吉村イソジン事件を正しく理解するためのnote（論文、症例報告のソース有）
個人的なメモがわりなので簡単に書きます。
例のイソジン（ポビドンヨード ）会見ですが、個人的には評価するのはまだ早いと思ってます。重要なのは以下の点。
感染拡大を抑制するのか？
重症化を抑制するのか？
甲状腺機能を低下させるのか？
世界初のインビボでのstudy
ほとんどの人が知らないと思いますが、ポビドンヨード（PVP-I）のSARS-CoV-2に対する効果の研究は海外でもいくつかインビボで検証中です。
以下の2つは現在検証中のもの。どちらも、PVP-Iによるうがいが、感染拡大の抑制効果があるかを確かめる研究。結果が出るのは2021年5月の予定。このあたりの研究結果が出るのを待ちましょう。
これは、PVP-Iでうがい、点鼻したときの副反応に関する研究。0.5%で30秒うがいした場合は特に目立ったアレルギー反応はないとのこと。
「新生児における甲状腺機能低下の報告」のソースはこれです。
普通の人がイソジンでうがいするのとは全然状況が違うというのは読めばわかります。
PVP-Iによるうがいより、水でのうがいの方が効果的とする報告のソースはこれ。
自分もまだちゃんと読んでないですが、TV、新聞、ネットでしかこの情報に触れてない人は読んだ方が良いですよ。印象が変わります。
サムネイルは日本経済新聞の記事より引用。
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