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仙川教室のこと
こんにちは!
studioALMAです。
前回は今年3月から舞踊教室を東京・仙川に開くことをお知らせしました。
講師を務めるstudioALMA主宰の舞踊家・振付家、小泉憲央の熱い思い、伝わったでしょうか。
実際に教室でどんなことをするのかイメージしていただくために、再び尋ねてみました。
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既に開いている所沢教室ではどんなことをしているか尋ねました。
バレエのレッスンのように爪先を伸ばす訓練もしますが、この教室は裸足でレッスンをしています。自分の足の裏で床を感じながらペタペタと踏むという感覚を大事にしています。
そうですね、ALMAの稽古もいつも裸足。直接触れる床を踏みしめる、蹴って跳ぶという感覚を足の裏でつかんでいきます。
子どもたちも、靴を介さずに自分の足の裏で直接感じることで、自在に体を使うことができるようになるのではないでしょうか。
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所沢教室での経験が憲央さんを突き動かしています。
小学2年生の女の子がいます。彼女は所沢教室に来る前からミュージカルなどの舞台に出演していますが、以前は舞台でも緊張したり、大きな声が出しにくかったりしていたそうです。
所沢教室では生徒との対話を大切にし、バレエなど型のあるレッスンをする一方で、動物の鳴き声や歩き方をやってみるといった想像力を育てるレッスンもしています。また、声についても、距離を離して名前を呼び合い、体のどの部分を意識すると声が出やすいかを一緒に考えて繰り返しました。そのうちに、堂々と表現ができるようになり、今では生き生きと稽古場で踊り、走り回っています。
表現の楽しさを知っているなとよく思います。
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また、所沢教室には体験で4歳の子が来ることになっているそうです。
4歳というとかなり幼いと思いますが、どんなことをしますか。
幼い子の場合はやさしい内容にすることはもちろんですが、集中力が途切れないように工夫します。例えば、造花を使い、床に置いた花を飛び越えてもらいます。片足ずつだったり両足だったり……。休憩をこまめに取って水分補給。集中力の維持を大切にします。
仙川教室では下記に説明するように幼児から中学生まで、幅広い年代をクラスに分けてそれぞれに合ったレッスンができるようにしています。
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子どもたちの反応がよかったレッスンはありますか?
たぬきの踊りです! もともとは劇団の公演のために作った踊りですが、
老若男女ができる、シンプルでありながら、歌いながら踊るALMAのよさが詰まっているなと思い、教室でも取り入れてみました。
ユーモラスで楽しいこの踊りは……私の予想をはるかに超え、この子から生き生きしたエネルギーが出てきてびっくりしました。
鍛錬をしながら身につける技術も大事ですが、子どもの時期は表現を思いっきり楽しめることをより大切にしたいと思っています。
たぬきの踊り! 筆者(平山泉劇団員)も大好きです。子どもたちとも一緒に踊ってみたいものです。
憲央さんは「芝居や踊りが好きな子はもちろん、恥ずかしがり屋で自分を表現することが苦手な子も大歓迎!」と言います。きっと、どんな子も自然に笑顔で生き生きと跳びはねるに違いありません。
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たぬき……、そうそう、ALMAお得意の「動物になってみよう!」も、もちろんやっています。子どもたちみんなが知っている動物の、その動きを想像しながら体を動かしてみる――というものです。
憲央さんは言います。
最初はイメージから入るのですが、動いているうちに自分でも予想外の動きが出てきたりと、自分の中に「発見」があると、子どもたちも楽しくなるようです。
いろいろ聞きながら、筆者は思いました。
しっかり基礎からダンスを習うので、習い事といえば習い事ですが、ダンスの道に進むためとは限りません。
丈夫でしなやかな体をつくり、前向きに明るく突き進む強い気持ちをはぐくむ――この舞踊教室は、きっと子どもたちの未来のお役に立つことができる……と確信しました。
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【仙川教室は幼稚園児~中学生でクラス分けしています】
仙川教室は「低学年(小学校1~4年)」「高学年(小学校5年~中学2年)」「幼児(幼稚園年少~年長)」「合同(小学校1年~中学2年)」と4クラスに分けています。幼稚園児はもちろん、小学生でも体格や体力の面でかなり差があります。体を使うことですから、無理なく自由に踊りに取り組むには分かれていたほうがよいだろうとの判断です。小さい子が気後れすることなく、大きい子が遠慮することなく、伸び伸びと踊ってもらえるといいですね。
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【体験教室もあります!】
いかがでしょうか。ちょっと興味あるけれど、やってみないことには……という方、ぜひ体験レッスンにご参加ください!
なかなか興味を持たなかった子や引っ込み思案の子も、体を動かし始めたら……意外や意外、次第に笑みが広がって目を輝かせるかもしれません。
以下の日程で開催します。もし、ご都合が合わなくても別のクラスや日程もご相談ください。
2月20日(木)16時10分~17時 :低学年クラス
同 日 17時5分~17時55分:高学年クラス
2月21日(金)15時10分~16時 :幼児クラス
3月6日(木) 16時10分~17時 :低学年クラス
同 日 17時5分~17時55分:高学年クラス
3月7日(金) 15時10分~16時 :幼児クラス
同 日 16時5分~16時55分:合同クラス
参加費:2000円(入会の方は初回2000円割引いたします)
お申し込みは3月2日(日)までに、申し込みフォームからお願いいたします。
詳しい情報はALMAのサイト案内ページをご覧ください。
お問い合わせ
studioalma.meteor@gmail.com
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舞踊教室の母体である劇団studioALMAは8月に公演を控えております!
【公演情報】
かんだ文化芸術プロジェクト主催
スタジオアルマの舞踊劇特別編
「食ってきな! 神田食味連雀奇譚・蕎麦の巻」
作・演出・振付:小泉憲央
【あらすじ】
1947年。戦地から復員した小川弘は、父が残した店で蕎麦屋をはじめる。ある日、弘のもとに妖(あやかし)が現れる。自由気ままな妖たちに、弘は頭を悩ませるが…。
一軒の蕎麦屋をめぐる、懸命に生きた男と、その想いを受け継いだ家族の物語。
【公演日】
○劇場公演
2025年8月8日(金)~8月10日(日)
会場:上野ストアハウス
○まつや公演
2025年8月18日(月)~8月19日(火)
会場:神田まつや
【出演者】
永野和宏(劇団新人会)
三浦葵(avenir'e)
亀井奈緒(studio ALMA)
小高愛花(studio ALMA)
玉津琴愛
磯馴萌々子
中屋力樹(東京芸術座)
寺前幸胡(studio ALMA)
平山泉(studio ALMA)
小泉憲央(studio ALMA)
中川えりか(アカラ)
小林弘幸(神田まつや) まつや公演のみ/特別出演
【神田まつやとは】
神田にある創業明治17年の老舗蕎麦屋。
江戸前の手打ちと下町の味を継承し現代に至る。
関東大震災直後に建て直された木造の建物は、東京都の歴史的建造物に選定されている。
主催:かんだ文化芸術プロジェクト
監修:神田まつや
【ご予約】
2025年5月より受け付け開始!
続報をお待ちください!