見出し画像

そうだ、喜望峰へチャリでいこう。ケープタウン観光一番の思い出になること間違いなし!

皆さま、おはようございます。
エジプト留学体験記という名の本noteですが、番外編です。
今回は2024年2月に南アフリカ・ケープタウンの喜望峰(cape of good hope)に自転車で行ったお話をしたいと思います。ネット上に情報が少なく、若干大変だったのでここらで共有しておきます!

*2023年の春にエジプト留学を終え、帰国後は夏にアジア横断、冬にアフリカ縦断をしてたんです。てなことで今後は、エジプト留学話および旅行話を気分で更新していこうと思います。

①喜望峰とは

皆さまご承知かと思いますが、喜望峰について少し説明させていただきます!
喜望峰とは、、、以下をご覧ください笑。

はい。アフリカ大陸の最西南端です。大航海時代にポルトガル人のバルトロメウ・ディアスが発見し、インド航路への可能性を切り拓いたというロマン溢れる場所です!
現在は観光地として人気を博しています。



②喜望峰への行き方

主な行き方は3つ!
①ツアー
②レンタカー
③自転車

喜望峰は、ケープタウンの中心地から車で片道90分ほどにあります。
こんなに遠いわりに公共交通機関は使えないんです。

①ツアーでは、バス等に乗り効率的に観光を楽しむことができます。ツアー数はたくさんあるので、参加できないということもないでしょう。予算は5,000円~といったところでしょうか。国立公園入場料がツアー代金に含まれているか、要確認です。
②レンタカーは、プライベートで綺麗な自然を楽しめるのが良いですね。詳細は不明ですが、1日あたり3,000円~借りられるものもあるようです。国立公園入場料が追加で、3,000~5,000円くらいかかります(うろ覚え)。国際免許証等が必要とある可能性があるので、事前にお調べいただくよう、お願い致します。
③自転車は、自然をダイレクトに感じられること&達成感があることが何よりの魅力です。料金は3,600円+国立公園入場料3,120円程度です。詳細は後述しますが、非常にしんどいので、強い覚悟がある方以外はおすすめしません。

③喜望峰に行く自転車を借りよう!

上述のとおり、ケープタウンから喜望峰までは車で約片道70km、90分という遠さです。
なお、自転車は順調に進んで、時速20㎞程度だそうです。つまりケープタウンから喜望峰まで、休憩なしで片道3時間以上かかる想定です。しかも、喜望峰の国立公園はか~なりの坂道ですので、一般の人であれば片道5時間以上はかかるでしょう。

ぶっちゃけ片道5時間は無謀です。なのでfish hoekまたはsimons townから自転車をレンタルするのが現実的な方法となります。
私は最初、メールで以下のお店を予約していました。fish hoekの手前にあるお店です。

https://www.irideafrica.com/

しかし前日になっても何も返信が来ず、不安に思いつつも当日朝突っ込んでみました。
結果、「メールは届いていない。自転車の整備をするエンジニアは今日来ないから、君に貸すことはできない。」と言われました笑
ケープタウン最終日にして、喜望峰に行けないかもしれないという怒りと焦りと悲しさに打ちひしがれましたが、なんとか他のレンタルショップを探すことに成功!

お世話になったのは、以下のお店になります。結果としては大正解でした(前のお店で借りていたら距離的に無理でした笑)!
このお店から、喜望峰まで往復約50㎞あります。

私がマウンテンバイク初心者ということもあり、電動自転車を強く推されましたが、無理やり普通のマウンテンバイクを借りました。
マウンテンバイクは1日450R(≒3,600円@8R/円)、電動自転車は1日550Rです。原付もありました笑

レンタルしたマウンテンバイク


閉店は16:30だけど、間に合わない場合はwhatsappくれればいいからという、気前の良いオーナーに見送られ、出発です!

④道中の様子

ギアの使い方とか良くわかりませんが、ひたすら漕ぎます。
一本道なので迷う心配はありません。しばらく進むと、もう海が綺麗!!感動!!

開始30分ほどで、電動自転車にすべきだったなと思いつつ、休憩。
もうね、ずっと坂なんです。とにかく坂。

しばらく進むと国立公園の入り口です!
しかし、ここからがまた長いのです、、ずっと坂だし。

国立公園の中は、植物がいっぱい。なんとアフリカの植生の20%近くが集まっているのだとかいないとか。
道にヒヒやダチョウもいて、私はダチョウと10秒くらい一緒に走るという貴重な経験ができました!!

そしてこの看板を右に曲がると、ゴールは目前、、、

⑤喜望峰到着!!

ついに喜望峰到着です!!!やりきった!!!
往路所要時間約1時間30分
記念撮影をします。

足はへとへとですが、崖をのぼります。

風が強い。歴史のロマンを感じつつ、お菓子を食べます。(もっと食べ物をしっかり用意するべきでした。。。)

近くに灯台なんかもあるそうですが、体力的にそれどころではありませんでした笑

帰りは、国立公園内はほぼ上り坂、、、
地獄です。ヤマアラシ?のトゲもみつけました。


恥ずかしながら帰路はほぼほぼ手押しで歩いていましたが、後半はもうエネルギーが尽きて歩くのもやっとでした。。
途中歩いていた一般人のおばちゃんに頼み込んで、パンをいただきました(お金は払いました)。

これが神で神で。なんとかレンタルショップまでたどり着きました。
とっくに閉店の16:30を過ぎていましたが、偶然買い物帰りのオーナーに会い無事に自転車を返却できました!復路所要時間約3時間。。。

⑥寄り道のご案内

simons townにほど近い場所にボウルダーズ・ビーチというケープペンギンの生息地があり、観光地となっております。

看板がとても可愛い


入場料は190R(≒1,520円)。
大体のツアーには組み込まれている場所です。帰り道にあるので、興味のある方は是非。



⑦ホテルへ帰還、今回の教訓

電車で途中まで帰る選択肢もありますが、へとへとなのでUBER召喚!
よく頑張りました。なお、UBER代は150R(≒1,200円)ほど。

何がしんどかったかというと、日焼けと食料不足。
飲み水はたっぷり用意してたんですけど、食事は小さいお菓子のみと、舐めてました。はい。あと、日焼けえぐすぎて、1週間くらいはシャワーがしんどかったです。
自転車で喜望峰に行かれる方は計画的に!
あと、おそらく前輪がパンクしていたので、しっかり確認してください笑

⑧まとめ

喜望峰に自転車で行った経験は、最高でした。
自然は綺麗、冒険心はくすぐられ、野生動物に会え、さらに話のネタになります笑
お金では決して買えない貴重なものです。

一方、体力に自信のある方・根性のある方でなければ厳しいでしょう(電動自転車ならいくらか楽かもですが)。
もし行かれる方は、水、食料と日焼け止めをお忘れなく!

しかも普通にお金かかります。たぶんツアーとそんなに変わらないです。
でも最高の経験です!
覚悟をもって、是非トライしてみてください!

それではまた。

いいなと思ったら応援しよう!