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#014 回帰

前回の記事では、

奇跡溢れ感動多き人生を描くために、一定の条件の元で起きる特別な奇跡

”時”を超える奇跡について書かせていただきました。


その条件とは、
詳しくは前回の【#013 辰波】をご一読いただければと思いますが、


・心の周波数帯①から⑤への移行を叶えるために、

・3つのコツを意識して、

・【13の秘策】を実践する


という条件が満たされることで、

特別な奇跡を起こす『”時”を超える波動の力』が発動すると、お伝えしました。


今回は、私がこの条件下で体験した、

タイムラグを超えて⑤の周波数帯へと移行し、

その【悦び】が投影された奇跡的な現象と、

それによって得た最大の富について、お伝えします。


以前、【#002 再会】でお伝えした、


『27年ぶりの父との再会と、それによるトラウマや観念の消化』


という奇跡も、私の人生で最も大きい”時”を超える奇跡となりました。


実際に、再会直後は人生で最も深い【悦び】を感じ、

その後、『一千万円を超える臨時収入』や、

【#003 飛龍】でお伝えしたような奇跡的な現象が連続して起こりました。


これは、【#009 行脚】で書かせていただいた、

10番目の秘策【現場に赴く】によって、

”過去”の心と繋がる』ことで実現した、”時”を超える奇跡でした。


今回私がお伝えする”時”を超える奇跡は、

2023年12月23日に体験した、


同じく10番目の秘策【現場に赴く】による、

”未来”の心と繋がる』ことで実現した、”時”を超える奇跡です。


索冥と角端


【#002 再会】で書かせていただいた通り、

2020年コロナのニュースと同時期から、

私の人生には想定外な出来事が重なり暗転していきました。


これを、『心の奥深くへと向き合うための事象』と解釈し、

それまで多くのクライアントの方々と共有し続けてきた【13の秘策】を、

改めて自身で取り組む日々を送っていました。


その結果、2023年には、

8月の父との再会、

そこから度重なる臨時収入、

10月に田無神社デザインコンテスト受賞と続きました。


私はこれを、

深層意識に刻まれた【恐れ】にまつわる【観念】や感情複合が解かれ、

周波数帯の最下部から折り返し始め、①から⑤に向けての、

周波数帯移行が始まっていると、実感していました。


深層意識の【観念】の更新と、

心の周波数帯の移行を感じながら過ごしていた2023年12月、

ネット上で、とある情報を目にしました。


架空の聖獣とされる『麒麟』に関する情報でした。

当時、デザインコンテストをきっかけに、龍や、それにまつわる情報に、敏感になっていました。


麒麟とは、普段私たちが目にしているキリンビールの黄色い聖獣を麒麟と呼ぶそうで、


赤い麒麟を炎駒(えんく)

青い麒麟を聳孤(しょうこ)

黒い麒麟を角端(かくたん)

白い麒麟を索冥(さくめい)


と呼び、いずれも龍が成長した姿のひとつとされているそうです。


私はネット上から、

『索冥が、福島県の深い歴史を持つ由緒ある神社に降り立っている。この時期に限っては角端と共にいる』

との情報を目にしました。


このとき私は何故か、『行かなくてはならない』という気になり、気づくと翌日には現地へと向かっていました。


その日は12月22日、冬至の日であり、片道4時間の末、現地付近のホテルに到着し、あたりはすっかり暗くなっていました。


日の出


翌日の朝、5時頃に目が覚めました。


小一時間ほど経つと、部屋の窓から陽の光が差し込みました。

冬至後、最初の日の出であり、ここから1年間、日が出ている時間が長くなっていく折り返しの日であるため、

心の周波数帯が、折り返して上がり始めたと感じていた私のタイミングと重なり、感動しながら日が昇っていく姿を眺めていました。


衝動的で不思議な行動を取り続け、急な外出、外泊を、何も否定せずに送り出してくれた妻に感謝しながら、

一人、日の出を拝んでいました。


黒沼神社


午前7時、目的の黒沼神社に到着しました。


鎮座約1300年と言われ、重要無形民俗文化財として国から指定された儀は現在も続く、

古事記の一節にも名をのこす由緒ある神社。


福島の一部の地域で、急な豪雪が降り注いだ翌日だったため、

雪一面の中、白銀の黒沼神社にお目にかかることができました。


また、黒沼神社に到着までの間と、

黒沼神社境内の中、さらに帰路において、

合計で20箇所以上の工事現場を目撃したため、今思えばこれも、

周波数帯移行が投影されたサインだったのかもしれません。


当時はそれに気づかず、ただただ、真っ白な黒沼神社の美しさに、見惚れていました。


参拝し、境内の奥へと回らせていただき、私の中で2023年に起きた展開、得た体験に、

感謝の意を込め、挨拶させていただきました。


元々、わかりやすいようなサイキックな力があるわけではないため、

索冥、角端の姿が見えたり、気配を感じることはありませんでした。


そのため、帰り際の参道を歩きながら、心の中で、


『索冥様、角端様は、いらっしゃいますか?』


と、つぶやきました。


その途端、参拝に訪れた男女二名が、鳥居をくぐり、境内へと入って来られました。


私の真正面に急に現れたお二人は、

上下、真っ白の服を着た女性と、真っ黒の服を着た男性でした。


無数の解釈があることを重々承知していますが、当時の私には、

『索冥、角端が、応えてくれた』という解釈となり、深い【悦び】を感じました。


命拾い


帰路の途中、とあることを思い出し、会津方面に寄り道しようと思いました。

山に囲まれた会津方面へと向かう際、最短距離で向かえる山道をナビに入力し、向かいました。


今振り返ると、この時、会津に向かう動機は明らかに、【焦り】や【緊張】の心の周波数帯にありました。


元々、訳あって会津のとある地域に行ってみたいところがあったことを思い出し、

「せっかく近くまで来ているのだから、行けるときに行っておかないともったいない」と、

焦る気持ちで向かっていたため、道中、雪が積もる山道を、ノーマルタイヤのまま走ることが、いかに危険かを気づくこともできず、会津方面へと向かっていました。


黒沼神社で感じることができた【悦び】の周波数帯から、観念の影響か、移動中にで気づけば【焦り】の周波数帯へと移行したため、

雪山の中へと突き進んでしまっていました。


山道を登り続け、かなりの標高にまで届いていたように思いますが、

緩やかな斜面を登り続けているため、実感が湧かず、登った分、この先で降っていくことになること、

その中には急な斜面も有り得ることを想像できずに車を走らせていました。


そして途中、それまでよりも少しだけ急な斜面に当たり、ノーマルタイヤだったこともあり、スリップし、前に進めなくなりました。

ナビを見ると、もうすぐ山を抜けられます。


【焦り】で満ちていた私は、スリップしながらも、少しずつゆっくりと坂を登れることに気づいたため、

そのままアクセルを踏み続け、坂を登り始めました。


ちょうどその時、黒い大きなバンが、正面から坂を降りてきました。

そして私の車の正面に止まり、白い作業着を着た男性が降り、声をかけてきました。

おそらく地元の方で、工事作業へ向かう途中の、50代くらいの男性でした。


状況から全てを察した男性は、


「遠いところから来たんだね。」


「昨日、ここらだけ急に雪が降っちゃったから、タイヤ替えられなかったよね。」


「本当に運が良いよ。このまま坂を登れちゃってたら、その先は急な下り坂ばかりだから、間違いなく、止まりきれず、曲がりきれず、崖から落ちちゃってましたよ。」


「Uターンできるところまで、一緒に着いていくから、そのままバックで戻ってね。」


私は、そこでようやく正気に戻りました。

いかに危険な行為をしていたかに気づき、恥ずかしく、申し訳なくなりましたが、

その男性の温かい言葉と笑顔に救われ、来た道を戻りました。


途中、幅の広いところに差し掛かり、男性がまた、わざわざ車を降りて、Uターン中に崖から落ちないよう、声掛けをしてくれました。

心から御礼を伝え、帰路へと向かいました。


あの時、あのタイミングでバンが正面から現れていなかったら、あの男性と出会えていなかったらと思うと、

今でも深い【感謝】の気持ちが溢れます。


“未来”の記憶


黒沼神社での、

参道で黒い服の男性と白い服の女性が現れたときの【悦び】と、

山道で黒いバンと白い作業着の男性が現れたときの【感謝】の気持ちで、


心が満たされながら、帰りの高速道路を走り始め、約20分ほど経った時、

脳内で不思議な現象が起き始めました。


それは、私が生きている間に、

私にとっては心から望んで目にしたい、実現したいと感じるほどの景色が、

映像や言葉、感覚などで溢れてきたのです。


どうにか言葉にすると、


端的には、


『世界の大掃除』であり、


特に、


『世界中の廃墟・廃施設を片付け、自然に返したい』


という”未来”の記憶、


つまり、【夢】という富が、体の芯の部分から溢れました。


2020年から人生の状況が暗転し、

私の心は見事に周波数帯①へと移行していきました。


そのおかげで、たくさんの過去記憶と繋がり、心のしこりを昇華することができました。


しかし、人の心は周波数帯①に移行することで、【恐れ】と【絶望】の間を彷徨うことになるため、

今後のこと、未来のこと、夢や目標、それによるやる気、ワクワク感などとは、一切、無縁になってしまいます。


困難として映る目の前の状況や、その振動エネルギーと共振する過去の記憶に囚われ、

「明日はどう楽しく過ごそうか」「来年はどのように楽しもうか」と、明るい未来を描くことを自覚なく忘れ、

【恐れ】に焦点を当て続けてしまいます。


圧倒的な距離を、圧倒的な速さで、安全に移動できる車という様々な技術の産物も、

現在地と、目的地が明確にならない限り、それらの魅力を発揮できず、目的地までの旅路を噛み締めることもできません。


同じように、人が人生において、心が現在から離れ過去に囚われて、目的地も見失ってしまうと、

場合によっては生きる理由もわからなくなってしまい、とても苦しい状況に陥ります。


人生で大きな困難と直面しているときに、

心が躍るほどの、全身が震えるほどの【夢】という目的を得られる以上の、救いの手はありません。


その【夢】のおかげで、困難に見えていた様々な問題は全て、

とても小さく見え、もはや問題ではなくなるからです。


この日は、


まさに霊主体従の意識で、

黒沼神社へ『行かなくてはならない』という心に従い、


10番目の秘策【現場に赴く】により、

見事に『”未来”の心と繋がる』ことが叶い、

タイムラグを超えて【悦び】の周波数帯へと到達し、


【夢】という富を得た日となりました。


“未来”の奇跡


これまでは私が目にした様々な奇跡体験の一部に触れてきましたが、

最後に、私がこれから体験する未来の奇跡、


『世界の大掃除』という【夢】


について触れさせていただき、これを持って、

【13の秘策】と奇跡体験の備忘録の記事を、


【#014 回帰】をもって一度、一区切りとさせていただきます。


『世界中の廃墟・廃施設を片付け、自然に返したい』


という表現の中の、『自然に返したい』とは、


海、山、川といった、いわゆる自然環境へ『返したい』という意味と、


これまでにお伝えしてきた、自然界の法則による、

【対生成】【現象化】【対消滅】の循環から、外れた【不自然】を、

その循環の中へ『返したい』という意味を込めています。


私たちが五感で体験している物質世界は、美しい循環を描いており、

そこにある全ての存在が、そこに自然体で存在しているだけで、その循環を促す役割を果たしています。


南の海には、数えきれないほどのプランクトンのおかげで生きる、オキアミが生息し、

数えきれないほどのアキアミのおかげで生きる小魚がいて、

数えきれないほどの小魚のおかげで生きる大きな魚や動物がいます。


その魚や動物の命を、私たちはたった1回の食事でいただき、1日を生きます。


私たちが1日生きるために、一瞬の空腹を満たすために、

1回の食事でいただく1つ1つの穀物、野菜、魚や肉は、

まさに宇宙規模の命が関わり、宇宙規模の時をかけて、

辿り着いた、宇宙規模の富であり、奇跡の産物です。


この循環の中に身を置く人間もまた、この富を自然界へと繋ぐ存在でした。


しかしある時から、人類はこの循環から一時的に外れるような生き方を選び始めてしまいました。


宇宙の壮大な思惑のためなのか、【焦り、不安、恐れ】の周波数帯へと浸かり、

軍事施設、医療施設、宿泊施設、娯楽施設など、必要以上にモノを造り、

余分に溢れてしまったものを長い間放置してしまいました。


「まだお金になるかもしれない」という【執着】や、

「自分のせいじゃない。責任は当事者がとるべきだから」という【逃避】の意識から、

その建物や土地の権利を持つ者は手をつけられず、まだ世界中には、長年にわたって放置された、

施設や島が溢れています。


もちろん全てを片付けるべきだと言いたいのではなく、

一部の廃墟・廃施設は、そのまま観光名所となり、自然と同化しながらも、人間社会にとっても前向きな効果を生み、

機能させることができている例もありますが、中途半端に建設工事が止まった状態のままになっていたり、

土地、建物の規模が大きすぎて、解体費用を誰も負担できずに数十年と放置されている廃施設が数多く残っています。


「いったん更地に戻して売買可能な状態にすることで、少しでも収益化できる可能性を高めてみよう」

「どこかから温泉でも掘り当てられたら、どうにか利益を生むことができるのでは」

と、自然界の一部であること、循環の一部であることの恩恵を忘れ、

人間だけの視点で、貴重な資源を扱ってきました。


人間が土地を買い、権利書を掲げ、「所有地だ」といくら豪語しても、

自然界の虫、鳥、動物から見れば、全く関係ありません。


家や敷地内に虫や動物が入ってくることに過敏になる人もいます。

身の安全のために対策を講じることは何も問題ありませんが、

そもそも彼ら動物の世界に踏み込みすぎたのが人間なのです。


人間だけの視点だけでモノ造りをせず、共生の意識を持って循環の中に生きれば、

私たちの投影でもある虫、鳥、動物といった自然界の神々は、むしろ私たちを助けてくれる存在であり、

これまでもずっとそうでした。


人間が、自然界の循環から一時的に抜ける、一時のわがままを、

壮大な思惑の一環として自然界は許してくれていますが、


あくまでのも、この一時的な循環の離脱、停止も、大いなる循環の一部なので、

最終的には、自然界の大きな力によって、近いうちに、この物質世界は自然溢れる美しい世界へと、

強制的に【原点回帰】させられます。


これを前提とした上で、今このときから、


循環を止めたまま、自然から離れ【不自然】な生き方を貫いたのであれば、

近いうちに、自然界は大きな力を持って、この世界を【回帰】させる、

と様々な方法で私たちに訴えかけています。


しかし、止めた循環を人間自らの手で再開し、再利用できる廃墟・廃施設は、

関わる地域住民の方々が悦び、自然と調和する形で再利用、再稼働させる。

それが見込めない廃墟・廃施設は、無理に商業的に再利用するのではなく、例えば山の中に建てた、

大きな廃宿泊施設や廃テーマパークは、撤去し、そのまま自然の山へと戻す方向へアプローチするなど、


所有者、近隣住民、自然界の三方良しを軸とする活動によって、

自然界が起こし働きかける【回帰】の力を緩やかなものとできるよう、


改めて循環に沿って生きること、その一部に加わり実現を目指すことが、

私の今の【夢】であり、特別な奇跡によって得た富です。


すでに、世界中でたくさんの活動家が、類似したアプローチを起こしており、

海中のゴミを再利用する取り組みや、放置された地雷の撤去、回収と、それによって得られる大量のプラスチックを再利用する取り組みが、世界各地で行われています。


これは、私たち人類の心が、潜在的に自然な生き方を望んでいることの現れです。


物質世界で起こることは、精神世界で起きていることの投影であるため、

私がこの【夢】を叶えるためにできる最初の一歩は、


【13の秘策】によって、自身の人生を自然界の法則に沿って輝き生きることだと考えています。

そして、ご縁ある方々と【13の秘策】と、それによって見える奇跡の景色を共に悦ぶことだと考えています。


一人一人が、自宅の廃棄物を断捨離するだけで、それは世界の廃棄物が撤去される現象の種となることを、

自然界の法則が教えてくれています。


私は、【夢】という富を持って生きることができることに、【悦び】を抱き、今、生きています。

この【悦び】を持って生きることが、【夢が叶う】という未来の奇跡を現象化させる力となることを確信しています。


【夢の実現】に向けて、

ライフコーチ兼デザイナーとしての、活動の一環としてこれからも、

また新鮮なテーマを持って、記事の更新も、それ以外の活動にも、邁進していきます。


これまでの記事を通して、

読んでいただいたご縁ある方の【夢】、
未来の奇跡を起こす力となれれば幸いです。

あなたの人生の、益々の繁栄を心から祈っています。ありがとうございました。

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