ポージィのブランディング

みなさんこんにちは。野村です。
今回はポージィが今後やっていくブランディングについて記事にしてみたいと思います。そもそもブランディングってなに？って思われる方もいるかもしれませんが、ポージィをブランド化していくという意味です。
ちょっと真面目な記事になりますが、もし良かったら読んでください。

そもそもブランディングって何？

ブランディングと一言に言っても、色々ありますし、ネットや本などでも様々な説明をされているので、ズバリこれ！と言い切ることはできませんが、僕がブランディングを習った方の言葉をお借りして今回は説明したいと思います。
まずブランディングを説明する前に、ブランドとはなんでしょうか。
ブランドとは「受け手の心の中に湧き上がったイメージと結ばれたもの」です。
？？？ですよね。
つまり、受け手（消費者）が何かを欲しい、何かをしたい、と思った時に、頭の中にフッと湧いてくる商品やサービスや会社などがブランドなのです。具体的に説明すると、コーヒーが飲みたいと思ったら＝スターバックス。早くサクっと食事がしたかったら＝マクドナルド。高級バッグを持ってみたい＝エルメス。のように、何かを欲した時、コーヒーではなくスターバックス、ハンバーガーではなくマクドナルド、バッグではなくエルメス、というように名詞ではなく、固有名詞が頭に出てくるものがブランドとなります。
ではブランディングとは？
ブランディングとは、企業が製品・サービスによって提案したいブランド独自の価値「ブランド・アイデンティティ」と、消費者・顧客が心の中にいだく心象「ブランド・イメージ」を近づけ、一致させる活動です。
ようするに、企業などがこう思われたいというイメージと、消費者がこう思うというイメージを一致させることで、それが一致した時にできるのがブランドということです。
そしてブランド化すると、消費者にとって唯一無二となり、代わりのきかない存在となります。ポージィもそうありたいと強く思っています。

今までのポージィ

ではこれまでのポージィはというと、どうしても他の写真館に埋もれていました。まずポージィは総合写真館という、ベビー（子ども）からブライダル（大人）まで撮影する写真館で、過去にはそういった写真館は重宝されました。しかし、時代は流れて今はベビー専門とか、ブライダル専門とか、専門性の高い写真館が主流となっています。考えればわかることで、例えば外食する時も、何でも食べられますという店より、これがウリの専門店ですと言われた方が、なんだか美味しいものが食べられそうじゃないですか？
更に何年も名古屋市緑区で写真館をやっているにも関わらず、まだまだ認知がされていません。
そうなってくると、過去には価格競争に巻き込まれ、資本力のある写真館と真っ向で金額勝負をしていました。そうすることで、ポージィは金額の安い店と認知され、単価が下がり更に苦しくなる。悪循環ですね。
こう書くと、そりゃそうだと思われるかもしれませんが、周りの写真館の相場の価格を無視して、自分の店だけ高い価格設定にするのは、思った以上に勇気がいります。そうこうしている間に、どこにでもある、よくある写真館になっていました。

これからのポージィはどうなっていくのか

さて、ではこれからのポージィはどう変化していくのか。コロナがきたことによって、ブランディングのできていない写真館は大打撃を受け、できている写真館はむしろ勢いが増しています。これは写真館だけの話ではありませんが。
ではポージィはというと、ありがたいことにお客様には来て頂いておりますが、これは運が良かったと捉えるのがいいでしょう。
今回のコロナは凌げても、また新たなウィルスの脅威は必ずきますし、次は大地震がくるかもしれません。何があるかわからないからこそ、ブランディングはやっておく必要があるのです。
現在ポージィは来年のリニューアルに向けて、色々変化しようと努力していますが、テーマとしては「親子でワクワクできる場所になる」というのがあります。最近の写真館は、すごくオシャレでアンティーク品とドライフラワーのスタジオが多いです。でもそれが好きなのはママだけで、パパと子どもの好みではありません。では親子みんなが楽しめる場所はということで、リニューアルのコンセプトはテーマパークのようにしたいと思っています。
ポージィに行く前からワクワク、最高の体験をして、行った後もワクワクし続けるような場所を目指しております。
またそれを目指す為に、スタッフをよりフレンドリーに、お客様との距離を近づけるように、インスタグラムやこのnoteなどのブログを書いて、もっとスタッフを知ってもらおうとしています。そうすることで、あの人がいるからポージィに行こう、あの人がいるポージィを応援しようとなるといいなと考えています。
これからどんどんポージィは変わっていきます。そんなポージィをワクワクしながら見ていて下さい。

野村牧人