受講申し込みの流れ-デジハリ修了(2)
デジタルハリウッドとは
デジタルハリウッド株式会社が運営するクリエーターの育成を専門とするスクールです。
(以降、特記が無い限りデジハリと略す)
日本各地に校舎を構える「デジタルハリウッド」は、一般的に世間で認知されているスクールのデジハリだと思います。
本記事では、このデジハリについて書いていきます。
受講できるコースやカリキュラムについては、公式サイトをご覧ください。各地のスクールごとによって対応できるコースに違いがあるようなので、要注意です。
他にも、
デジハリ・オンラインスクール
デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッド大学院
ジーズアカデミー
といったスクールがあります。詳しくは、公式サイトなどをご覧ください。
なお、本記事はお金にまつわることや、スクールごとの事情が異なることが含まれています。必ず、該当のスクールにご確認ください。
受講可能なコース
私が受講したのは、札幌に校舎を構えるデジタルハリウッド STUDIO 札幌で、Webデザイナー専攻にWordPress講座を追加したものです。
※本記事は、この受講内容に沿ったものです。これ以外のスクールや受講内容などについては取り扱わないのでご注意ください。
ここで気を付けておきたいのは、通うスクールによって受講できるコースが異なっていること。
必ず、自分が通うスクールの受講可能なコースは確認してください。
別プランやオプション
Webデザイナーコースには、就職・転職に特化した「超実践型プラン」、卒業後にフリーランスを目指す「フリーランススタートアップパック」など、自分の進路に合わせたプランがいくつか用意されています。
私は、何もつかないプレーンな「Webデザイナー専攻」だったのですが、ご自分の人生プランに合わせて、こういったプランも検討してみてください。
また、「主婦・ママクラス」という受講時間などが通常コースと異なるものものあります。もし、該当される方はスクールに相談してみたはいかがでしょうか。
プレーンなWebデザイナーコースの場合、おおむねHTML5、CSS3、JavaScript (jQuery)について学習します。
私としてはこれだけでは実践的な学びにならないと判断して、「WordPress講座」をオプションで付けることを検討していました。
このように、より追求したい学習をオプションで追加できる(期間も授業料も増えます)ので、説明会などでいろいろ質問することをオススメします。
興味のあるプランやオプションについては、該当するスクールにお問い合わせください。
通学方法を検討
日本各地に校舎があるデジハリ。基本的には、最寄りの校舎(実在する建物)に通学して学習します。
とはいえ、仕事をしているとなかなか通いにくいです。北海道在住の場合、市営地下鉄沿線以外に在住の方は、札幌の大通まで毎日通うのはかなりハードルが高いです。
しかし、デジハリでは基本的に講座は動画で受講、制作物は自宅のパソコンで作業できます。24時間、いつでも、どこでも自分の都合に合わせて学習できます。
トレーナーとのやり取りも、メッセージツールを使ってテキストでやり取り、またはZOOMを使ってオンラインでやり取りが可能です。
決まった時間に校舎に通い、みんなで机を並べて、先生のお話を聞く――という学校スタイルではありません。
したがって、通学回数は必要最低限に抑えることも可能です。私も期間中、数回しか校舎に行っていません。
(どうしても校舎に行かなければならない理由は後述します)
なので、スクールの所在地や受講時間が学習の妨げになりそう……という懸念は、かなり解消するのではないかと思います。
もちろん、リアルの校舎で同じく学習をする人たちに囲まれ、トレーナーさんと直にやり取りすることで得られるものは計り知れないのは言うまでも無いのですが。
受講開始日を決めておく
(以下の内容はスクールごとに異なるようなので、必ず該当するスクールに確認してください)
デジタルハリウッド STUDIO 札幌の場合、入学手続きは奇数月に行われます。
その月の入学に間に合わせるためには、受講申し込み締め切りは前々月の最終週前後となっているようです。
たとえば、2024年度9月に受講したい場合(公式サイトより抜粋)。
受講〆切:2024年7月24日(水)
受講申し込み後、説明会や体験授業を経て入学手続き(申し込み期限日あり)
受講開始:2024年9月から
申し込めば、すぐに受講できるわけではありません。
ご自身のライフプランに合わせて、入学日と卒業日から逆算して申し込みをしてください。
(4月末日に卒業を予定していたのに、3月末に転勤とかならないように)
なお、本例では受講開始は9月からとなっていますが、入学手続きを済ませると動画の視聴は可能となります。
私の場合、少しでもカリキュラムを消化しておきたかったので、受講開始日より前から受講を開始していました。おそらく、現在でも同様だ思います。
(事情が変わることはあり得るので、必ず事前にスクールに確認してください。)
受講期間中にしかできないことが多いので、可能であればカリキュラムは前倒しで進めることをオススメします。
補助金を受けて受講
たぶん、一番最初に心配になるのがお金のこと。
私が受講した「Webデザイナー専攻+WordPress講座」の場合、学習期間が「Webデザイン:6ヶ月」「WordPress:2ヶ月」で合計580,800円(税込み)でした。
(金額に変動がある可能性があるので、必ず該当するスクールに確認してください)
なかなか大きな金額で、気軽に支払えるものではありません……。
しかし、私のようなサラリーマンの場合、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業による補助金を受けられる可能性があります。
勤め先の会社に相談すれば、申請の相談に乗ってもらえると思います。
なお、勤め先との関係が悪いとか、学習に理解がない会社の場合は厳しいかもしれません……。
また、学資ローンで分割支払いも可能です。
いずれにせよ大きな金額なので、ここは周囲と相談しながら考えたいところです。
スクール説明会に参加
入学するにあたって、まずは通うスクールの担当者との説明会があります。
説明会の申し込み
デジハリのサイトに申し込みフォームがあるので、そこから希望するスクールを選択して、説明会の予約をします。
先述したように、スクールによって受講できるコースが異なるので、必ず確認してください。
説明会は、校舎で対面で行う方法と、ZOOMでオンラインで行う方法を選べます。私はZOOMで行いました。
申し込みをすると、スクールから説明会のスケジュールが返信されるので自分の都合が良い日を選択してください。
また、受講にあたってのアンケートも送られてくるので、正直に答えましょう。ここで見栄を張っても仕方がないです。
説明会当日
説明会はスクールの担当者とZOOMで行いました。
なお私の場合、リスキリングの助成金も関係していたので、勤め先の関係者にも同席してもらいました。
学校の様子とか、受講するコースについて説明を受けます。
WordPressとは何なのか? グラフィックデザインとは具体的に何をするのか?
受講に関わること=受講料に反映されることなので、不明点は明確にした方が良いと思います。
また、先にもお話ししたプランやオプションについても検討しているのなら、ここでご確認ください。
この説明会を経て、受講料の見積書が送付されます。特に、Webデザイナー専攻にデザインやWordPressの講座を追加したときの金額は、サイトに掲載されていないので要注意です。
見積もり時に追加を検討したオプションは、実際の申込時(支払時)にキャンセルできます。なので、気になることはどんどん質問しましょう。
なお、リスキリングの助成金に絡んで、社内の稟議書が必要な場合は見積書を添付して、稟議書を作成してください。
授業見学
デジハリに入学する前に、無料の授業見学ができます(私は参加していません)。
いわゆる学校スタイルと違うデジハリの学習方法について、一度、体験してみるのも良いかもしれません。
受講の申し込み
見積もり内容を了承した場合、改めて受講の申し込みをします。
(リスキリングの助成金が絡む場合は社内稟議が降りた後に)
講座を追加、変更した場合は見積書の内容に追加、変更がある旨も合わせてお知らせします。
程なくして、受講申込書が送られてきます。
(見積もり内容に変更があった場合は変更した見積書も同梱)
申込書を返信して、デジハリの指定講座へ入金。入金が確認されたら、晴れて入学です。
なお私の場合、ここまでの一連の流れではメールのやり取りだけで、校舎には一度も通っていません。
先にも述べましたが、受講開始日を待たなくても、入学手続きを済ませると動画の視聴は可能となります。
可能であればカリキュラムは前倒しで進めることをオススメします。
(事情が変わることはあり得るので、必ず事前にスクールに確認してください。)
晴れて入学できました。
次の記事では、入学以降の流れを時系列に沿って書いていきます。
補足:Adobe CCのライセンスについて
私は自分のAdobe CCのライセンスを持っていたので、本記事を書くまで気にしなかったのですが。
授業で使用するAdobeのアプリのライセンスについて、きちんと調べていませんでした。
スクール内のパソコンには、Adobeのアプリはインストールされています。
これを使用するには、自分のAdobeアカウントでログインしていました。
Adobe CCのライセンスを持っていない場合、自分で購入しないといけないのかな……?
スクールのサイトには、特に記載がありませんでした。
しかし、受講するに当たってはとても重要なので、ライセンスを持っていない方は説明会できちんとご確認ください。
※本記事でも、確認できたら追記します。