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潜伏 SENPUKU
数々の社会的事件を引き起こした新興宗教団体の信者として事件に関与し、17年間にわたり逃亡生活を続けた女性の実話に着想を得たドラマ。指名手配され逃亡、潜伏を続けながらも、介護ヘルパーとして働く女と、その女にほれ込んだ内装業の男の出会いと別れを、ノンフィクションも多数交えてセミドキュメンタリー風に描いた。主演は女優の土屋貴子とお笑いタレントのなだぎ武。
正直な話し、語弊あるとは思いますがとても興味深く観れました。この作品は逃げ回る、見つかる!また逃げる!みたいなスリリングな展開があるものではなく、あくまでもメインは潜伏です。その中で恋をするが、愛すると言う事、愛されると言う事、それによって付きまとう哀しみと切なさ、そしてどんなに愛しても愛されても解ける事のない洗脳の恐ろしさ。
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こんなシーンがある。
劇中では凄く幸せなカットに見えました。
しかし、そんな中でも彼女は引き際を考えていたのかな?
と思うと幸せそうなこのシーンも切なくなってきます。
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逃走する犯人を演じるのは土屋貴子さん。
洗脳されているので感情があまり表に出る事は無く、淡々とロボットの様な演技なのですが、その影のある雰囲気がとても良くて、凄く色気があるんです、スケベな方の色気ではなく、人としての色気ですね、漂う空気と言うのでしょうか、画面から優しい香水の香りがしそうなその存在感は素晴らしかったです。
登場人物も少なく、物語も単純なので観やすく入り込みやすいです。ただ単に逃げて隠れていた女って話しではなく、とても考えさせられる作品でした。私は好きです。
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