ペットのための写真館を始めるに至った話
はじめまして
サブカメラマン、撮影中のハンドラーを担当しているMARINAです。
2024年11月ペットのためのフォトスタジオをさいたま市にオープンしました。
代表は栃木を拠点に、25年以上ウエディングや子供写真で活躍している私の母NATSUKOです。
初めての記事ですが、ここではスタジオの日常やペットに関する情報など…
いつもより少しフランクに深く様々なことを皆様と共有していければと思います。
始めたきっかけについて
元々は父と母で栃木に写真スタジオを構えていたのですが、私は写真の専門学校で学んだ後、映像制作会社のアシスタントや商品写真の物撮り撮影をしていました。
大きなきっかけとなったのは私が子犬を新しく迎えたこと、そして実家で母と暮らしていた最後のワンコが亡くなった事。
実家では私が9歳の頃からフレンチブルドッグを飼っていて1番多い時で3匹のワンコと暮らしていました。
それぞれのワンコが順番に亡くなっていき、死を受け入れることに慣れると同時に、生前に撮影した写真の大切さにカメラマンながら改めて気づかされました。
コロコロむちむちでとにかく可愛いパピーの頃。たくさん遊んでお出かけをした成犬期、だんだんと寝ている時間が増えて小さくなるシニア期。
昔の記憶であればあるほど、頭の中で思い出すのが少し難しくなっていきます。
それでも昔のアルバムを開くと、鮮明に小さい頃ワンコ達と過ごした日々を思い出すのです。
幸いにも我が家は家族と写っているワンコたちの写真をプリントやアルバムでたくさん残していました。
そして私は大人になり、新しくミニチュアプードルのトニーをお迎えしました。
3匹のワンコたちを見送った経験から、一緒に過ごせる時間は意外にもあっという間で、限られていることを知っています。
お迎え当初から意気込んでたくさん写真を撮り始めました。
日常的なスナップやリビングで簡易的なポールに背景布で全身の映る写真にも挑戦しました。
(もうすぐトニーは3歳になりますが小さい頃の写真を定期的に見返しています)
その写真を母に共有していくうちに
「同じように写真でペットの思い出を残したいと思っている家族の手伝いが、できるんじゃないか」
そんな思いが生まれました。
すぐに、11年フォトスタジオを切り盛りをしている父と母に相談しました。
当時の私の考えているオープンに向けての条件は
・出張や公園撮影ではなくきちんとしたスタジオにしたい
(天候に左右される事もなく、春夏秋冬パピーからシニアまでゆっくりとプライベートな空間で撮影をしたかったから)
・地元である埼玉、出来ればさいたま市にスタジオを構えたい
・「ペットも撮れるスタジオ」ではなくペットがメインの「ペットのためのスタジオ」にすること
こうして話し合いをなん度も重ねながら、私たちのペットフォトスタジオの開業計画がスタートしたのでした。
これから
なんとかバタバタと昨年の11月にOPENしたスタジオですが、実際にお客様にもご来店いただき私たちのヴィジョンもより明確なものになったように思います。
写真の力で家族の一瞬で尊い時間を思い出に残すこと。
スタジオにご来店して頂くことで、その日が大切な思い出になること。
一緒に来てくれた動物たちにとってポジティブで新鮮な経験になること。
動物たちの一生を細かくたくさんの思い出に残すこと。
その目標が100%達成できるよう日々奮闘中です。
やりたい事が多すぎて、空回りしてる時も少しありますが…笑
とにかく
ご来店してくださったご家族様の気持ちに寄り添えるように、来てくれた子達の一生の思い出をずっとずっと残すお手伝いが出来ればなと思っています。
冒頭にも少し書きましたが
ここでは普段SNSなどで発信している内容よりも深く私たちの気持ちを発信したり、撮影中の思いなんかも伝えていければ…と思います
とにかく色んなことに挑戦中なのでもしよかったら今後もチェックしてみて下さい!
インスタグラムでは実際にスタジオで撮影した写真や、撮影の様子の動画なんかも載せていますので気が向いた方は下にリンクも貼っておきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(文: MARINA)