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ALMAの発表会 vol.2

こんにちは!
前回、studioALMAで発表会を開くという話をしました。ということで、これから劇団員一人一人の発表会への意気込み、気持ちなどを尋ねていこうと思います。
 
と、隗(かい)より始めよ(小中学生には難しい言葉ですが、辞書で調べてみてくださいな)ってことですね。私から話してみます。
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これまで経験した2回の公演では踊りを覚えることで精いっぱいでした。
ニワトリのサワコとして短いせりふがありましたが、お客さまにしっかり届けることは難しいと感じていました。
 
そして、前回紹介したように基本から芝居に取り組むことに。
 
まずは腹式呼吸であったり発声練習であったり、教わること一つ一つが新鮮で、少しずつ習得していくことが楽しくもありました。
 
そして「人間」の役をもらいました。
 
それも、全く異なるタイプの2人です。
 
ジュリエットのために奔走し、そして、あまりに可愛くて仕方がない
彼女をからかうように意地悪をして、でも、温かく送り出すという
ばあや。
 
そして、男に成り済まして仕える公爵への恋心を秘め隠し、恋敵でもある美しい女性との間を取り持つよう命を帯びて対峙する――複雑な思いを抱く女性。
 
どちらも難しい。私にできるのだろうか。そもそもせりふを覚えられるだろうか。固まってしまうのではないだろうか。
 
でも、これはALMAの発表会だからこそ。
 
やってみてごらん、きっと、自分のためになるよ……。
 
うん、そうだ、この二つの役をやれるなんて、面白い、やりがいある! それぞれに別の「相手役」がいるというのも、ありがたいこと。
相手を見て、相手に伝えること――この難しさも経験しなければ。
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私にとっては非常に長いせりふ。
 
せりふを「入れる」、せりふが「入っていない」と言われます。その意味が
今一つわかっていませんでした。
でも、今回、例えば台本を見ずにせりふを文章で書くことはできるくらい
「覚えた」と思っても、稽古ではせりふが「出てこない」ことがあり、
ああ、これが「入っていない」ことかと実感しました。
 
せりふを入れるには、「早回し」がいい、また、何かをしながら練習するのもよい――などとアドバイスをもらいました。
 
かくて、発声練習をしながら歩いていた夜道を、ぶつぶつと
せりふを言いながら歩くことに。
ときには早朝に走りながら、ぶつぶつ……。走りながらは疲れるけれど、自分にとっては良かったようで、結構「入った」ような気が……。
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本番までもう少し。稽古できる時間はもう限られているけれど、
なんとか二つの役を演じきりたいと決意を固めています。
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【劇団員募集中】

studioALMAは、子どもも大人も楽しめる「オリジナルの舞踊劇」
を創作・上演する団体です。

入団要件
・毎週日曜日11〜13時の定期稽古に参加できる方
 場所:西武新宿線「野方」駅より徒歩5分のスタジオ
 ※定期稽古は舞踊稽古が主となります
 ※公演前は稽古が増えます
・演技・舞踊の経験、年齢は問いません
・入団希望者は面談あり

studioALMAのこれまで————
2021年4月〜 俳優のための舞踊教室開催
2021年9月 YouTubeにて映像作品「約束の化石」を無料公開
2022年5月 スタジオアルマの舞踊劇「団長は怒らない -流れ星サーカス団物語-」(作・演出:小泉憲央)公演
2022年9月 舞踊劇団化
2022年11月 全児演公演
2023年3月 スタジオアルマの舞踊劇「風の中の青い馬 -流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演
2023年8月 スタジオアルマの舞踊劇「ラヤの夢-流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演
2024年3月 スタジオアルマ所沢出張公演「風の中の青い馬 -流れ星サーカス団物語-」(作・演出・振付:小泉憲央)公演

ご興味のある方は、studioalma.meteor@gmail.com まで、お気軽にお問い合わせください!

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