WordPress講座ノンコーディング篇-デジハリ修了(16)
WordPress講座も受講しているのなら、Javascriptの次にWordPressの講座です。
WordPressはトータルで24時間ほど動画で受講しますが、まったく未経験の初学者がこれでWordPressを身に付けることはできないと思います。
(もちろん、できる方もいるでしょうけど)
これはデジハリが悪いというのではなく。WordPressでできることの範囲が広すぎるので、勉強量が圧倒的に足りないからだと思います。
私の場合、講義の後に解説書を読んで一通りやり直しましたが、それでも理解が及ばず、卒業制作をやりながら改めてやり直すようなカンジでした。
一応、卒業制作に足りることはできましたが、WordPressの理解には遠く及ばず……というか、これらからもずっと勉強中です。
というわけで、導入から心が折れてしまいそうですが、WordPressとはそういうものだと思って、とにかく勉強していきましょう。
WordPressの概念
まずはWordPressの概要や基本的なこと、そしてノンコーディングということでWordPressのプラグインの使い方を学びました。
同じデジハリが運営しているということもあってか、こちらのブログと同じよう内容でした。
以下に当時のメモ書きを抜粋します。
WordPressの仕組みと概念図
WordPressは、ファイルとデータベースで構成される
サイトの更新は、ブラウザにて管理画面へログインして操作できる
WordPressは、テーマ内のテンプレートでPHPが実行されることでHTMLコードが生成され、ブラウザへページのデータとして送られる
ページのテキストや画像などの更新にはコーディングの専門知識が必要ない。
WordPressの特徴、メリットとデメリット
CMS→ブラウザから簡単にWebサイトのコンテンツを作れる仕組み、WordPressもCMS
WordPressは、上位1000万サイトのうち40%以上で使われている。
テーマ(サイトの外観)とプラグイン(追加機能)を組み合わせて利用できる。
メリットは、柔軟なサイト制作と運用のしやすさ。
デメリットは、サイト表示のパフォーマンスとセキュリティ対策への注意が必要。
配布されているテーマを使ってブログのように使うのなら、おそらくこのような理解で良いような気はします。でも、それでは、この後のコーディング編で苦労することに……。
WordPressのインストール
次に、WordPressを実際にサーバーへインストールします。卒業制作を含めて、何度もこの動画のお世話になりました。
デジハリでは、さくらインターネットの使用を推奨しているので、講義でもさくらインターネットでの事例で説明があります。
さくらインターネットは、サイト内でもWordPressのサポート情報を公開しているので、こちらも参考にしてください。
動画では収録以降のタイムラグがあるので、最新のさくらインターネットのUIとは変わってしまうこともあります。動画と操作方法が違うと思ったら、サポート情報をご覧ください。
(基本的な考え方は変わらないけど)
Localは使わない?
デジハリの講義ではLocalの使用には触れられません(私が受講時の話です)。
Localとは、WordPressの動作環境を自分のパソコン内に設定するためのツールです。WordPressの学習をするのなら、絶対にインストールしておくべき便利なツールです。
類似のツールは他にもあるのですが、導入の簡易さやWordPressの学習だけに用途を限定するのなら、Localで十分だと思います。
しかし、デジハリのカリキュラム内ではLocalの使用は学習しません。私の場合、卒業制作の打ち合わせ時にトレーナーさんからオススメされました。
個人的な感想ですが、はじめてWordPressを学習するのなら、カリキュラムと同様にサーバー上でWordPressを動かす方が良いかもしれません。
まずはサーバーで運用して、やるべきことや面倒なことを一通り学習してから、卒業制作ではLocalで作業の効率化を図るというやり方が良いと思います。
WordPressの管理画面から操作する
無事、WordPressをサーバーにインストールできたら、WordPressの管理画面の操作です。
設定
まずはWordPressをHTTPS化を忘れずに。
その後、[一般設定]について細かく話があります。
ユーザー名やパーマリンクの設定など、WordPressを運用していく上で最初に決めておきたいことをやっていきます。このあたりも何度も動画を見返しました。
テーマ
既存のテーマに変更します。テーマを変更すると、見た目がガラッと変わって設定していて楽しいです。
でも、テーマを変更するということは、それだけセキュリティの設定も増えるということ。最新の状態へアップデートも忘れずに。
また、運用中にテーマを変更する場合は、必ず変更前にデータのバックアップを取りましょう。
記事の作成
ブロックエディタを使って、記事を作成して公開します。
このあたりは操作や考え方がブログと変わらない、そんなに難しくないです。
この時点では、既存のテーマを使うので、部品を組み合わせるようなカンジでブロックエディタを使っていけます。
サイトのカスタマイズ
テーマの見た目やプラグインを設定していきます。
テーマが持つカスタマイズメニューで変更できる内容だけでなく、「追加CSS」でさらに見た目をカスタマイズできます。あるいはテーマでは漏れているCSSを追記するといったことも。
スライドショー
ページの一部に、プラグインでスライドショーを追加します。
講義ではやらないのですが、こういったページの一部に動的な効果を加えるとき、WordPressのプラグインでやるのか、Javascriptでやるのかが悩み所です。
使い所の判断基準とかあるのかな?
お問い合わせページ
お問い合わせページをWordPressで作成します。
いろいろな考え方はあると思いますが、私は卒業制作ではWordPressでお問い合わせページを作りました。
まるで何も無い白紙からお問い合わせページを作り込んでいく手間を考えると、WordPressを使える環境ならプラグインを選択します。
このあたりはトレーナーさんも「運営するサイト次第。費用対効果に合わないと考えるならプラグインを使おう」とのアドバイスをいただきました。
サイトを公開
サイトの公開にあたって、セキュリティ、SEO対策などいろいろやることがあります。運営を見据えて、日々のバックアップやアップデートも必要です。
これらもプラグインで賄えるのがWordPressの便利なところです。
とはいえ、逆に言うと「何をするのか」がわかっていないと、「何をすれば良いのか」が分からないというのがツラいところ。
セキュリティやSEOのプラグインの使い方については、いまだにデジハリから支給された参考資料を何度も読み返しています。
こんなカンジでノンコーディング編は終わります。課題はありません。
WordPressのインストールや初期設定、セキュリティなど重要なことがたくさん覚えることになりました。当然、一度で覚えられるわけもないので、作業の度に資料を傍らに置いています。