機材レビュー ZOOM H6Essential
32bitフロートって何?
いちばん最新の録音機材 ZOOM H6Essential
同等の機能はZOOM社だけではTASCAMからも発売している。
32bit Floatというのは、通常録音だと限界を超えると音が割れる、または消えるような現象が起こるのだけど、その先があるというのが32bitフロートなんです。ただ、収録後に最大値を超えてしまったデータは推奨アプリケーションまたは、本体のノーマライズ機能でないとどこでも使える音声(44.1kHz 48kHz 96kHz)に戻すことができない。
ちょっと大きいのがトップモデル
iPhone11MAXと比べてるのだけど大きさでいったらできれば、もう少し小さいといいなと思う。私の使い方としてはSONY PXW-X70で使う事が前提なので、ハンドルの上に装着してワイアレスマイクを2ch&XYマイクでの4ch収録を想定、なのでH6だとチャンネルが余る。ギリギリなサイズを使うなら、H4が理想。別件の収録、配信だと4chでのXLR入力が必要なので、最初の一台はH6に決まった。
録音の音声をインプレッション
と、思ったのだけど。結局のところ32bitフロートって、付属のXYマイクは耐音圧135dBという事、そこら辺のライブハウスでは余裕な音域。
例えば空港のキーンという高音からボーッという低音までのほとんどの音声が収録できる。ただ、耳で聞こえる範囲外もあるので正直わからない。
収録時にはオーバーして割れる音域になっても、編集して下げると音が飛ばない、割れないという事が最大メリット。と書いておくのがわかりやすい。
SYSTEM5さんでワァーッと叫んだ音声をビフォーアフターしている動画がありますのでそちらを観てください。
https://youtu.be/yDb0-zWRVlI?si=77-KF_Gw9FpmbSoW
ここ2週間でH1、H4、H6のインプレッション動画が飽和状態(実践的な動画はほぼないですが)機能や32bitフロートについてたくさん観られます。
ゲインコントロール
通常の録音は必要な作業。
ほとんど必要ないのが32bitフロート。
収録時に下側を上げておけば上は32bitフロートがカバーしてくれるので何とかなる。のかな? というのがしつこく書くけど32bitフロートの魅力。
で、最終的には
総合評価は大満足になるかと思います。
私は音声収録がメインではないのでF8とLiveTrakL12は売ってしまいました。ただし、順次H1もH4も購入予定です。
オールマイティなものですが機種ごとに適材適所があることは間違いないです。
メーカーサイト
https://zoomcorp.com/ja/jp/handheld-recorders/handheld-recorders/h6essential/
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