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大怪獣のあとしまつ
人類を未曽有の恐怖に陥れた大怪獣が、ある日突然、死んだ。国民は歓喜に沸き、政府は怪獣の死体に「希望」と名付けるなど国全体が安堵に浸る一方で、河川の上に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に膨張が進み、ガス爆発の危機が迫っていることが判明。大怪獣の死体が爆発し、漏れ出したガスによって周囲が汚染される事態になれば国民は混乱し、国家崩壊にもつながりかねない。終焉へのカウントダウンは始まった。しかし、首相や大臣らは「大怪獣の死体処理」という前代未聞の難問を前に、不毛な議論を重ね右往左往を繰り返すばかり…。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理という極秘ミッションを任されたのは、数年前に突然姿を消した過去をもつ首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタだった。そして、この死体処理ミッションには環境大臣の秘書官として、アラタの元恋人である雨音ユキノも関わっていた。果たして、アラタは爆発を阻止し、大怪獣の死体をあとしまつできるのか!?そして彼に託された本当の〈使命〉とは一体――!?
端から端まで『おふざけ』が渋滞していて逆に冷めました。誰もが子供の頃に思ったであろう『ヒーローが倒した後の怪獣ってどうするの?』にスポットを当てているのはとても嬉しく『やってくれたな!』と思ったのですが、内容的には陸に打ち上げられた鯨をどうするか?って程度にしか感じられず、本気なのかおふざけなのかわからなくて、私自身が『観方がわからない』状態に陥ってしまいました。
個人的にはこのテーマに対して超真面目に取り組む国の姿を観たかったので、これは期待と大きく外れてしまいました。
世にも奇妙な物語の1つだったら楽しく観れたかも。
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