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卒業制作(7)-講評会、そして卒業へ-デジハリ修了(24)


予定を超えて、制作したページをすべてWordPress化してサーバーにアップロードしました。
これで卒業……とはなりません。
サーバーにアップロード後、Webページの挙動をチェックしなければなりません。
私の場合、作業の流れは以下のようになりました。PC版とスマホ版の両方のチェックを同時に行っています。

  • WordPress化の前に、ローカルでHTMLの動作検証

  • WordPress化の前に、サーバーでHTMLの動作検証(自宅で揃えられる環境)

  • 教室でサーバーにあるHTMLの動作検証(自宅で揃えられない環境)

  • トレーナーチェック

  • LocalでWordPressの動作検証

  • サーバーでWordPressの動作検証(自宅で揃えられる環境)

  • 教室でサーバーにあるWordPressの動作検証(自宅で揃えられない環境)

  • すべて確認したらトレーナーチェック

WordPress化の前にHTMLのチェック

講座の通りの作業手順だったので、まずはすべてのページをHTMLでコーディングしました。
私の場合は、Webページを1つ作るごとにローカル環境でチェック→サーバーにアップロードしてチェックという手順を踏みました。
なお、卒業制作のチェックに関しては、卒業を承認するために最低限達成すべき項目があります。
この要件を満たすことを確認しながらのチェックとなります。

Mac環境がめんどう…

私はWindowsとAndroidの環境しか持っていません。しかし、卒業要件にはMac OSでのブラウザチェックも含まれています。
このブラウザチェック用に、デジハリではパソコンとスマホの貸し出してくれます。

というわけで、Mac OSの環境でチェックをするためだけに教室へ足を運ぶことになりました。
教室に着いてからテスト環境を自宅に忘れたとか、テスト項目が不明ということがないように気を付けましょう。
私の単純なデザインでも、OS・ブラウザの違いでけっこう差異が出ました。心が折れそうになりますが、くじけずに修正対応しましょう。

HTMLのトレーナーチェック

自分でチェックを終えたらトレーナーチェックです。
HTMLのコーディングのみであることを伝えた上で、トレーナーさんとのスケジュールのやり取りをしてからチェックの依頼です。
自分ではチェックしたつもりでいても、かなりの漏れがありました。
修正をして→チェックをして→チェックの再依頼というやり取りを経て、まずはHTMLのチェックは終了です。

WordPress化のチェック

WordPress化をしても、基本的にチェックの流れは同じです。
Localをインストールしていたので、ローカル環境でのチェックが捗りました!
WordPressでアーカイブやメールフォームの挙動もコントロールしたので、これらに関しては自分でテスト項目を作成してテストしました。
また言わずもがなですが、LocalでOKだったとしても、サーバーでNGということもあるので必ずLocalとサーバーの両方でチェックしましょう。
私の場合、サーバーにアップしてからGmailが不達となって血の気が引きました……。

なお、Mac環境のために教室へ通うのも同様です。

WordPressのトレーナーチェック

WordPressにしたということで、これも改めてトレーナーさんのチェックです。
同じ見た目のページで、HTMLでコーディングしたときはOKであっても、WordPressから出力されたHTMLがNGになることもあります。そういうところまでチェックしていただけたので、たいへんありがたかったです。
なお、ここでJavascriptで大苦戦することになったのですが……いろいろ妥協しながらも、まずは辻褄の合う挙動にできたのでチェックはOKとなりました!
これで卒業制作、完成です! バンザイ!

卒業予定日までに完成

私の場合、卒業予定日前に卒業制作が完成し、トレーナーチェックをパスできました。その後は講評会のスケジュール策定へと進み、特にやり取りはありませんでした。
もし、卒業制作日を過ぎてもトレーナーチェックをパスできなかった場合は……いろいろあったと思うので、必ずデジハリに確認を取ってください。自己判断は絶対にNGです。

動画視聴は卒業予定日まで!

講座の動画視聴は「卒業予定日まで視聴可能」です。
卒業予定日を過ぎてしまうと、たとえ在校生(講評会を終えていない)であっても動画視聴はできません。
「卒業制作後にゆっくり動画を見よう」というわけにはいかないので、要注意です!
私もゴールデンウィーク中に見ようかなと思っていたのですが……残念です。

卒業制作講評会

デジハリの卒業要件には、卒業制作を講評会で発表することが含まれています(含まれているはず)。
以前の記事でも書きましたが、「卒業予定日までに卒業制作のトレーナーチェックをパス」することが必須条件です。
講評会のスケジュールは卒業予定日を多少過ぎても問題ありません。事実、私はゴールデンウィークを挟んでいたので、講評会は5月の中頃に行いました。
講評会では、おおむねこのnoteで書いたことを発表しました。
講評会後に卒業証書もいただきました。
これで、ようやくデジハリ卒業です! めでたしめでたし。

卒業、その後

デジハリを卒業すると、これまでのChatworkやslackのアカウントはそのまま使えるようになります。
(卒業できず退学した場合、アカウントは削除される)
講座の動画は視聴できません。在校生のみ参加のイベントなどには参加できません。
しかし、それ以外のイベントやライブ授業は参加できます。
(ただし、在校生の参加が優先。オンライン参加はたいてい無制限で参加可能)
また、コンペや飲み会など、卒業生でも参加できるものがあります。卒業生が主体で企画したイベントもあるようです。
さらに就職・転職のバックアップもしていただけるし、受注した案件の相談をする駆け込み寺として使って良いとの力強いお言葉もいただきました(料金発生の有無は要確認)。

私も卒業した現在、オンラインのライブ授業や制作発表会はたまに視聴、コンペにも応募するなど、ゆるいカンジで参加しています。
世の中には、Web制作者用の勉強会やコミュニティがたくさんあります。デジハリを、そういった繋がりのある場として活用するのもありだと思います。

ChatGPTどうする?

最後に余談となりますが。卒業製作のチェックをしながらAI(主にChatGPT)を使っていて気付いたことを。
AIを制作に使うことの是非については、ここでは論じません。

マージンの相殺

試しに「マージンの相殺」について、ChatGPTに質問してみようと思ったのですが。
そもそも「マージンの相殺」という言葉と概念を知っていれば、回答や解決策の判断は難しくないと思います。

MDNの記事

しかし、言葉と概念を知らないと……ミスなのかバグなのか判断できないような気がしました。
以下のソースと事象をChatGPTに記載して質問してみたところ……

<div class="top"><p>a</p></div>
<div class="bottom"><p>b</p></div>
  .top {
    margin-bottom: 100px;
    background-color: #38F152;
  }
  .bottom {
    margin-top: 50px;
    background-color: #85CCFF;
  }

質問:bottomのmargin-top 50pxが効かないのはなぜ?

ChatGPTは「マージンの折り畳み(margin collapsing)」という言葉で理由を説明してくれました(解決方法の真偽はここでは省略)。

この現象についてデジハリでは「マージンの相殺」という言葉を使っています。
ここの判断は、すごく難しいと思います。
「マージンの折り畳み」=「マージンの相殺」と読み替えた上で、解決方法の真偽を判断できるなら良いのでしょうが……。
それができない場合、「マージンの折り畳み」として紹介された解説を信じて良いのかどうか、検証すべきなのかどうか? つまり、デジハリで教えている「マージンの相殺」と、ChatGPTが言う「マージンの折り畳み」が同じものであること判断して良いのかどうか私にはわかりませんでした。

デジハリに通っている間は、こうしたAIの回答も含めて「マージンの相殺」についてトレーナーさんに質問できるのが、最大の強み・メリットかも知れないと思いました。

というわけで、余談を挟みましたが、これにて私のデジハリ学習の思い出話は終了です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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