には5つ星ですが、そのゴージャスさは5つ星を上回ります。
ブルネイの7つ星ホテルにとまってみました。
エンパイア・ブルネイとは?
石油王国ブルネイのこのホテルは「国営」ホテルです。
敷地面積はなんと180ヘクタール。
東京都の昭和記念公園と同じ広さです。
15以上の建物、ゴルフコース、ビーチ、ラグーン、5つのプール、レストラン、キッズクラブ。
更に映画館、シアター、ジム、スパ。
ジム施設には、公式バドミントンコートが2つ、ビリヤード台が3つ、バスケットのハーフコートにスカッシュコート。
8レーン連なったほんかくてきなポーリング場まであるのです。
1週間いても遊び足りないほどの充実した施設を備えているんですよ。
アトリウムビルディング
ホテル中心となるのがこちらの建物。
チェックインカウンターもここにあります。
高い天井、広い空間もすごいのですが、ふんだんに使った大理石と金!
圧倒されるほどの建物です。
朝食もこの建物になります。
エレベーターもきんきらきん。
エレベーター内部もすごいです。
トイレもゴージャス。
おしぼりが置かれているサービスもすごいですよね。
ここから、イーストアトリウムとウエストアトリウムと呼ばれる宿泊できる建物につながっています。
チェックイン時間より早く着いてしまったのですが、急いで用意します(時間かかりましたが)と言ってくれ、気持ち良い対応でした。
暑いブルネイですが、建物内は湿度0と言っていいほど快適。
ずっといると寒いですけどね。
シービュー
宿泊したのは、アトリウムから少し離れたシービュー。
名前の通り海が一望できます。
海に向かってテラスがありますが、各部屋の作りがまっすぐでないので、隣のテラスが見えない作りになってます。
部屋を入るとまず左手が仕切られていて、クローゼットとスーツケース置き場。
アイロンとアイロン台ももちろん付いてます。
普通の部屋なのでベッドルームは広い!といった訳ではありませんが、広さは十分。
親子5人で泊まりましたが、シングルが2つというので、エキストラベッドを入れてもらいました。
上の写真がシングル2つです。
が、結果エキストラベットは誰も使わなかったくらい十分な広さのシングルでした。
ダブルといってもいいくらい。
部屋の広さと同じくらいのバスルーム。
シャワールームにトイレ、バスタブ、洗面台が2つ。
贅沢なくらい広く、お風呂の時間が一番楽しかったような。
窓からはテラス越しに海が見えます。
テラスもゆったり広く、のんびり海を眺めるのに最適。
遠くにセリアの油田が見えました。
Wi-Fiは各部屋ごとのIDとパスワードを利用。
そのため、部屋から出ると繋がらないこともありましたが、セキュリティーもしっかりしています。
部屋の温度も小数点第一位まで設定できるので、好みに合わせて調節できるという気遣い。
ベッドの寝心地が最高でした。
プール
全てのプールには行けませんでしたが、3つのプールをはしごしました。
移動はカートです。
お子様用プールは海をイメージして作られていて、砂浜の砂が敷かれてます。
滑り台に、砂浜には小さなプレイグランド。
エントランスで名前の記入をしタオルをもらいますが、キッズスペースではクラフト製作もさせてもらえました。
目の前がラグーン。
有料でパドルボートもできます。
海に沿って横長なのでたっぷり楽しめますよ。
もう一つはアトリウムの周りを川のように流れるプール。
深さはそれぞれですが、橋をくぐる箇所もあり、こちらも親子で楽しめます。
それぞれの場所でタオルを借りて返却するので、タオルを持ち歩くこともないし、濡れたタオルを使うこともないんです。
そして、かなりしっかりしたタオル。
5つ預かったらズッシリするほど重かった。
シアターと映画館
カートがグルグル回っているので、希望の場所に行くことができます。
アトリウムから10分ほどで映画館に到着。
残念ながら時間が合わず映画館は見られませんでしたが、なんと3シアターもある贅沢さ。
1人B$8でした。
シアターは閉まってましたね。
ジム施設は12歳以下が不可ということで行けず。
レストラン
マレー語でビーチを表す”パンタイ”というレストランが海沿いに建っています。
こちらは夜だけの営業。
そして海の上に浮かぶチャイニーズレストラン。
この日は大晦日で、ニューイヤーイヴディナーは全て予約いっぱい。
ということで、アトリウム上のイタリアンレストランに行きました。
シルバーに注目です。
文字通りのシルバー。純銀製のスプーンとフォーク。
よく味わうと重みが違います。
アイスクリームもこんな感じで出てきます。
食事途中に、プールで遊び疲れた次男が寝てしまきましたが、すかさず椅子がもう一つ用意され、枕がわりのクッションとブランケットに包まれました。
モーニングブュッフェ
柱の横、半円に飛び出した2フロアがモーニングブュッフェの場所になります。
どれだけの高さかわかるでしょうか。
マレー料理、西洋料理、ハラルディムサムとよりどりみどり。
フルーツが輸入品なため、りんごとかオレンジ、あまり甘くないすいかだったのが残念な点です。
大理石の柱を眺めながなの朝食は贅沢ですよ。
ホテルの場所は
ブルネイ市内から車で30分、ジュルドンという地区にあります。
ミニバンで出かけていた人もいたので、送迎などもお願いできそうですよ。
私は車で行きましたが、地下駐車場がたっぷりありました。
暑い国では炎天下車を外に置いておくのはかなり痛むのです。
高級車ばかり泊まってましたけどね。
ブルネイに行ったら、いや、エンパイアホテルに泊まるためにブルネイに行くのもおすすめです。
The Empire hotel : Kg Jerudong, Muara - Tutong Hwy, Brunei BG3122 +6732418888 / http://www.theempirehotel.com/