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声優朗読舞台「戯曲音劇 ロミオとジュリエット」の制作
皆さんこんにちは超プロデューサーのヌビアです。
突然ですが、現在私は「戯曲音劇 ロミオとジュリエット」という声優朗読舞台の制作を行っております。
この戯曲音劇、すでにこちらのnoteをフォロー いただいている方はもしかするとご存知の方が大半かもしれません。
そうです、現在制作中の『天鐘のヒストリア』で 主人公・春永アキラのCVを務めていただいている廣瀬大介さんとも、この舞台での共演をきっかけにご縁をいただいたのです。
戯曲音劇を創るということ
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11月に開催される弊社主催の声優朗読舞台『パラシトスシンドローム-双義惺惺-』に向けて、絶対に成功させたい本舞台。
「豪華声優キャストによる朗読とクラシック音楽の組み合わせを楽しんでもらう」というコンセプトの下、現代版オペラアリアとして開催されるこのシリーズにおいて、私は過去4公演に携わってきました。
そして今回の公演で自分が担う役割は以下の通り。
・チェロ演奏
・作編曲
・作詞
・脚本
・演出
・ディレクター
役割としては限りなく11月のものと近しいと思います。
そして内容については、かなりテイストが異なっていますが共通している部分もまた多いです。
中でも最も通底しているのは「朗読×音楽の組み合わせを楽しんでいただく」ということ。
我々が「パラシトス」や「天スト」でやりたいことは「追い求める最高の世界観を作り上げること」です。
が、やはりその基盤としてあるのは音楽家としての力。
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奏者として舞台に立ち続け、作曲家として最前線で制作を行い続けている自分が、物語を作りたいと思って頑張っている。
ここが普通のプロデューサーとはちょっと違うところ。
だからそんな自分が最も説得力のある表現を作るためには、やはり音楽をメインの武器にしていきたいと思っているわけです。
脚本はもちろんですが、そこに花を添える音楽まで自分が手掛けることにはきっと意味があるはず。
11月の舞台に向けて、1つそれを証明できるのが 今回の「戯曲音劇」だと思うのです。
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あくまで「ロミオとジュリエット」という既存の題材の中での表現ではあるため、11月の舞台とは趣旨や目指す内容もかなり異なっていますが。
「ああ、ヌビアはこんな表現をするんだ」「 この人が作る舞台をもっと見てみたい」
そう思わせられるように最後まで全力で頑張るつもりです。
「ロミオとジュリエット」について
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今回の公演の具体的な中身については終演後にまた語りたいと思いますが、この「ロミオとジュリエット」という題材は、数多くの公演団体が演じてきた名作であり、 言い方を変えればそれだけステレオタイプでもあります。
今回はあくまで原作通りの流れで作っていますし、現代パロや性転換、ifエンディングなど原作から外れた脚本にはしていません。
この舞台のコンセプトが「名作を楽しむ」というものである以上、必要以上の再解釈は不要な味付けだと思っています。
ただ……その中でも「ヌビアが表現したい世界観」、言い換えれば「ヌビア節」を見届けていただく絶好の機会じゃないかなあと。
さいごに
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ここでの成果や学びを、11月の『パラシトスシンドローム-双義惺惺-』に全て注ぎ込んでいきます。
この「戯曲音劇」という世界観を表現するために、そして来たる11月のために。これほど頑張りがいのあるタイミングは他にないと思います。
会場にいらっしゃる方も、今回は来れないよという方も。是非この戯曲音劇を応援していただければ幸いです!そして ぜひ11月の公演に向けて、一緒に期待感を高めていきたい!!
9月から色々動き出すぞ~~!! お楽しみに!!