安倍首相が辞任した日
こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。
普段は「Aoneko Lab」というサイトに記事を投稿しています。
本日、令和2年8月28日(金)に安倍総理大臣は体調不良の都合から、総理大臣を辞任されました。
歴代の総理大臣の中でも心に残る総理大臣でしたので、安倍総理がこれまでにしてこられたことの振り返りと、今後の日本について思うことなどをちょこっと綴っていきたいと思います。
安倍首相の実績
安倍総理は、日本経済の「デフレからの脱却」を掲げて、以下の3本柱としたアベノミクスを推進してきました。
1. 大胆な金融政策
2. 機動的な財政政策
3. 民間投資を喚起する成長戦略
結果として、大規模な金融緩和策によって過度な円高は是正され、株価も安倍政権発足時の約2倍に上昇し、2017年後半からは日経平均はほぼ2万円以上の水準で推移していました。
ただこれには日銀が禁断の「株価底上げ策」で支えていたこともありますし、「アベノミクス」はインフレ目標を2%に設定していましたが、結局この数値目標は達成できませんでした。
一方で、経済の側面だけではなく、憲法改正など、国家のことを誰よりも考え、心から日本を愛して、内閣総理大臣という重役をされてこられました。
安倍さんでできなかったら、憲法改正は誰がやるのか?
そんなことを思っているのは私だけではないと思います。
ポスト安倍(次期新総理)は現状維持が優先か?
新型コロナウイルスの影響もあり、安倍首相が退陣した後も当面の間、景気に配慮していく必要があるため、現実的にはマクロ経済政策に大きな修正が加えられる可能性は少ないとみています。
上記の理由とポスト安倍の面子を鑑みると、総理が変わっても経済政策の現状維持が優先されると考えています。
日米の連携も心配です。トランプ大統領とあれだけ親密なコミュニケーションをとれる方はなかなかいないでしょう。
昨今、中国の国力が目を離せないほど強くなってきておりますので、しっかりと外交のできる方が次期総理に選ばれてほしいと願っております。
それでも新しい時代はやってくる
安倍首相は「デフレからの脱却」として、日本経済に梃子を入れました。
そんな最中に発生した新型コロナウイルス。
コロナの感染拡大が社会を一変させて、人々は変化と向き合わざるを得なくなり、同時に国内総生産(GDP)も落ち込み、安倍政権の7年半で積み上げた「経済力」という国富が蒸発しました。
今回の安倍総理辞任を受けて、改めて感じたことは、国も個人も「経済力」だけではなく、「経済+α(プラスアルファ)」が求められる時代にパラダイムシフトしていくだろうということです。
今までの以上に一人一人がそれぞれに見合った生き方を模索していかなければならない時代がやってきます。
このことに関しては、過去の記事にも書いておりますので、よろしければ読んでみてください。
私自身、時代の変化と共に流動的に動けるように自分のできる努力を日々重ねています。よく言われることですが、一日一日を大切にして、小さな成長を積み重ねていくことが大切だと思っています。
安倍総理、お疲れ様でした。
最後になりますが、私が言いたいことはただ一つです。
安倍総理、長い間本当にお疲れ様でした。
長期に渡り、国を引っ張ってきてくださり、本当に感謝いたします。
しばらくはゆっくりと静養されて下さい。
Photo:Instagram(@shinzoabe)