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スタジオノーブレムで撮影してきました。

みなさんこんにちは。野村です。
今回はポージィ以外のスタジオについて書いていこうと思います。ご紹介したいのが「スタジオノーブレム」です。このスタジオは、ポージィと同じ名古屋にありますし、系列店などでもありません。なぜ?と思われる方もいるかもしれませんが、僕の妻が、元ノーブレムのカメラマンなので、息子の記念撮影の度に、ポージィと合わせて2回ずつ撮影をするのですが、今回は息子の3歳の七五三の撮影(今年3回目)をしてきましたので、ブログに書いていきたいと思います。ポージィとノーブレムの店の距離は、そこまで近くもなく、遠くもないので、人によっては競合といえなくもないですが、僕はそんなことに全く興味が無いので、せっかくいい体験をしてきたので記事にしたいと思います。

スタジオノーブレムのHPはこちら


ポージィとの違い


ポージィはいわゆる総合写真館と言われる写真館でして、ベビー、七五三、卒業、振袖、ブライダルも全て撮影していて、店舗も大型で、世界観より機能性を求めた写真館となっています。そのスタイルは今後生き残ることはできないので、今ポージィは進化しようとしているところなのですが。

ポージィの進化の過程について書いた記事はこちら

そんなポージィとは違いノーブレムはいわゆるハウススタジオと言われる写真館で、撮影するジャンルも絞って、世界観やブランディングを最優先しているオシャレなスタジオとなります。あとは一般的に総合写真は撮影代などがかなり低価格となっていて、その分撮影後のアルバム代などはしっかりした値付けになっています。かたやハウススタジオは一般的に、撮影代に全データが含まれていて、その分最初に支払う金額は高額になりますが、もうそれ以上商品を購入する気がなければ追加料金がかからないので、トータルではハウススタジオの方が低価格だったりもします。


衣裳

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まず、ノーブレムの衣裳はオシャレな物しかありません。ポージィは?オシャレな物もあります。ここの違いが、ちょっとの違いに見えて、かなり大きな違いになります。ブランディング的には、「やらないことを決める」といえます。ポージィの場合、オシャレな物を好きな人もいるし、古典が好きな人もいるし、色々なお客様の趣味を受け入れられた方がいいよねという考えの元、衣裳を揃えていましたが、それって結局自分たちはどういうスタイルの店かブレてしまって、結果お客様もポージィがどんな店なのかわからなくなってしまいます。なので、うちはこういう店です!とブランディングをした方がいいのです。そりゃそうだって感じだと思いますが、その為には、「なんでもやります」ではなく「これはやらない」と決めることが大事になります。そういった意味で、ノーブレムの衣裳は一貫性があって、そういう衣裳が着たいお客様が来られるので、お店とお客様が相思相愛の状態といえます。


インテリア

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いわゆるスタジオの内装になります。おそらく最も他の写真館と違うところがここになるんじゃないかと思います。とにかく内装がオシャレ。オシャレなだけでなく、光を計算したスタジオになっていて、プロ目線でいうと「撮れ高」が高いインテリアです。逆に「撮れ高」の低いインテリアは、背景が作り込んであるだけのスタジオ。これは結局オシャレな壁紙で写真撮ってるのと変わらないんです。逆に撮れ高の高いインテリアは立体的で、色々な角度から撮れて、それが全然違う絵になります。更にすごいのが、そのインテリアをすごいハイペースで改装しているということ。もうこれだけで目眩がしますね。どれだけのお金と、時間と、労力と、アイデアが必要か、想像もつきません。ポージィはというと、一応毎年マイナーチェンジはしていますが、大幅な改装はあまりしませんし、むしろ改装をしなくてもいいスタジオを考えたりしているので、ここに関しては真逆かもしれませんね。


撮影方法

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撮影方法もポージィと結構違います。ポージィは一回の撮影で沢山カメラのシャッターを切りますが、ノーブレムは更に多いです。先ほど説明した衣裳にもいえますが、ポージィの場合、モデルの表情を同じポーズで何種類か撮影して、お客様に選んでいただけるようにしますが、ノーブレムは違います。この場所ならこの表情。このポーズならこの表情。といった感じで、カメラマンが決めてしまいます。これは考え方にもよりますが、ポージィのスタイルは表情を選ばせてくれるので、お客様思いに見えなくもないですが、衣裳と同じでお客様まかせとも言えます。そういった意味でも、ノーブレムの方がブランディングができてると言えます。
もう一つ違うのが、カメラがミラーレスだということ。おそらく現在99%の写真館の使用しているカメラは一般的な一眼レフだと思うのですが、間違いなくこれからの時代はミラーレスになっていきます。コストはかかりますが、ポージィもミラーレスにしていきたいですね。

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そんな感じで、自分がお金を払ってお客様として、他店を体験するというのは、すごく参考になって貴重な経験となりました。この良いところをポージィに生かしていきたいです。


野村牧人

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