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一人暮らし自炊の勧め

私事です。東京都内に住んでいた一人暮らしの頃、調理師専門学校に通いワンルームに暮していました。東京家賃、高い割にキッチンの設備がいまいち。電気台が一つあっただけのような思い出です。全熱線が蚊取り線香のように渦を巻いているやつ。あれは使えない。玄関、開けたら即台所。思い返すと懐かしいあの部屋。賄いと牛丼とハムご飯ばかり食べていた日々。あれから数十年たったけれど、料理を続けているのは食事をするのは生活の一部だからです。趣味?でもあり仕事でもあったし、台所にいる時間は長い方です。実家に住んでいる時は台所立たなかった。それは不満でした。楽だけど楽しくない。自動的に食事は提供していただけるけれど選択権と立ち位置は、私にない。
もはや子供といえど大人同士やはり、好みも違ってきます。
一人暮らしを再開して、台所がまあ、小さいけれど、立ち回れる環境は幸せでした。
向いているのでしょう調理自体好きなんです。
食べたいものが自分で見て選べ好きなように調理できるわけです。楽しいに決まってる。

調理するのが面倒な人もいるし時間もない人も苦手な人もいます。
そこであえて時間を作り、自分がその時食べたい物を買い物し、気に入ったイケてるナイフ等を使い、適当に調理してみると良い。大失敗しなければ、かつ難しそうなものでなければ、それなり美味いし、結構楽しいし,
好きな音楽やラジオ、動画、音声ファイル、学習音声等々共にする時間は悪くない。乗ってきたら最高だね。
集中するし、料理ゾーンに入ります。

成瀬先生は食べ物の質問をされると
こんな事を良く言います。

好きな時に好きなだけ好きなものを食べれば。

調理師の私のとって、とても大好きな言葉です。逆に言えば、嫌いなものを食べなくていいし、食べたくなければ食べなくてもいい。ちょっとだけ食べようでもいいわけです。今日はめんどくさいからみかんだけ食べていい。コーヒーとビスケットを食べようとか、トマトが美味しいそうとか、白菜買って水炊きやるべ〜とか、今日はお腹いっぱい食べたいとか、時に外食だ。ラーメン、カレー、お蕎麦にうどん。イタリア、スペインああもう溢れんばかりの選択肢の中で自由で思うがままに君の心に従っていいわけだから。
それはやっぱりまず自分で買い物して見て選んで作って食べてみたほうがいい。それはあなたの予算とカラダの要求するままになるし、君の本当の好みを知れるんだと思う。

はじめるなら調理道具は大事です。安価なものもいいが、手に馴染む好みのものを。

聖書で大好きな聖句を紹介したい。

格言15-17

愛がある家で野菜を食べる方が、憎しみの中で上等な牛肉食べるよりも良い。


例えばね、
仲の悪い金持ちの両親が機嫌が悪くてギスギスしてるリビングで食べる子供、内容は高級な牛肉。相棒は、テレビで7時のゴールデンタイム。アニメはやらない夜。お笑い芸人雛壇で馬鹿話でバカ笑い。つられて笑う子供。夜なのに蛍光灯で明るいリビング。親は機嫌悪くて居心地悪い。挙句に怒鳴り合い。喧嘩ですか。もう慣れました。テレビのバカ笑いつられて無理やり笑う子供。ヘェ〜これが高級な食事ですか、旨くないからピンときません。噛み切れない奥歯で肉を咀嚼中毎度の事。顎が痛えな、俺はこれだけ稼いでやってしてやって私はこんなにもやってるしてやって。こいつらうるせなあ。黙れ、テレビが聞こえないんだよ!バカ笑い無理やりつられ笑いガハハ。無理やり笑う子供。蛍光灯爛爛で怒号とバカ笑い。しらけてしまうなにもかも。

こんな家 結構わりとある気がしてるここら辺日本に限らず。だから、

食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べてねって話だよ。
大人も。もちろん君もだ。



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