【恋愛】人を蹴落としてまで自分の価値を上げようとする人
いつでも注目されていないと落ち着かない人
注目をされないと落ち着かない人がいる。
自分以外の誰かに話題が集中したり、自分以外の誰かが注目されたりすると「俺はもっとすごい」「私のはもっとこうだ」という感じで、自分の方が凄いということをアピールするような人がいる。
そのようなな人の会話はいつもこんな感じだ。
男A「僕は健康のために毎日腹筋を100回しているんだ」
女「そうなの!?すごーい!!!」
というようなやりとりに対して
男B「たったそれだけなの?俺なんか毎日150回はやってるよ」とか「どんなやり方してるの?駄目だよそんなやり方じゃ」という相手を否定する感じの切り返しをして、常に自分が上であることをアピールしようとする。
このような人たちは常に自分が上に立ち、注目されていないと気が済まない。
注目されたがる心理の裏側にある不安
なぜ、そのような人は、常に注目されたがるのか?
実は、そのような人は、他の誰かが注目されることにより、自分自身の存在を忘れられてしまうのではないかという不安があるのである。
だからこそ、常に自分が誰よりも上でなければいけないし、目立つ存在でなくてはいけないと考えてしまう。
仮に誰かが自分よりも注目されようものなら、焦りの気持ちから相手を批判したり、相手の意見に反論したり、相手の評価を下げようとして、相手を貶したりする。
そうしないと、不安で仕方がないのである。
異性に対しても間違ったアピールをし続ける
このような人は、異性に対しても同じような行動をしてしまう。
誰よりも目立ち、自分の凄さをアピールし、自分が上位でななければモテない、愛されないと思いこんでいるからである。
だから、気になる異性がいたりすると、なんとしてでも自分が優位に立ち、自分がいかに魅力的な人間であるかをアピールしようとする。
自分以外の誰かが注目されると、自分自身の存在を忘れられてしまう。常に不安な気持ちに支配されているのである。
もしも自分よりも誰かが目立つようであれば、その人のことを貶して貶めたり、自分の方がもっと凄いのだと自慢話を始めたりする。
しかし、このような人は、必死にに自分をアピールしているにもかかわらずモテたりはしない。魅力的な人だとも思われない。
モテるどころか、逆に嫌われてしまい、最終的には周りからは誰も居なくなる。
自分をアピールするとモテなくなる理由
自分をアピールするために誰かを否定するから周りを不快にする
好きな人に注目してもらうために、自分が凄いということや、いかに魅力的であるかということアピールするような人は、誰かが自分よりも目立ったり、注目されたりすると、途端に不安になってしまうような人である。
なので「ぜんぜん大したことないじゃん」「それの何がすごいの?」という感じで、自分以外の誰かが注目されようものなら、どんな話題に対しても、まず否定してしまう。
そうすることで、自分自身に注目を集めることができ、モテるようになるのだと信じているからである。
しかし、その方法はけして正しくはない。
大間違いなのである。
このように、自分の凄さをアピールするために誰かを否定するような方法をとっていると、必然的に会話の流れは否定の連続になってしまう。
だから話をしている人も、その話を聞いている周りの人も楽しい気分ではなくなってしまう。
誰だって話を否定されたり、上から目線で打ち消されるようなことを繰り返されたりするのは気分が良くない。
最初は愛想笑いをしていても、あらゆる話題で否定を繰り返されたりするようであれば、誰だって次第に笑えなくなってしまう。
否定的な意見や行動は周りの空気を悪くするだけなので、そのような人と一緒にいても楽しいとは思えない。
だから、常に否定的なことしか言わないような人とは、関わり合いを持ちたくないと多くの人は考える。
そして、一緒に居ても楽しくないどころか、不快な想いをさせられる人の周りからは次第に離れるようになる。
自信が無いから誰かを否定することでしかアピールできない
自分が一番になることばかり考えていると、話題の中心に自分がいなかったり、自分の興味の無い話で周りが盛り上がったりすると、自分の価値がなくなってしまうような不安な気持ちになってしまう。
自分のことばかりをアピールしようとする人は、自分に自信が無いのである。
自信が無いから自分が一番でないと存在価値がなくなってしまうと感じる。だから、不安にかられるのである。
誰かを否定しても自分が一番になれるわけではない
誰かを否定するということは、コミュニケーションにおいてやってはいけないことの一つである。
否定ばかりしているような人は、周りを不快にすることしかできないので、やがてその人の周りからは人が居なくなってしまう。
にもかかわらず、自分のことばかりをアピールする人はそれに気が付かない。気がついたとしてもそれをやめることができない。
口を開けば、自分が誰かに比べてどれだけ素晴らしいかをアピールし続ける。
そうしなければ不安で仕方がないからである。
他人に花を持たせられる人はモテる
「慌てる乞食は貰いが少ない」という諺がある。
気持ちに余裕が無くて、何でもかんでも自分のモノにしようとする意地汚い乞食は、貰えるはずのモノですら貰えなくなってしまう。
自分をアピールすることに一生懸命になっている人は、まさに慌てる乞食と同じで、気持ちに余裕がない。
余裕がないから他人に花を持たせられない。
花を持たせてしまったら自分の存在が忘れられてしまうと思っているからである。
その思い込みのために多くのモノを失っているにも関わらず、それに気が付かずに同じ失敗を繰り返す。
そしてますますモテなくなっていく。周りか人が居なくなっていく。
自分のアピールばかりする人とは逆に、誰かに花を持たせられる人はモテる。
気持ちに余裕があるので、まわりのことを考えて行動できる。
自分をアピールしなくても、自分の存在が忘れられたりはしないということを知っている。
そして他人に花を持たせられるような余裕のある人と関わると人はそれを気分が良いと感じる。
誰でも、気分良く一緒に過ごせる人や、気分良くさせてくれる人と関係を築いていきたいと思うからである。
余裕のある人、人を立てられる人、他人に花を持たせられる人は一緒に居て気持ちが良い
だから他人に花を持たせられる人はモテる。
自分をアピールすることをやめれば評価される
世の中は、誰かに一番を譲れる人が、最終的には一番貰いが多くなるようにできている。
しかしそれは誰にでも出来ることではない。
気持ちに余裕が無ければ、誰かに一番を譲ることは難しい。
一番を誰かに譲れば、損をしてしまうように思えたり、自分の価値がどんどん下がっていくように思えてしまうからである。
なかなか実行に移せるものではない。
しかし、一番を誰かに譲っても自分自身の評価は下がらない。
むしろ評価は上がるのである。
自分をアピールしようすることをやめて、一番を人に譲ったり、誰かに花を持たせることができた時、初めて周りの目が自分に向けられるようになる。
今までどんなに自分をアピールしても注目してくれなかった人たちが、注目してくれるようになるのである。
そうした余裕のある行動の積み重ねで、やがて多くの人が尊重してくれたり、慕ってくれるようになるのである。
ところがモテない人は常にその逆を行なってしまうのである。
今までの行動を変えよう
誰かを陥れて自分の評価を上げようと思っても自らを落とすだけである。
今までの行動を変えよう。
目立とうとすることをやめて誰かに花を持たせよう。
モテないのはその生き方にこだわりすぎたせいだ。
不安が襲ってきても我慢しよう。
目立とうとしなくても、誰も自分のことを忘れていないことが分かれば、そんな不安はすぐに消えるだろう。
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