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今年8月に公演!

あけましておめでとうございます!

studioALMAのブログを読んでくださってありがとうございます。

2025年最初のブログは大ニュース。

今年8月にstudioALMAの公演があります!

題して
「食ってきな! 神田食味連雀奇譚・蕎麦の巻」
舞台は戦後、そして現代の……老舗そば店「神田まつや」です!
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前回の公演は2024年3月の
所沢出張公演「風の中の青い馬 - 流れ星サーカス団物語 -」
でした。

それまでもサーカス団の動物たちを中心に描かれる物語を演じてきて、多くの方に親しんでいただきました。わたくしたちにとって大切な作品です。

そして、そんなALMAが新たな挑戦に踏み出します。

東京・神田の老舗そば店を舞台とした、戦後一人残された男性が懸命に立ち上がる姿、そして、時代を超え、つながっていく家族の物語をお届けします。

動物たちの彩る空想的なサーカス団物語から、日本の現実の場で丁寧に「人」の「歴史」を描く物語。かなり違いはありますが、舞踊と芝居で表現することに変わりありません。
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それに、今回は妖怪たちが登場します。

これまで躍動感あふれる踊りと鳴き声で動物たちを演じてきましたが、妖怪をどのように踊るのか、妖怪がどんな声でどんなしゃべり方をするのか――これも新たな挑戦です。
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妖怪。「人知では不思議と考えられるような現象。特に、ばけもの」(岩波国語辞典)と辞書に書かれるように、怪異現象を妖怪によるものと考えて恐れてきました。

皆さんの妖怪へのイメージはさまざまではないでしょうか。恐ろしいばけものだったり、家にすみついて子供のようにいたずらをする親しみやすい座敷童だったり……。国際日本文化研究センターの「怪異・妖怪伝承データペース」にはおどろおどろしい妖怪たちが紹介されていますし、水木しげるさんの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪たちを思い浮かべる方も多いでしょう。

今回の物語では「妖(あやかし)」と呼びます。日本古来の「信仰」と深くかかわり、はかない存在でもあります。

そんな妖たちが老舗そば店にすみつき、人間と不思議なきずなを結びます。
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昨年3月の公演から1年近くたちます。その間、ALMAの一人一人が踊りを創作したり、稽古場発表会を設けて「芝居」に特化した稽古をしたり、はたまたALMAのメンバーだけで企画・開催するワークショップを行ったり……さまざまな活動をしてきました。

新たな挑戦へと地歩を固めてきたALMAが、どのような物語を描き、踊りと音楽と芝居でどのように皆さんにお伝えするでしょう。

これからも、さまざまな角度からご紹介していきますね。

ALMAの8月公演に、どうぞご期待ください!
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【公演情報】
かんだ文化芸術プロジェクト主催
スタジオアルマの舞踊劇特別編
「食ってきな! 神田食味連雀奇譚・蕎麦の巻」
作・演出・振付:小泉憲央
 
【あらすじ】
1947年。戦地から復員した小川弘は、父が残した店で蕎麦屋をはじめる。ある日、弘のもとに妖(あやかし)が現れる。自由気ままな妖たちに、弘は頭を悩ませるが…。
一軒の蕎麦屋をめぐる、懸命に生きた男と、その想いを受け継いだ家族の物語。
 
【公演日】
○劇場公演
2025年8月8日(金)~8月10日(日)
会場:上野ストアハウス
○まつや公演
2025年8月18日(月)~8月19日(火)
会場:神田まつや
 
【出演者】
永野和宏(劇団新人会)
三浦葵(avenir'e)
亀井奈緒(studio ALMA)
小高愛花(studio ALMA)
玉津琴愛
磯馴萌々子
中屋力樹(東京芸術座)
寺前幸胡(studio ALMA)
平山泉(studio ALMA)
小泉憲央(studio ALMA)
中川えりか(アカラ)
小林弘幸(神田まつや) まつや公演のみ/特別出演
 
【神田まつやとは】
神田にある創業明治17年の老舗蕎麦屋。
江戸前の手打ちと下町の味を継承し現代に至る。
関東大震災直後に建て直された木造の建物は、東京都の歴史的建造物に選定されている。
 
主催:かんだ文化芸術プロジェクト
監修:神田まつや

【ご予約】
2025年5月より受け付け開始!
続報をお待ちください!

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