【スタジオディテイルズ × スピッカート】 合同カメラ合宿
こんにちはチーム4989です!
先日スピッカートさんと合同カメラ合宿を行いました。カメラがほぼ初心者の人から趣味としている人までが集い、充実した2日間となりました。
今回はそんな合宿での様子や実際に撮影した写真を紹介していきます!
はじめに
今回の合宿は弊社ADの井出とスピッカートの細尾さんがTwitterのroomで会話したことをきっかけに開催が決定しました。
スピッカートさんが普段から一緒にお仕事をされてるカメラマンの野村優さんにもご参加いただけることになり、ディテイルズ6名、スピッカートさん3名の合計10名での合宿となりました。
豪華なメンバーで行うこととなり、開催を心待ちにしながら準備を進めていきました。
そして決まった旅の目的地は岐阜県の宿屋揖斐川。神社の境内内にある古民家を一棟貸ししており、日本の伝統的な生活を体験できる素敵な宿でした。
宿屋揖斐川に宿泊し、岐阜県の自然を楽しみながら撮影を行いました。
タイムスケジュール
各所を巡る中で撮影した写真を紹介します。
同じ場所で撮影していても人によって切り取る部分や魅せ方が違い、個性が感じられて面白いです!撮影者にも注目してご覧ください。
■ 1日目
13:00 宿に到着
宿についた途端全員がカメラを構え撮影を始めました。
ついにカメラ合宿の始まりです…!
メンバー全員が集合し顔合わせを行いました。和やかな雰囲気です。
13:45 宮山橋(恋のつり橋)
恋愛成就スポットで有名な宮川橋。残念なことに橋は点検中で渡れませんでした。ですが橋の周りや近くの川沿いにも魅力は沢山あり各々自由に撮影を行いました。
14:30 春日森の文化博物館
博物館近くのキャンプ場で撮影を行い、その後春日森の文化博物館へ。
博物館では柴田慶子さんの企画展が行われており、作品を鑑賞しつつ撮影を行いました。
19:30 夕食&写真を見る会
宿に帰ってきたら、待ちに待った夕飯!
ディテイルズとスピッカートさん、それぞれ食材を調達し、違う種類の鍋を作りました。スピッカートさんの鍋は柚子がとても効いており、見た目も味もおしゃれでとても美味しかったです!
夕飯が落ち着いた頃、撮った写真を1枚選び共有する会を行いました。
先ほどまでの楽しい雰囲気とはガラリと変わり皆さん真剣な表情…。
■ 2日目
8:00 朝食
朝です。身支度を整え部屋から出ると、キッチンからコーヒーのいい香りが漂ってきました。
朝食のメニューはポタージュに、ベーコン、サラダ、スクランブルエッグとバターロールパン。そして野村さんが焙煎してくれたコーヒー。お腹も心も満たされる朝になりました。
10:30 養老天命反転地
宿屋揖斐川から車に乗って45分、養老公園内にある養老天命反転地に着きました。雨の予報でどんよりと曇っていましたが、その薄暗い感じが養老天命反転地の不思議さを際立たせていました。
12:00 うまいもん広場 バーベキュー
合宿の締めくくりは、弊社でwebサイト等の制作を手掛けさせていただいた養老ミートさんのうまいもん広場でバーベキュー。しっかりと油の乗った飛騨牛が体に染み渡りました。
食後には前ボケ練習会を行いビンなど透明なものを使用した小技を習得しました。
撮影を終えて
全員が意欲的に撮影に臨み、各々気づきや学びの多い時間となりました!
また、スピッカートさんや野村さんと交流するとても良い機会となりました。弊社の参加者の中から代表して3名の感想を紹介します。
“何かを発見する楽しさは肉眼より倍増!”
カメラに触れることがほぼ初めてなので、超初歩的な設定や用語の意味から周りのメンバーに教えていただきまして、おかげさまで楽しく写真を撮ることができました!シャッタースピードや絞りなどの数値を変えるだけでも雰囲気の違う景色を切り取ることができるのはとても不思議でおもしろいですね!
その上、独自の手法を使って撮影をしているメンバーの話や前ボケの小技を知ることができ、カメラってかなり自由で独創的で奥が深いものなのだと思いました!
そして他のメンバーの撮った写真を観た時は、人それぞれ見えている世界が違うということをとても実感します!注目する箇所、そこに感じる色や温度が全然違いますね。
今回の旅の目的は「デザイナーとして少しぐらいはカメラの知識やスキルを備えておきたい」というものでしたが、想像以上に写真を撮ることは楽しかったです!
デザイナー 豊田
“自分独自の視点を切り取る”
ほぼ素人の状態で、プロの方の中に混じってかなり緊張しましたが、学びが多く楽しい合宿でした!
特に、機材に拘るのも勿論ですが、「何に興味を持つか」で写真の魅力が大きく変わるのだなということに気づけたのが大きな学びでした。同じ道を歩いていたはずなのに、全員違う風景を切り取った写真になっていて、自分にはない新しい視点を発見でき、見ていてとても楽しかったです。「自分独自の視点があるか」ということも写真の魅力を大きく上げる要素の一つになるのだなと思いました。
また、意識しないと自分の好きな風に撮ってしまう(今回無意識に暗めの写真が多くなってしまいました・・)のに気づいたので、次回は違うテイストの写真が撮れるようにしたいなと思いました!
デザイナー 小倉
“現実と非現実の行き来”
「現実の記念」と「非現実の絵作り」を行き来する余白。それが今回気付かされた、カメラ合宿の魅力でした。
日常では、僕は目の前の事へ影響を与えず現実が自然に流れたままを記念するようにしています。デザインの仕事では、僕はまだ実在しない世界観を可視化するために撮影しています。そういった現実の記念と非現実の絵作りは、両方を同時に追求するのが難しいし不適切かもしれません。
ですが今回のカメラ合宿では、ときめく場所を発見した瞬間に全員が無言にかばんからカメラを出し、お寺の宿で静かとお互いを撮ったりしました。急がせられず、川辺で日当たりの写しをレンズで遊ばせてもらえたり、山の風景のなかでゆっくりと過ごさせてもらえたり。鍋を作りながら演技なく料理の経過をありのままと記録させてもらえたり。
そんなふうな暗黙知のもつ集まりのおかげで、クリエイティブの余白を与えてくれたのが今回の魅力でした!次回も楽しみにしております!
BXデザイナー Kai
さいごに
実は他の制作会社さんと合宿という形で交流を行うのは今回が初の試みでした。どのような会になるかわからず、緊張や不安もありましたが、実際にメンバー同士顔を合わせたら、撮影という共通のテーマがあることで打ち解けやすく、とても楽しく良い時間を過ごすことができました!
今回の、学んだことや気づきを活かして普段から様々なものを撮影したいと思います!
第2回の開催も楽しみです!!
編集:福田・福邉
撮影:井出・小倉・Kai・豊田・福田・福邉
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