ファンサービス

僕は、代表的な物がアイドルかなと思ってます。

アイドルの方々は、非常にわかりやすい。

アイドルは和訳して《偶像》信仰などの対象とするもの。

ファンサービスとはある種、新しい信仰を作るようなものだと思います。

そのやり方はもちろん個人の引き出しの数だけあります。

❶一生懸命汗をかいて、没頭する姿を見せる人

❷カリスマ的才能を持ち、求められる事に対して圧倒的に実績を出せる人

❸自分の強みを理解し、研ぎ澄まし、発信し続ける人

もしくは、❹自分をひたすらに隠し続ける人

正解も不正解も無いとは思います。



ただ、ただですよ。

最近非常に感じる事があって、


何事も中途半端な奴の、《教徒》には誰しもがならないと、非常に強く思います。

要するにファンサービスである以上

偶像である以上、

信仰の対象である以上、

自分の表現が中途半端な奴はやはり人より頭一つ出る事は無いと思います。

ファッションとしても、仕事としても。


では、その表現するツールとして、

❶直接顔と顔を合わせて見せる表現

❷SNSなどを通じて自分を発信する表現

現状大きく二つだとして、

今後、アパレル産業、小売業を現場で行なっていく以上、上記の二つは必ず深くコミットしておく必要があるのは明瞭。


今回のコロナウイルスによる被害は本当に悲惨な物です。

この世界の危機の中で、私達小売企業の現場も大きくパラダイムシフトが起こりました。

インバウンドだけに頼ってしまった企業、店。

過去、その場しのぎのトレンドにあぐらをかいていた企業、店。

新しいコトを始める時、躊躇し、過去の蓄積だけを守りぬこうとしてきた企業、個人。

大変苦しい思いをしているかと思います。

この変化に《対応できる能力》を蓄積、リスクヘッジを怠らず事前準備、または先見の明を持って新しいコトを始めていた方々は必ず生き残る世の中に、なった訳です。




ただ、今、僕らはTOKYO BASEという籠の中にいます。

こうしてご飯が食べれている事、非常に、有難いと、強く会社に感謝するべきです。


ただそれでも、このパラダイムシフトに取り残されてる《個人》が、大多数いると強く思います。



僕が対応出来てるから出来ていないかは置いといたとして、

常にそこを追い求めて僕は深く、深く、より鋭くなるにはどうしたらいいか、日々考えて行動しているつもりです。






《ファンサービス》です。

この危機の中、生き残っていく為には、ツールを上手く使い抜く事だけでは無いです。

お客様の顔を思い浮かべて、

自分が生きてきた20数年の蓄積を強く尖らし、光らせ、発信していく事。

そこへ共感を抱いて頂く=教徒になって頂く為には、中途半端では絶対にいけません。


お客様は、今後さらにお買い物の手段が利便化していきます。

僕らが今行っているコトも、また、当たり前になります。そして時代遅れになります。

そんな中、この瞬間に、まだ


似たような事を、似たように、行う

出来る事をやらずに格好をつけている

そもそも気持ちで戦うつもりのない自称カリスマおしゃれ気取り


な販売員がいる。

腹が立つ。




ファッションは歴史です。

ファッションは感性です。

ファッションは鏡です。




そもそも個人が自身の人生を深く追求し、深く愛して、深くストロングポイントと向き合う事をしなければ、

ファンはファッションとしても、個人の魅力に、気づく事はありません。



TOKYO BASEという籠の中にいる以上、個人が個人のファンだと思っているうちの2/3はTOKYOBASEのファンです。

揺るぎない事実です。




そんな中でも、

結果を出してる仲間がいるじゃないですか。そうして努力してる仲間がいるじゃないですか。

結果を羨むばかりでいるなら、

努力をしましょうよ



僕らの会社も転換期です。

騙し騙しの、現場だけの《営業力》なんか長所じゃないですから。



自分のストロングポイント。

そこにファンがどれだけ魅力を感じるか。

それをどう発信する事が1番ベストか。

その為に用いるツールは?SNSは?

発信の仕方は?どのような写真を?動画を?はたまたライブ?それともライフスタイル?

こうして文章で伝える事?

youtube?

好きなブランドは?好きなファッションは?

なぜファッションが好きなのか?

ファッションを好きになったきっかけは?

あなただけの、個性は?




考えて突き抜けたアイドルは、

おそらく皆さん必ず知っている名前の方々だと思いますよ。





僕らも、考えて突き抜けるべきではないでしょうか?

そこへ中途半端な恥じらいなど無く、一生懸命に取り組むべきではないでしょうか?



会社が潰れた時、僕らに何が残るんですか?

考えて、焦って、お客様の顔を思い浮かべてください。




お客様に感謝を感じるのなら、僕らも変わる努力をしましょう。


お客様の愛の指数=結果

です。




それはどこでどのように生きても

僕らに付き纏う本質です。



目を背けず、強く尖らせましょう。一緒に。



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