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家庭菜園と物々交換

ロシアはイランの原油の料金を穀物で支払っています。いわゆる物々交換です。産油国のロシアがわざわざ物々交換で原油を買う理由は、米ドルの無価値にするためです。米ドルの価値を担保しているのは、石油の決済が米ドルでしかできないためです。だからアメリカはジャブジャブとドルを刷っても破綻することはなかったのですが、ドル以外の決済手段ができれば、ドルの価値を担保するものは大きく削られます。

ロシアのウクライナ侵攻は、日本を含む欧米のグローバリストと、東側諸国、中国共産党の三つ巴の戦いでした。この戦争はロシアの勝利で終わっています。いま、わたしたちが観ているのは映画です。トランプ大統領は「ポップコーンを準備してください」と演説しました。プーチン大統領も「みなさん、お楽しみいただいているでしょうか」と、上映中であることを仄めかしています。エゼキエルの預言によると、このあとゴグ(ロシア)はイスラエルに侵攻し、世は第三次世界大戦に突入します。そして旧約聖書にエゼキエルは、『これが人類最後の戦争』と預言しています。

普通の映画ではありません。人がリアルでバタバタと死にます。戦争に負けた欧米や日本、中国の経済は崩壊に向かっています。欧州では食糧やエネルギーが極度に不足し、鶏卵などほとんど手に入らない状態です。アメリカも似たような状態です。中国の不動産バブルは崩壊し、各地でデモが起きています。敗戦国チームの日本もまもなく深刻な不況に襲われます。

映画は大艱難の七年間を経て、すべての嘘が暴かれ、民衆は覚醒し、支配者層を倒して自由の身になります。そして五次元へのアセンションへと続きます。五次元とは、肉体を持ったまま、違うタイムラインを見ることができる時代です。テレパシーで異星人と対話できるようになります。霊感を取り戻す時代です。納税のためではなく、楽しむために好きな仕事をする時代です。黄金時代です。

食糧危機下でもお金は使えるかもしれませんが、その価値は目まぐるしく変動します。100円だったサツマイモは、食糧が不足してくると200円に、流通が鈍化して極端に不足してくると3,000円、食糧危機下では10,000円でも買えないかもしれませんが、茄子3本とは交換できると思います。1929年の世界恐慌では実際に物々交換市場が誕生しました。

現在の既得権益は、物々交換市場により駆逐されます。

お店をイメージしてください。そこには家庭菜園家が生産した野菜や穀物が並んでいます。ザワークラウトに加工されたキャベツや、沢庵に加工されたダイコンなどもあります。お酒やタバコもあります。でも現在の経済システムの外にあるので、お金で支払うことはできません。相応のモノやサービスとの交換が原則です。

タバコを販売するには財務省の許可が必要です。食品を加工するには保健所の審査を通した調理場が必要です。しかしそれはお金で支払った場合です。友人同士の物々交換なら関係ありません。

さらにイメージを広げてください。理容師だったけれど退職し、今は理容とは関係ない仕事をしている人がいたとします。退職はしても髪を切る技術や道具は持っています。あとは信用だけあれば、店舗がなくてもサービス券を発行することができます。それをもって他のモノやサービスと交換することができます。

そして最大の既得権益「税金」を支払う必要がありません。売買を繰り返すたびに8%、または10%の富が消費税として奪われていくことはありません。

ほんの50年前は、ひとつの町に八百屋があり、鍛冶屋があり、電気屋があり、自転車屋があって、お金はコミュニティ内を巡回していました。そして皆に〇〇屋という役割がありました。役割は、コミュニティ内の居場所す。それらはディープステートによって収奪され、北海道から沖縄まで同じロゴマークの店が並ぶようになりました。

経済崩壊を待つまでもありません。家庭菜園を始めるなら、物々交換市場という独自の経済圏を作ってしまいましょう。サツマイモを栽培するなら、ニンジンを栽培する人と話をつけておけば、1品目の栽培で2品目の作物を手にすることができます。モノやサービスを生産している人がいたら、物々交換を呼び掛けてみましょう。生産に携わっていない人は、得意分野から、多くの人が必要とする、実用的な何かを生産してみてはいかがでしょう。それがコミュニティ内の居場所になります。

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