スマートグラスをARグラスにして環境を改善してみる
◆実験の目的と背景
T1にセンサを追加し、接続したPCとHDMI Video Switcherでリアルタイム処理をすることによって(疑似)AR/VRグラスとして使えるようにしたい。
軽量なAR/VRグラスでどこでも使えるマルチモニタを含めた環境が実現出来れば場所を選ばず高効率で仕事が出来るようになる。
◆実現したいこと
1.頭を剥ける方向によって2つのモニターがあたかも左右に並んでいるかのように表示されているモニターを自動で切り替える事により擬似的にDual Monitor環境の実現
2.ヘッドトラッキングが実現出来たら仮想空間内に画面を配置し、さらに画面周囲の任意の位置にユーザーが選択した3Dモデルを配置・表示すること
◆検証したいこと
頭の動きの検出には正確なヘッドトラッキングが大事なので、民生用MEMSジャイロ等を後付でどれだけ位置精度が出せるか。
正確なヘッドトラッキングの実現により可能な機能拡張によって元のT1単体に比べてProductivityにかかわりそうな性能をあげることが可能か。(例:マルチモニターの表示への対応等)
◆活動の概要
1. 描画用PCやビデオスイッチャとT1のセットアップ
描画用PC:
2. Unity等の出力の表示
3. T1への位置検出センサのマウントテスト
センサ例:
4. アプリケーション(マルチモニター化やAR表示等)
◆アウトプット・成果
T1をPCやスマートフォンを組み合わせて使用した既存の一般的な使用方法の場合と、この実験でアップグレードした使用方法の際のスペックの比較、写真や動画による制作経過や結果のアップロードを予定しています。
◆スケジュール・進め方
※下記スケジュールはハードウェアが手元に届いてからの概算になります
1ヶ月目:上記#1の実行と#3で使用するセンサーマウンタの設計と製作
2ヶ月目:#2の実行
3ヶ月目:#3の実験を開始
4~5ヶ月目:#3の継続と#4の検証
5~6ヶ月目:結果のまとめ