エスター ファースト・キル
2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じているので、さすがに違和感があると言うか一作目より大人なエスターの顔になっている、ここはまぁファンなので寛大な気持ちで許すとする。
一作目を観た人へのプレゼントのような感覚なので『わかってるよね?』って前提で物語がサクサクと進むのは若干不服ではあるけれど、逆にこの方が観やすいのは確かである。
なんとなく『チャッキー』の2を観るような印象です。
ただ、一作目のエスターの絵の謎にさらっと触れるとか、にくい演出は多々ありますので楽しいです。残念なのは『なぜエスターがサイコパスになったのか?』を描くものだと思っていたのが、最初からサイコパスだったので『は?』ってなった…しかし!!!!まさかまさかの展開!!!これはアツい!!!更なるサイコパス???エスターが怖いと思わせておきながらもっと怖いヤツが突如登場!!!嘘でしょ!?ええ!!??こんな展開面白くないわけがないでしょ!!!
だが・・・そこからじっくり展開する物語を観たいのにスピーディーにクライマックスへと物語が動く。勿体ない!勿体ないぞ!
もう次が観たいけれど、エスター役の女優さんは流石に限界なので、今後のエスターの生き様・・・・を描くのでしょうかね。
いずれにせよ、一作目ありきの二作目なので、二本セットだと思っていただきたい。