Vibraphoneソフトケースの作り方
僕のヴィブラフォンMusser M-55はこんなふうに5つに分解できるのですが、これまで毛布にくるんで紐で縛っていたので、ライブの準備や撤収などにエラく時間が掛かり、毎回汗だくになっていました。
もっとスマートに楽器の移動を行いた~い、との強い願望から、ついにソフトケースを自作することに成功しました! じゃ〜ん↓
ミシンを使ったのなんて、思い返してみると30年前の小学校の家庭科の授業で雑巾を縫って以来でした。生地はナイロンにウレタンが入った丈夫なもの。よくカメラバッグや楽器のソフトケースなんかにありそうなものです。(2011年10月)
現在は、製作環境が整わなくなったため、依頼を承っておりません。その代わり、この記事の一番下に設計図を2種類公開していますので、これらの10種類の製作例を参考に、ぜひオリジナルケースを作ってみてください。
Vibraphoneソフトケース2作目
嬉しいことにプロのヴァイブ奏者・赤松敏弘さんからソフトケース製作のご依頼をいただきまして、また頑張って裁縫しました! ファスナーを使用していないので、普段しまう時や、運び終えた後にコンパクトになる点が評価されたようです。今回はMusser M55用ではなく、Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用です。各パーツはだいたい同じような形状ですが、ペダルのパーツの形が結構違いました。(2016年8月)
本体用は、ご要望によりフレームをつかむための窓を作成しました。見分けを付けるため、パイプ用と色を変えてあります。
ペダル・パーツ用は、M55と違い、両端が細いのと、真ん中のペダルが大きく、調整用ピンが飛び出ているのを考慮して、真ん中がかなりゆったりとなっています。
Vibraphoneソフトケース3作目
再び、ヴィブラフォンのソフトケースを製作しました。Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用です。本体フレーム用は、運びやすくするため、右手で中のフレームをつかめるようになっています。Vib奏者・赤松敏弘氏のアイデアです。(2016年11月)
Vibraphoneソフトケース4作目
嬉しいことに再びご依頼をいただきまして、ヴィブラフォンのソフトケースを製作しました。Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用です。(2017年1月)
本体用は、運びやすくするため左手で中のフレームをつかめるようになっていますが、2通りの持ち方を希望されているため、紐通しの部分の干渉しない範囲で縦長の窓を作りました。
ペダルパーツ用は、ご希望により、アクリルベルトではなくマジックテープ仕様となりました。重量がないため、こちらの方が使い勝手が良いかも。
Vibraphoneソフトケース5作目
5作目のヴィブラフォンのソフトケースが完成しました。Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用で、Vib奏者・赤松敏弘氏のために製作させていただいた2作目と同じ仕様です。(2017年4月)
Vibraphoneソフトケース6作目
6作目のヴィブラフォンのソフトカバーが完成しました。Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用です。本体用のライトパープルがとても鮮やかでなかなか素敵なものが出来ました。自分用のケースもこの色が良かったかも。(2017年5月)
Vibraphoneソフトケース7作目
7作目のヴィブラフォンのソフトカバーが完成しました。Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用ですが、包みやすいように少しだけ封筒型にして、それぞれ3センチの“フタ”を設けてみました。(2017年6月)
また、これまでナイロンキルト生地を取り寄せていたお店が在庫切れになってしまったので、新たに兵庫県赤穂市のお店から取り寄せました。少し値段が上がりましたが、ダブルステッチがお洒落で、中のウレタンもしっかりしているので、プリプリした手触りがなかなか良く、丈夫そうでとても良い生地です。
本体用は、ご希望により、運びやすくするためのフレームつかみ窓がフレーム1段分上に移動し、さらに右手仕様に変更されています。
ペダルパーツ用は、ご希望により、アクリルベルトではなくマジックテープ仕様となりました。重量がないため、やはりこちらの方が使い勝手が良いかも。
Vibraphoneソフトケース8作目
8作目のVibraphoneソフトケースはなんと迷彩柄指定! なんともうらやましい僕が使いたい..... 今回は僕のVibesと同じMusser M55用です。(2018年11月)
迷彩だったら自衛隊音楽隊に超オススメですね! 陸上自衛隊音楽隊ならグリーン迷彩、航空自衛隊や海上自衛隊だったらブルー迷彩、最高に似合うと思うのですが。
Vibraphoneソフトケース9作目
Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用です。ナチュラルでウッディな柄が素敵ですが、裏地がナイロンではなく綿だったため、本体とパイプの底面の内側を別のナイロンキルトで補強しています。(2019年3月)
Vibraphoneソフトケース10作目
Musser Vibraphone M55G用。アジャスター付きM型アームタイプ。第2作目と同様、ヴァイブ奏者・赤松敏弘さんのために制作させたいただきました。(2019年11月)
Musser Hybrid Vibraphone M55GJ用ケースの設計図
Musser Vibraphone M55用ケースの設計図
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