内側が外側に現れている
【世界は心でできているみたい】
ジャーナリストになりたいと言っている知人がいました。
その人の見る世界はいつも「激動」で「悲惨」で、救わなければならないものみたいでした。
その当時、わたしはバイトも楽しくて好きな人もいて、毎日が幸せでした。なので、わたしから見える世界は愛にあふれていました。
知人の話をきいていて、「世界ってその人の心が反映されたものなのでは?」と思ったんです。
知人の心が混乱しているから、世界も混乱しているように見える。それで世を正すためにジャーナリストを目指す。
わたしはたまたま幸せな状態でいたから、世界が愛にあふれているように見える。
そのことに気づいてから、言い訳できなくなりました。
いくらいやな気分になっても世間に文句は言えないし、人のせいにできないし。すべては自分の心次第みたいだから…!
なので、仕事で上手くいかなくてなやむとき、失恋して真っ暗闇に見えるとき、それまでみたいに思いきり外側を責められなくなってしまいました。
外ではなく、「あ、わたしの中に何かあるぞ」っていうことになるから。
苦しみって、自分で生み出しているみたいです。
余裕がないとき、切羽詰まっているとき、とてもそんな風には思えないです。でも、どうやらそうなんです。
「あれ、何か苦しいな?」っていう時、自分が何か思い込んでいる、決めつけているという合図にしています。
思いっきり責めたい時はあります!そういうときは、素直に心の中で文句を言っています。それでOK!