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フランスへいざ出発

前回までのあらすじ

フランス留学に向けて準備を進めてきた私たち親子。いよいよ出発の日がやってきました。

フライト

私たちの乗る飛行機は成田空港発ポーランド航空。ワルシャワ・ショパン空港で乗り継ぎをします。ポーランドといえば作曲家ショパンのふるさと。空港の名前になっているなんて、素敵です。

預け荷物は23kg以内のスーツケース1人2つまでとなっています。私たちは現地でものを買わなくてもいいように、あれこれ目一杯詰め込んだ大小2個ずつのスーツケースを預けます。

ところが、一つは重量オーバー。30kgを超えてしまいました。中身を出して重さを調整するか、追加料金を払えばそのままでも良いとのこと。追加料金は、約2万4千円!高くて無理なので、中身を出して機内持ち込み手荷物を増やすことにしました。

重かったのは楽譜。そりゃそうです。楽譜を取り出して、もう一度列に並び直しました。今度は22.7kg。手荷物は重くなりましたが、これでオッケーです。

機に乗り込むと、流れているのはショパンの曲。ワルツ、マズルカ、ポロネーズ…。私は日本国内線はANAを利用することが多いのですが、ANAでは葉加瀬太郎さんの”アナザースカイ”という曲が延々と流れていました。私にとっては飛行機に乗ると聴かなくてはいけない曲で、いつまでも頭の中をぐるぐる回ってしまうので、今回のショパンは大変新鮮でした。

シートは座っていて楽に感じましたし、機内食が美味しい!他の航空会社では美味しいと感じたことが少なく、助かりました。シートモニターは快適に作動し、映画も充実していましたので、フライトの長さが苦にならない旅となりました。初めて利用したポーランド航空、おススメです。

入居手続き

無事にパリに到着しました。まっすぐアパートへ向かいます。私たちの前にも日本人の方が入居されていたお部屋を紹介していただき、日本にいる間に契約しました。場所はブーローニュ。パリ20区から一歩出たところにあります。中心地のごちゃごちゃした感じと比べると、閑静でゆったりした雰囲気です。

アパートでは大家さんが待っていてくれました。とっても感じのいいお爺さんでだいぶ安心しました。フランスのアパートはだいたい家具や食器、調理具などは備えてくれています。そして、退居するときに現状復帰させます。日本では電化製品や寝具、カーテンまで全部揃えなくてはいけないですよね。それを考えると、買い足すものはほとんど無くてかなり助かります。

鍵を預かって、いろんな紙にサイン大会をして。そして、アパートの管理人さんがバカンスで留守にしているけど、土曜日に帰ってくるから挨拶するように言われました。大家さんはこのお部屋だけ所有して貸している人、管理人さんとは別です。

そして、「管理人さんには30ユーロくらい渡してちょうだいね」と言われました。え?そうなの? 渡す決まりになっているわけではないけど、いくらか渡すだけで対応があからさまに違うのだそう。現金なのですね。了解です。

SIM購入

スマホは日本では楽天モバイルの契約で、海外でも2Gまで無料で使えるので到着した時から問題なく使えていますが、これでは動画再生などは満足にできないので、フランスで新たに契約します。

”free”という会社のSIMを購入して入れ替え、オンラインで契約。とても簡単です。私は19.99€/月、息子はもう少しデータ量の少ない10.99€/月で通話やメールなども無制限に使えます。日本の電話番号への通話も無料(携帯電話は料金がかかる)。またこれで、Wi-Fiの契約を別にしなくても、インターネット共有でパソコンやタブレットも使えるのです。

到着初日はここまで。ぐったりです。日本から持ってきた辛ラーメンを息子と2人で食べてシャワーを浴びて寝ました。

次回をお楽しみに!

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