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【あいまいな話 ネガティブ・ケイパビリティーについての考察】

Negative capability
ネガティブ・ケイパビリティー 
という言葉がにわかに脚光を浴びているそうです

なんでしょね、
まあ、私なりの解釈としては
「見て見ぬふりができる能力?」
とでもいうんですかね、
「寛容さ」とか、「赦す」とかそういうことやと思うんです

ウィキペディアによると
「不確実なもの、未解決のものを受容する能力」
のことを言うんだそうです


それがどした?って話なんですけど

今の時代に多分すごく必要なことなんじゃないか?
と思うんです

芸能人が不倫したとか、みなさんそんな話好きですか?
私はどうでもいいです。
そんなもん本人たちの問題であって私の人生には1ミリも関係ない。
でもワイドショーなんかそうでもないですよね?
本人たちとは関係ないどうでもいい人たちがワーワー騒いで、
その芸能人の息の根を止めるくらい執拗に追いかけて挙句のはてに再起不能にするという事例が多発してません?
不寛容すぎるというか、余裕なさすぎというか
もっとこう、やることないんか?と思います

ナガティブ・ケイパビリティー
今、この言葉が頭をもたげてきた背景にはそんな余裕のない風潮が無関係ではないような気がします

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昭和世代の私には
ファジー(Fuzzy)「ぼやけた、あいまいな」
という言葉の方がしっくりきます

大学生の頃
アンビギュイティー(Ambiguities)「あいまいな、両義性」
という言葉にも出会いました

私も結構そうなんですが、人はみな白黒付けたがる傾向が強いような気がします


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話は逸れますが、私、バイク好きなんですよ
バイク好きが高じてF-1のカメラマンになったくらいですから
メカメカしいことが大好きなんですね

エンジンの中って金属で出来ててガッチリしてるイメージないですか?
でも、意外と「ゆるゆる」なんですね
隙間というか、結構「カタカタ」言ってますw
業界ではこの隙間のことを「遊び」と言うそうです

その隙間にオイルを流して「スルスル」と動くようにしてるんです
この隙間がなかったらどうなるか?というと
あっという間に「ガチっ」と金属同士が噛み合って一発で壊れちゃうんですね

世の中もこれと似たようなもんなんじゃないかなぁ〜?って思います

「遊び」大事です
真面目も良いとは思いますが、遊びがなかったらギスギスしちゃって 
ちょっとでもなんかあったら「ガチっ」と壊れちゃいそうです

間違える事もあるでしょう、しょうがないよ人だもの

お互いを赦しあってこそ「スルスル」と円滑に回っていく
そんな優しい世界が私は好きです

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