とんかつDJアゲ太郎
うだつの上がらないとんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎。とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつDJ」を目指そうとする!すべては一目ぼれした苑子ちゃんの心を射止めるために――。でも、豚肉にも、DJ機材にも触ったことがないアゲ太郎。いい加減な性格のDJオイリーに弟子入りしたり、大人気DJ屋敷を勝手にライバル視しちゃったり、ノーテンキなアゲ太郎の道のりは、一に勢い、二に勘違い、三に運命の出会い!?と大ハプニングだらけ!果たして「とんかつDJ」として頂点を目指せるのか――!?"
正直くだらなくて、おふざけも振り切れていなくて前半の演出も寒くて不安しかなかったのですが、段々と許せるようになりました。人間関係も分かりやすくて、特にひねりもないありがちな展開なので、そんなに集中しなくても軽く観ていられます。
ただ、クラブ系の曲やノリなんかが分からない方にはちょっと厳しいかもしれませんね。私はずっと昔ですがDJをやりたくてローランドのミキサー内蔵イコライザー等を買って、オリジナルのノンストップを作っていたので、そこら辺はめっちゃわかる世界でした。友人がDJやってましたし、クラブも通っていたので、懐かしいなって感じでも観れたのは強みかな。それが無ければうーん・・・・ちょっとツラい気がします。
ただ一点、クライマックスでかかる曲、
ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース、これがかかった瞬間が最高過ぎて泣きそうになりました。それだけでこの映画はヨシとします。