写真館を見学してきました。

みなさんこんにちは。野村です。
今回は僕が大好きな写真館の見学に行ってきたので、そのことについて書いていこうと思います。その写真館は浜松にあるグラフィックアルファさんです。とあるセミナーで知り合ってお話をさせてもらった時、なんだこの発想は！と驚きました。僕が知っているどこの写真館とも違った考えで運営しているのです。僕自身今年の4/1からポージィを経営していますが、その際も、グラフィックアルファさんの仕組みをいくつも取り入れさせて頂きました。

グラフィックアルファってどんなとこ？

グラフィックアルファさんとは、愛知県浜松にある写真館で、ベビーから大人まで撮影しています。バック紙（昔ながらの写真）のスタイルから、オシャレなスタジオにどんどん進化している写真館です。お店の数も1店舗です。浜松という都市も、人口が多く、ほとんどの物が揃っている街で、写真館の数も多いです。

なんとなくわかったかもしれませんが、境遇がポージィに似ているんです！もうポージィはバック紙の撮影はしませんが、ほとんど一緒の状況なので、グラフィックアルファさんの取り組みはそのままポージィで活かせることばかりなのです。

お店の大きさ自体はポージィの方が大きいですが、コンパクトに全てのものが収まっていて無駄が無くスッキリしています。隅々まで細やかに気が配られていて、なんでポージィはこんなに物が多いんだろうと頭を抱えてしまうくらいです。

グラフィックアルファさんのHPはこちら

オシャレなスタジオ

スタジオもオシャレで、個人的にもすごく好みです。最近の写真館はアンティークが流行りですが、グラフィックアルファさんは流行りも取り入れつつ、自分たちの色もしっかり出しています。アンティークすぎない感じも、ポージィと同じスタイルだなあと勝手に仲間意識を持っています。

お店の外にある小部屋は、完全に今どきの自然光スタジオになっています。一見狭いですが、正直これくらいの狭さがちょうどいい（笑）
スタジオは人が住む場所でもないし、くつろぐ場所でもないので、広さはそこまで関係ないんです。むしろどれだけ写真が撮りやすいかの方が重要で、だだっ広いだけのスタジオは本当に撮りにくいです。その点これくらいコンパクトな方が実はめちゃめちゃバリエーションが撮れたりします。自然光もちょうどいい光が入って、カメラマン的に最高にテンションあがります。

お店の中のスタジオは外のスタジオと違って落ち着いた感じで、七五三のドレスが映えそうです。グラフィックアルファさんやポージィのようなスタジオで重要なのは立体的であること。そういった意味でも、ちょうどいい高さの段差があって、子供から大人までいい感じに撮れそうです。と思いきや少しゆとりのある空間にベンチがポツンとあったり、どんな撮影にも万能に対応できそうで、すごくよく考えられてると思います。

でも1番すごいのはチーム作り

写真館としてのポジションはポージィに似てると思いますし、スタジオもすごくいいんですけど、何が1番すごいかというと、スタッフの育成などを含むチーム作りなんです。そこが1番難しくて、一朝一夕では絶対真似できないところで、ポージィがいつも苦戦しているところです。オシャレな衣裳も、オシャレなスタジオも、オシャレなカメラマンも、お金で解決できますが、チーム作りだけはお金で解決はできません。
まず見学に伺ったら、入口にスタッフが全員集合して、笑顔でお出迎え。簡単そうに見えて簡単ではありません。どんな細かい質問にも笑顔で答えてくれます。スタッフ全員楽しそうに、自信をもって働いています。なぜそんなことができているかというと、会社が本当にそうなろう！って思って、色々改革をしてきたからなんだと思います。会社がスタッフのことを考えて、取り組んできたからこそ、会社のことを好きで、考えられるメンバーが育ってきたのだろうと。このメンバーを揃えるのに、どれほどの時間と、努力をしてきたかと思うと、大変だと思いつつ、僕も頑張ろうと思えてきます。

グラフィックアルファさんのすごい取り組みは色々ありますが、僕の主観でいくつかあげてみます。まず、写真館のような技術職は、どうしても過酷な労働になりがちですが、グラフィックアルファさんは4大卒の方でも入りたくなるように、しっかりと労働条件を整えています。スタッフは分業制になっていて、なんでもやらされる写真館が多い中、専門的なプロフェッショナルが育ちます。会社がスタッフに甘えず、しっかり制度を整えて、安心して働ける職場を作って、それに応えるようにスタッフが生き生きと働く。
まさに理想的な職場だと思います。

ポージィはそれに比べたらまだまだな部分も多いですが、グラフィックアルファさんを見習って、進化していきたいと思います。

野村牧人