![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90990084/rectangle_large_type_2_0931db9b05994a00f6fe42872c9512b3.png?width=1200)
無名の俳優が最短でオーディションを突破する方法(後編)
前回のおさらい
前回こちらでなぜオーディションを突破すること、むしろ呼ばれることが難しいのかをご説明しました。
では傾向がわかったので次は対策です。
実力を覆せる(かもしれない)唯一の武器、演技動画。
はい、いきなり結論です。映像資料です。
実力として書ける作品がなくても、演技動画なら見てもらえる可能性があります。そしてそれがよければオーディションで見てみたいな、という可能性も上がります。
プロフィール資料にリンク貼ってもいいですね。
紙で読まれることも考えるとQRコードくらいあると便利ですよね。
ひとりでできるセルフテープ
でも出演した作品もないし機材もない・・・
そんなあなたに贈るのがセルフテープです。
つまり「自分で自分の演技を撮る」です。
コロナの影響もあり、ハリウッドを始め、世界的にメジャーになった方法です。
時間ない方はこちらの3分でわかるセルフテープの撮り方
by EIJI LEON LEE / FILMSTA INC.
メリットはいくらでもありますが
・スマホでいい
・ひとりでできる
・何回でも撮り直せる
などキリがありません。
もっと詳しく知りたい方はこちら
by 株式会社カイジュウ / KAIJU INC
オーディション突破プロジェクト
私は上記で撮ったセルフテープを毎日SNSにアップするというのをおススメしています。題してオーディション突破プロジェクト。
twitterでもインスタでもTikTokでもなんでもいいんです。
新しいアカウントを作っても大丈夫。
これに賛同してくださった方は、以下のような運用にしてもらっています。
・投稿に#オーディション突破プロジェクトのハッシュタグをつける。
・ハッシュタグは相互いいねする
以下は追加でおすすめしていることです
・好きな事務所、プロデューサー、監督、キャスト担当を見つけてフォロー
・上記をハッシュタグに含めてみる。
1か月で約30本、一年間で365本の演技動画が集まります。
うまくいかない日があってもいいし、最初はしょぼくてもいい。
やっているうちにすぐうまくなります。
ハッシュタグ自体が有名になれば、必ず目に留まるチャンスが増えます。
スイミーのように、小さな魚たちもまとまれば大きな魚に負けません。
結局、やる人はやるし、やらない人はやらない
これをお勧めし始めてからしばらく経ちました。ですがやり続けている人は全体の10%もいきません。多くの方は始めることすらしません。なんでなのかな、と思ってしまいます。これだけチャンスなのに。
一方で、このプロジェクトでもオーディションに呼ばれるようになったり、他のグループでは自分たちでリールを撮ってみるところまでやる人もいます。もちろんそういう人たちはどんどん先にいきます。なので僕は無理に人におすすめしません。
もしやりたい人がいたら許可は要りません。
今すぐ始めてください。今すぐ。
まとめ
いろいろ書きました。別にこれでお金が儲かるわけでもありません。
それでもやるのはいい俳優さんと出会いたいから。
もしこの情報があなたにとって役に立てば幸いです。
不明点や演技テープ、いつでもtwitterのDMください。
できる限り拝見させていただきます。
余談:相手のことを想像すること
よく、「○○はしたほうがいいですか?」「○○と△△はどっちがいいですか?」という質問を受けます。その時に言うのは
「あなただったらどっちがいいですか?」
ということ。人間相手のことなんで、自分がされて嬉しいことをすればいいと思います。
例えばQRコードは必須じゃない。
でもあなたが資料を紙でもらったら手でURL入力しますか?
PDFでもらった時に1クリックで飛べる方が嬉しくないですか?
リールにしたときに項目が分かれていて、リンクで飛べた方が見やすくないですか?
そういう心遣いができる人とできない人、どちらが仕事をしやすいと思いますか?
映像制作って、仕事で、チームワークなのでそのあたりは見られていますし、すごく差がつく大事なところです。