アキラとあきら
池井戸さんの作品は大好きでこの作品も池井戸ワールド全開で最高でした。既存感は拭えませんが、ファンなので結果が読めようが何だろうが直ぐにのめり込めました。
半沢直樹よりもグッと若い世代が叔父様たちに立ち向かう姿は、半沢とは違う勢いと迫力が描かれていて、その熱量は本当に素晴らしかった。またもや池井戸さんのバンカー応援作品なのですが、またかよと言うよりは見る側もどんどん知識が付いてきているので理解度が上がっているから凄く観やすいことに気が付く自分がいる。
いつものようにキャラが各々しっかりと立っているのでワクワクが止まらず、最後に来るであろう巨大などんでん返しの波を待ち構えながら、主人公と一緒に歯を食いしばるのです。
今回も良いもの観たって気持ちです。