【岡山 大学受験 理系科目】
岡山で理系に強い個別指導・岡山進学研究塾です。今回は高3夏から追い上げる物理・化学です。岡山県の高等学校は英数国に比べ理科の進捗が遅く、受験までにハイレベルで仕上げることを考えると困惑される方が多くおられます。そこで、原理の理解から共通テストレベルまでの演習をこの夏で消化してしまおう、というコンセプトで物化の強化を予定しています。尚、当塾は個別指導ですので個人差が生じます。余力のある方は当然、2次のレベルで取り組むことになります。
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岡進研夏期講習
講習については以下をご覧ください。また、ご不明な点やご質問は校舎公式ラインまでお問い合わせください。
大学受験物理
大きく5つの単元に分かれます。
・力学
・電磁気学(回路系問題、電界・磁界問題、その他)
・熱力学
・波動
・原子
この内、もっとも重要なのは力学です。力学の構造と体系を根底から理解できれば他の単元へ応用が利きます。夏期講習ではまず力学の基本を指導と演習によってマスターすることを前提としています。ご参考に解説ページもございますので、ご覧ください(指導ではこの程度ではなく、もっと詳細にお話いたします)。ちなみに、この夏場で原子まで手を付ける必要はありません。力学・電磁気学を軸として、もう一単元まで手を付けるだけでも秋以降の追い込みが全くの別物となるらです。
力学のテーマ
・保存系と非保存系
・内力と外力
これらを理解して運動方程式を立てることができる、力学的エネルギー保存則を使いこなすことができる。こうした根底からの理解を趣旨としています。保存則を用いた簡単な例を以下に添付しておきます。
また、単元ごとに入試問題での頻出問題や解法の流れも詳細にお伝えいたします。
電磁気学のテーマ
・電気回路
・電界と磁界
この二つが主となります。勿論、電気力線などその他にも重要な要素はございますが、要約したものをここでは記載いたします。
〈電気回路〉
・コイル(電磁誘導による誘導起電力の発生)とコンデンサ(充電と放電)の基本特性を理解し、電気抵抗との複合問題が解けるまでは必須。さらに直流回路と交流回路でどのような違いが生じるかを理解した上で問題が解けることを前提としています。余裕のある方は微分方程式を用いた回路方程式としての解法もお伝えいたします(高校範囲を超えます)。
〈電気と磁界〉
任意の磁界と電界中に点電荷を与えた場合の電荷の運動と、磁界中に存在する導体棒に電流を流した場合のそれらの運動を理解すること、また、運動方程式による解法が参考書の解答レベル程度ではなく、式に至るまでの背景も完全に理解していただくよう配慮しています。こちらは共通テストもそうですが、多くの大学の2次試験で頻出問題であり、夏場の時点で抑えておく必要性が高いものです。
〈熱力学・波動〉
力学・電磁気学を学び、さらに時間が許せばこちらにも手を付けます。しかし、講習期間が1か月であることを考慮すると正直難しかと思います。よって、ここでは詳細を述べることは割愛いたします。手を付ける単元は講習中に希望があれば個々に応じます。
大学受験化学
・理論化学
・無機化学
・有機化学
この三つに分かれます。この内、講習で重要視するのは理論化学です。夏場の時点で理論と有機を網羅しておけば、入試の時期には現役高校生でも旧帝大レベルへ追いつくことは可能です(東大は別物と考えてください。京都以下とレベルが異なります)。
理論化学のテーマ
① 原子や分子、イオンの構造
② 物質の状態変化、気体の圧力や温度体積
③ 反応速度と化学平衡
④ 気体と個体の溶解
➄ 酸化・還元と電池・電気分解
こうした小テーマに分割することができます。この内、①は数学の空間図形のノウハウを使用して解きます(そこまで難しいことではありません)。②は物理の熱力学と被るところもあり、状態変化(例:気液平衡など)は化学特有のものとなります。いずれにしても、テーマごとに要する基礎知識と計算式へ当てはめるまでの過程を確実なものとすることが重要です。参考例を以下に添付しておきます(当然、指導ではこれら以上のことを実施いたします)。
有機化学のテーマ
理論化学のあとは教育課程順で言えば無機化学なのですが、無機のベースは暗記で処理できる範疇ですのでここでは割愛します。そして、有機化学もいくつかの小テーマに分類することができます。
・脂肪族
・芳香族
・高分子化合物(天然高分子、合成高分子)
いずれにせよ有機化学のメインテーマは構造決定問題です。炭素の並びからシス・トランス異性体、光学異性体など有機化学の構造には決まった法則(パターン)が存在し、問題解法時はそれらを見抜いて解くことがメインテーマです。指導時はパターンを理解していただくことと、構造を決める順序を理解できるように方向づけいたします。
大学受験における理科の立ち位置
国立受験の場合、まず主は英数国となります。今回の記事はこの3教科(少なくとも英数まで)を得意とまで言わずとも、苦にしていない高3理系の方向けに発信していることをご理解ください。もちろん、英語や数学が苦手な方はそちらを履修してくださって構いません。1科目履修からでも学力を上げることができるのが岡進研の強みですので。
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