< 太陽嵐の電磁パルス(EMP)対策とソーラーフラッシュについて考える ・ 前回投稿の要約バージョン > (10/3更新)
9月末に来るかも…と思っていた太陽嵐は発生しませんでしたが、巨大なコロナホールを持つ黒点AR3110が真正面に来た29日〜30日あたりは、スーパーフレアが今にも起こるんじゃないかとハラハラしました。
とはいえ、巨大フレアの前兆として磁気的な歪みが発生するらしく、それが観測されなければ大丈夫というのです。
ところが無事に10月を迎えたばかりの1日、この黒点が突然噴火し、衝撃的なM5〜8クラスの太陽フレアを発生させました。NASA のソーラー ダイナミクス天文台が極端な紫外線フラッシュを記録しています。
このとき発生したコロナ質量放出(CME)は10月2日の夜〜3日の未明にかけて地球に到達し、X1クラスの磁気嵐を発生しました。被害はさほどではありませんが、北米大陸で数カ所停電を引き起こしています。こうして予兆なく巨大フレアが発生することもあるわけです。
そして10月2日、ここ数年で最大の黒点の一つが太陽の東北端に見えて来ました。黒点3112です。この黒点群は130,000kmの範囲に12個以上のダークコアを持つとされ、Xクラスのスーパーフレアを発生するエネルギーを示す“デルタクラスの磁場”がすでに観測されています。
Space Weatherは、週末までにXクラスのフレアが発生する可能性があるとして“BIG SUNSPOT ALERT”を発令しています。いよいよ「キャリントン・イベント」クラスの磁気嵐と電磁パルスが来るかもしれません。
それなりに大きな太陽嵐が、今年中に地球を直撃する可能性は7割はあるだろうと踏んでいるのは、2012年7月の「キャリントン・イベント」レベルの太陽嵐のニアミス、2021年後半から始まった200年ぶりの黒点活動の活性化、今年2月と9月に、地球から見て太陽の裏側で起こった観測史上最大規模のスーパーフレアとコロナ質量放出(CME)の発生と、太陽自身がこれを予告しているように見えるからです。
そして、どうせ起きるなら寒くなる前がいいと思うのです。冷房も暖房もいらない今の時期が一番対処しやすいからです。そして平日ではなく週末の、誰もが家にいる時間帯に来てくれるのが一番都合がいい。最近はそんなことばかりイメージしています。
「キャリントン・イベント」とは、1859年9月1日から2日にかけて記録上最大の磁気嵐が発生した出来事です。世界中でオーロラが観測され、北米およびヨーロッパ全土の電報システムが破壊され、電信用の鉄塔は火花を発し、電報用紙は自然発火したと言われています。
これがもし起これば、まさに現代文明のブラックアウトです。
この自然災害よって現代社会は未曾有のダメージを受けるかもしれません。病院で機械に繋がれている方は亡くなる可能性が高いですし、生活物資の供給が絶たれることで餓死する人もいるでしょう。寒い時期に起これば暖房が使えず、もっと悲惨なことになります。
ワクティリアン(ワクチン接種者)はさらにリスクが上がり、体内の酸化グラフェンが電磁波に反応・励起して致死的な反応を起こすかもしれません。
しかし一方で、2020年のコロナ以来、闇側に突き進んでいた流れが止まることになります。5Gのアンテナが故障して電波が停止し、1日100万人を予定していたオミクロンBA.1株のワクチン政策が頓挫し、6ヶ月以降の乳幼児への接種も行われず、この冬のEUの経済破綻とグレートリセットに向けた自滅のシナリオを回避できる可能性が出てきます。たくさんの命が救われることになるのです。メディアの情報がストップすることで、TVに洗脳されていた人達の一部が覚醒するかもしれません。もっと言えば、このイベントによって人々の意識の覚醒が促され、闇側が一掃される可能性すらあります。
以下は前回の投稿のダイジェスト版になります。
最後に「UFO学」の観点から「ソーラーフラッシュ」について考察していますので、前回の投稿を読まれた方は後半からご覧ください。
●太陽フレアによる放出物とその影響・範囲 wikipediaより
○電磁波(電波バースト) 到達時間:8分程度(光速度)
X線などの作用で電離層D層の密度が増大、短波(HF)通信の障害(デリンジャー現象)を引き起こす。
○高エネルギー粒子(太陽プロトン現象) 到達時間:30分〜数日(粒子のエネルギー状態によって速度に幅がある)
地球磁気圏に捉えられた陽子・電子の作用で放射線帯の放射線量が上昇、宇宙活動を行う人間や高高度を飛ぶ航空機への影響、人工衛星の障害を引き起こす。
また、極域・高緯度地域では陽子・電子が大気に突入してD層の密度が増大、短波通信の障害を引き起こす。
○プラズマ(コロナ質量放出:CME) 到達時間:1日〜2日
南向き磁場をもつプラズマが磁気圏との相互作用で流入、オーロラや地表の磁気嵐を引き起こす。また電離層の密度減少(電離圏嵐)による通信障害も引き起こす。
キャリントン・イベントで地球圏に大きな影響を与えたのは、3番目のコロナ質量放出(CME)でした。
もしスーパーフレアが人間に影響を及ぼすとしたら、光速度で最初に届く電磁波だと思われます。人間の意識も電磁波ですから、スーパーフレアの強烈な光(電磁波)の影響を受けずにはいられないはずです。その時に人間の意識の変革や魂レベルの覚醒が促される可能性があり、それを「UFO学」界隈では「ソーラーフラッシュ」と呼んでいる、と個人的に解釈しています。
また巨大な規模の太陽フレア(スーパーフレア)による磁気嵐は、EMP兵器と呼ばれる高高度核爆発による攻撃とほぼ同じ影響をもたらすという研究報告があります。
アメリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」がオバマ政権に提言した報告書で、1997年にアメリカ下院の「国家安全委員会」の公聴会に提出されています。
予想される被害は非常に深刻です。
・電力送電網のクラッシュによる完全な停電
・通信システムの崩壊
・放送網(テレビ、ラジオ)の崩壊
・飛行機の墜落
・コンピュータシステムの停止
・移動手段(車、電車等)の停止
・コンピュータに依存する軍事システムの停止
・コンピュータに依存する政治システムの停止
・コンピュータに依存する医療システムの停止
・あらゆる物流の停止
・食料供給へのダメージ
・インターネットシステムのシャットダウン
・電気システムに頼るインフラの停止
となっており、想定される被害額は「数兆ドル(数百兆円)」規模で、最大で数百万人の死者と数千万人の被災者が出るとしています。
80年代後半のことですが、EMP攻撃については、10代の頃に定期購読していた「March」という軍事雑誌に特集記事があり、結構衝撃をもって読んだ記憶があります。成層圏の核爆発が「電磁パルス」を生じさせ、地上に降り注ぐことによって電子機器を破壊してしまうことが、米軍のハワイ上空の核実験によってはじめて分かったというもので、どうやらソ連は以前からこのことを知っており、ミグ25などの最新鋭戦闘機の一部が鉄製だったり、電子装備に半導体ではなく真空管を使っていたのはそのためではないかという内容でした。
電磁パルスによる瞬間的な過電流で、基盤に書かれた回路がケチャップのように弾けている写真が印象に残っていて、今でも頭から離れません。
もしこれと同じことがスーパーフレアによる「磁気嵐」でも起こり得るなら、当時と比較して何千倍、何万倍にも集積化した現代の半導体チップはひとたまりもないと思われます。
核爆発によるHEMP攻撃における電磁波の周波数は、経時的に3つのPhaseで襲来します。
E1:3MHz~30MHz(高周波数帯:波長十〜数十センチ)
E2:0.3MHz~3MHz(中周波数帯:波長数十メートル)
E3:30KHz~300KHz(低周波数帯:波長数十〜数百メートル)
<HEMPにより機器が破壊されるメカニズム>
高周波数帯、中周波数帯、低周波数帯のEMPが機器を破壊するメカニズムはそれぞれ次のとおり。
○E1:高周波数帯(波長十〜数十センチ)
数十センチ程度の短いケーブルにも侵入し、高電圧を発生させることが特徴。発生した高電圧は電子デバイスや部品などを耐性許容限度以上の電圧がかかる「過電圧状態」にし、絶縁破壊・短絡させて故障させる。
○E2:中周波数帯(波長数十メートル)
電線や電話線など数十メートル以上のケーブルに侵入して高電圧を発生させる。それにより、これらケーブルに接続された電子機器を過電圧状態にし、絶縁破壊・短絡させて故障させる。
E2の場合にはE1に続いて地上に到達するため、サージ機能を無効化され、E1で破壊されなかった電子機器も破壊されることになり、電子機器を使用したインフラなどのシステムがさらなる回復不能に陥る可能性が高い。
○E3:低周波数帯(波長数十〜数百メートル)
長大な送電線など数十メートル以上のケーブルに高電圧や大電流を発生させる。電流の大きさは送電線の長さに比例するため、非常に長い送電線では1,000アンペア以上にもなる。この大電圧や大電流は変電設備などの故障を引き起こすため、広域での停電が発生する可能性が高い。
太陽のスーパーフレアによる自然発生的なEMPは、主としてE3とされており、電子機器の破壊より、送電線や電話線などへの被害から、大規模な停電や通信障害が起こる可能性が高いと言えます。
つまり現代社会のブラックアウト、電気・ガス・水道・食料の供給と交通手段が絶たれた事態を想定し、最低限の準備しておく必要がありそうです。
少なくとも大規模かつ長時間に及ぶ停電は覚悟しておくべきでしょう。
水と食糧の備蓄もある程度はしておいた方がいいでしょう。日本の場合は大抵の家庭に災害パックのような備蓄があるでしょうから、そこに長期の停電を考慮に入れた準備を加えればいいと思われます。最低でも1ヶ月間、外部から水も食べ物も一切供給が絶たれても生きていける体制を確保すべきです。
都市部の水道は給水ポンプに依存しているため、電気が止まれば水道も止まります。電磁パルスでほとんど全ての車が使用不能になり、電車も使えないとなると通学も通勤ももちろん不可能です。全ての物流が止まれば生活物資も手に入りません。救急、消防、警察などの緊急車両も出動できず、電話も携帯もインターネットも繋がらないので、そもそも緊急連絡する手段がありません。修理しようにも部品が壊れており、生産工場も動かないので供給もストップしています。
この事態に通常のメンテナンス要員では到底足りず、修理もどこから手をつけたらいいのか分からない状態です。ブラックアウトが1ヶ月で済めばいい方で、場合によっては水道、電気の復旧だけでも何ヶ月もかかる可能性があります。
帳簿やスケジュール管理をクラウドに上げている場合、データはサーバがEMP対策をしていれば、電力・通信網の回復と共に復帰するでしょうが、個人所有のデータは自分で守るしかありません。
場合によっては官公庁のビッグデータや商取引のオンライン情報が丸ごと失われる可能性もあります。できることなら電子機器を電磁パルス(EMP)から守る術と、手持ちのデータを消失するリスクを考慮したバックアップを安全な形で保存する必要があります。
また電力やインターネット等の通信網が回復した時に、手元の電子機器、家電製品が全て使用不能になっている事態も避けたいものです。
↓論文の検証等の詳しい解説や、ファラデーケージの具体的な作り方は前回の投稿の後半にあります。
次に電磁パルス(EMP)に対処すべき方法と手順についてまとめます。
●太陽嵐の主な原因はコロナ質量放出(CME)による磁気嵐と電磁パルスですから、フレア観測後から1日〜2日の猶予があります。ただしキャリントン・イベントの時は到達まで17時間しかかかっていないため、スーパーフレアの発生を知った時点で、なるべく早く次の対処をすべきでしょう。
○バスタブいっぱいになるまで水を溜めておく。飲料水の確保だけでなく、洗い物やトイレ用に使える。
○大規模なサージ(大波電流)に備え、あらゆる家電製品のコンセントを抜いておく。雷サージコンセント程度では対応できない可能性が高い。特に忘れがちなのはエアコンや冷蔵庫なので忘れずに対処する。冷凍物は保冷剤と共にクーラーボックスに移すなどしておく。
○夜間温水器や太陽光発電なども電力グリッドから外すため、ブレーカーを落としておく。
○TVや無線等のアンテナと繋がっている場合は接続を外す。
○電磁パルス(EMP)に備え、パソコン、スマホ、ハードディスク、モデム、ルーター、デジタルカメラ、Bluetooth機器などの電子機器を「ファラデーケージ」に入れて保護する。半導体チップが入ったあらゆる家電製品が対象になる。重要度の高いものからファラデーケージに入れていく。ビデオデッキやエアコンなど大きなものは仕方がないとして、災害時に必要な携帯ラジオや緊急時に使えるCB無線機、ソーラー発電機、簡易バッテリー等は優先度が高い。ファラデーケージに避難させる時は、デバイスをラップで包み、その上からアルミホイルで完全に密封することで遮蔽性が高まる。
電力が回復した時にパソコンが使えなければ意味がないので、パソコン等のACアダプターも重要な保護対象になる。USBメモリも回路の距離が数十センチを超える可能性があるため保護の対象。電波時計、クォーツ時計、デジタル温度計等も同様。ウォールクロックの場合は時計部を取り外して保護することも考慮する。SUICAやICチップが入ったクレジットカード等のICカードも念のため保護する。
リモコン等は優先度が低いもののやはり保護の対象。電磁パルスによるループを避けるため、リモコンの電池はあらかじめ抜いておく。USBやHDMI等の接続コード類も接続端子部に半導体が使われているので、可能であればこれらも保護する。
○サージによって照明の電球が切れる可能性が高い。IHコンロの場合もサージを避ける必要があり、対策が完了したら全電源のブレーカーを落としておく。
LED電球は発光部が半導体なので電磁パルス(EMP)の影響を考慮して電力が回復するまでファラデーケージ等で保護する。
○電磁パルスによるループを避けるため、半導体のない懐中電灯であっても、電池式のものは全て電池を抜いておく。
LED電球型のライトやランタンもファラデーケージ等で保護した方が無難。
○自動車の場合は大抵ボディが鋼鉄でできているため、それ自体にファラデーケージの性格がある。実際、落雷から身を守るために車内に避難することもできる。ただし、半導体を破壊するほどの電磁パルス(EMP)に対してどれほど有効かは分からない。車の窓等の開口部をアルミホイル等で塞いだとしても、塗装面が絶縁して導電体の箱にならないと思われる。トタン製のガレージに床面に鉄板を敷いてファラデーケージ化するという対策も考えられるが、一般には現実的ではないだろう。少なくとも電磁パルスによるループを避けるため、バッテリーの接続部を外しておくべき。これだけでも被害を免れる可能性が高まる。
○「物置き」も鉄製の箱と考えることができる。既存の物置きの中身を全て出し、内側を絶縁するのは現実的ではないかもしれないが、アルミホイルや金属テープで換気窓等の隙間を塞ぎ、最後に外から引き戸の隙間を同様にシーリングすれば、大きめの簡易ファラデーケージが出来上がる。とりあえずここにDVDデッキや掃除機、電子レンジやトースターなどの大きめの家電を避難させるという手もある。その時も家電をラップとアルミホイルで包み、最後にもう一度ラップで一巻きすることで、ファラデーケージに対して絶縁できることになる。
●事前に準備しておくべきもの
○カセットコンロとボンベ
手元にカセットコンロがあるなら、替えのボンベを多めに買い足しておく。
○備蓄食
米、味噌、醤油、塩が基本。本来健康な人間なら、パニックにさえならなければ、3週間くらい食べなくても生きていける。カップラーメン等はお湯さえ沸かせば食べられるが、添加物や遺伝子組み換えの害を考えると避けるべきだろう。レトルト食品も備蓄量に限界がある。
カセットコンロと鍋があれば飯を炊き、フリーズドライの味噌汁や、梅干し、塩昆布等があれば当面は食い繋ぐことができる。さらにそこにナッツ類やドライフルーツ、切り干し大根やひじき、とろろ昆布といった乾物を加えれば、インスタント食品よりずっと健康的な食生活ができる。
常温で保存が効く青果類と言えば、芋類、カボチャ、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、そこそこ日持ちするものとして、りんご、トマト、ネギ等があげられるが、特にサツマイモは米と一緒に炊ける上、ビタミン類や食物繊維も豊富なので、戦時中も栄養源として重宝された。
○携帯用の浄水器と給水タンク
ブラックアウトした場合、飲料水の確保は何より重要になる。
停電が長期に渡る可能性もあり、飲料水の備蓄にも限度があるため、雨水や川の水でも飲料水に変えられるツールを確保しておけば安心感が違う。
今住んでいる場所は多摩川が近いので、まとめて汲みに行けば、飲料水の確保だけでなく、トイレ用の水としても使える。
○手持ちの現金
大規模停電と電磁パルスによってキャッシャーやレジスターが使えなくなれば、現金と手書きレシートのやり取りで買い物するしかない。クレジットカードもオフラインでは使えず、プリペイドカードもリーダーが読み取れなければ無価値である。
○電気を必要としない暖房器具
同時に18Lのタンク最低2個分程度の灯油の備蓄も必要。
○簡易ファラデーケージ
鉄製の収納箱やロッカーを用意し、内側を絶縁すれば、簡易のファラデーケージになる。蓋を閉めて入れ物全体が伝導体になれば、静電誘導によって箱の内側の電位がゼロになり、パソコンやスマホ等の電子機器を電磁パルスから守ることができる。
導電性があるものとしてアルミホイルが有効としているサイトもあるが、電磁誘導を考慮すると、磁石が付く鉄やブリキ(薄い鋼板にすずをメッキしたもの)製が望ましい。ステンレスは材質によって磁石が付くものと付かないものがあるので注意が必要。
E1の周波数帯域である3MHz~30MHzは、wifiや携帯電話の周波数2GHz〜9GHzに比べ非常に波長が大きい(十センチ〜数十センチ)。通常波長より小さい穴からは電波・磁場共に侵入できないため、理論上はケージ(カゴ状の囲い)の内側であれば遮蔽が可能だが、多くのサイトで鉄は厚ければ厚いほどよく、メッシュ(カゴ状)よりも密閉製が高いほど確実としている。
○ソーラーパネルと簡易充電器
長期の停電に備えて、ソーラーパネル等の発電装置と簡易のバッテリーがあれば尚心強い。ただし電磁パルス(EMP)にやられてしまう可能性があるので、ファラデーケージで保護できるコンパクトなものが無難。
バッテリーは電子機器だけでなく家電製品も使えるようコンセントジャックのあるタイプが望ましい。これも念のためファラデーケージで保護すべき。
これらの対策でどの程度電磁パルス(EMP)を遮蔽できるのか、それともE1タイプの短波系の電磁パルスはほとんど発生しないのか…結局ところ1859年と同じ状況が起こってみないと確実なことは分からないようです。
あの時代は電子機器などなかったですし、電磁パルスの種類を測定するなど到底不可能でした。それでも何もやらないよりはマシだろうと考える他ありません。
キャリントン・イベントの時代と比較して、現代文明は遥かに電子化され、情報化され、複雑化しました。そしておそらくあの時代より、人間も、文明もはるかに繊細に、脆弱になっています。それが良いことなのか、悪いことなのか、現代文明の真偽が問われる日は近いのかもしれません。
↓以下に、前回の投稿では詳しく触れられなかった「ソーラーフラッシュ」についても考察してみます。
地球を取り巻く宇宙的存在との関係は、ある程度真実であろうと思っていますが、COBRAも、コーリー・グッドも、コズミックシークレットのタイゲタ人も、ナラティブ(身の上話・その経緯(いきさつ))自体は壮大で非常に興味深いのですが、そこにある種の偏り、先入観から逃れられない感じも受けるのです。
チャネリングのほとんどが霊界レベルの波動なので、巻き込まれないためにも普段から距離をおいているのですが、以前の投稿でもシェアしたようにバシャールとCOBRAだけは以前からフォローしています。
バシャールはコンタクティであるダリル・アンカの未来世なので、霊界レベルの妨害を受けていないと感じますし、COBRAはそもそもコンタクティではなく、背景にある銀河連合(アライアンス)の広報役だからです。いみじくもCOBRAが指摘しているように、1996年に闇側の巻き返しがあって以来、「ベール」という波動障壁によって地球外とのコンタクトは断絶しており、チャネリングは全て歪められて届く状態だといいます。
コーリー・グッドやタイゲタ人コミュニティに関しては、発信者であるコズミック・シークレットJAPANさんが非常にバランスが取れた方なので、そのフィルターを通った情報ならOKと思っているからです。
コーリー・グッドは去年にも「ソーラーフラッシュ」について「プリ・アダマイト」という20億年前の先史人類(アダムより以前の人類)の壮大な物語を語っています。
それにしても宇宙人は戦争ばかりやっていますし、相手を支配することが大好きですね。こんな宇宙人ばかりではないことを信じたいですが、20億年前から何をやっているのでしょう。宇宙を駆け巡る知性と文明があるなら少しは学べと言いたくなります。
白人(アーリア人)はそもそも侵略者の血筋であり、コーカサスにある闇のポータルから侵入してきた地球外の魂を起源にもつ人たちだと思っています。
とはいえ、彼らも現在までに地球人とそれなりに混血していますし、地球由来の魂も白人の肉体を選んでおり、今では彼らも列記とした地球人ですが、白人の血筋のカルマというべきか、自己投影というべきか、ネガティブなフィルターを通すからこそ、そんなナラティブばかり拾ってくるのではないかと疑ってしまいます。それくらい欧米人の「UFO学」は偏っていると思わざるを得ません。
それでもここで取り上げたのは、コーリー・グッドが語る「プリ・アダマイトがソーラーフラッシュで滅んでいく姿」に、闇の勢力の最後を見る思いがするからです。彼らがネガティブな宇宙人だったからこそ、ソーラーフラッシュ、つまり太陽からの光で一掃されてしまったわけです。
太陽にはそんな自浄作用のパワーが秘められているのかもしれません…
そう思うからこそ、200年ぶりの黒点活動の活性化も、太陽嵐の発生も決してネガティブな事象ではなく、「光の時代を象徴する宇宙的なイベント」と捉えてはどうかと思うのです。
最近のコズミック・シークレットJAPANさんの投稿に、Beyond Quantum Healing Hypnosis(超量子催眠療法)というヒプノセラピーの中で、未来に起こるであろう「ソーラーフラッシュ」の体験談が語られています。
2021年の4月のセッションで、時間軸ではすでに過ぎてしまっている(起こっていない)出来事も登場します。またヒプノセラピーだけあって、何か夢の中の出来事のような、象徴的なイメージを語っているようにも感じられます。
現実には、ここにあるような人間社会の劇的な変化ではなく、来るべき未来はもっと緩やかに訪れると思いますが、参考までにセッションのソーラーフラッシュの部分だけを抜き出して編集しました。これから起こるかもしれない象徴的な物語としてお読みください。
<アリソン・コーの超退行催眠療法で語られたソーラーフラッシュ体験>(8/21更新)より抜粋。