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"連続性の美"とはいったい何なのか

最近Xやインスタで新しいフォロワーさんや作品を見てくれている方が増えて来たので自己紹介として自身の作品の中心的な視点である"連続性の美"とは何かについて書いてみます。

現在では解釈の幅が広がっていますが、"連続性の美"とはもともと建築物の連なりの美しさにフォーカスした視点でした。20年ほど前に気づいたビルの非常階段の連なりの美しさ。数年に一度気になる連なりを見つけては撮影していました。

大きく変わったのは2022年。撮る目的ではなく仕事の移動中にどうしても心惹かれて撮らずにはいられない光景をiPhoneで記録のつもりで撮りはじめました。こんな背景があるのでiPhoneで5秒以内に撮影しています。撮り進めるうちに都市のもつ幾何学的な美しさを抽出したい。そんな気持ちで撮影していることに気づきました。

2022年には400点ほどの作品を撮影。そして2023年の頭に1冊目の写真集The GIGWORKとしてまとめる中で"連続性の美"は6つの要素で構成されていることを発見しました。今では7つの要素であると考えています。発見した順に「直線美」「斜俯瞰」「曲線美」「カタマリ」「映り込み」「余白の美」「アンダーコンストラクション」の7つです。

1 直線美(Straight)

Tokyo,2022

2 斜俯瞰(Bird's eye)

HigashiOi,Tokyo,2022

3 曲線美(Curve)

Katsushima,Tokyo,2022

4 映り込み(Parallel world)

Tokyo,2022

5 カタマリ(Block)

Konan,Tokyo,2022

6 余白の美(White space)

Haneda,Tokyo,2022

7 アンダーコンストラクション

(Under construction)

Shibuya,Tokyo,2022

長くなりそうなので、それぞれの要素について次回は掘り下げて書いてみようと思います。お楽しみに!

それでは今日もクリエイティブな1日を。


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