#013 辰波
奇跡の現象化
物質世界は、精神世界を投影した結果の世界です。
その物質世界を【観念】に沿って眺め、
収集した情報で心の振動エネルギーを常時更新している精神世界もまた、
物質世界を原因とした結果の世界です。
互いに、その世界を存在させるための原因となり、同時に結果としても機能しています。
体と心を持つ私たちは、そのどちらの世界にも同時に存在しているのです。
この真理を応用し、
生活の中で長期的に“身”を置いている”場”と、”身”そのものを調整し、
その上で、直接的に“心”を調律することで、
精神世界で【悦び】の振動エネルギーを響かせ、
その投影によって物質世界に奇跡を現象化させる秘策が、
これまでにお伝えしてきた【13の秘策】です。
これまでの半生と、
ライフコーチとして関わらせていただいた、
私の心の投影でもあるクライアントの方々の人生から、
【13の秘策】の実践によって起きた数々の奇跡的な現象を見てきました。
私たちが人生で奇跡的な現象を目にすることで、精神世界では益々【悦び】の振動エネルギーを更新することになり、
それによって物質世界に再び奇跡的な現象を起こし、結果、奇跡溢れる人生を描くことになります。
ここで、今まさに『奇跡を起こしたい』と、強く望んでいる人にお伝えしたいことがあります。
それは、【13の秘策】の実践から、実際に奇跡的な現象が起きるまでの、
タイムラグ(時のずれ)についてです。
私たちは、
『心の振動エネルギーを更新し、その変化を物質世界に投影する』
という人生創造は、今この瞬間も、常に毎瞬、行っています。
その上で、人生で困難な局面を迎えたとき、多くの人が事態の解決を願って、奇跡的な現象を求め、
その局面からの解放を強く望みます。
このときほとんど人は、
『奇跡が起きること、起こすこと』
を目的として、あらゆる手を打ちます。
しかし、心の振動エネルギーが【恐れ】の周波数帯のままである場合、
『奇跡を益々望みたくなるような現実を創造し続ける』
こととなり、結果、より壮大な、困難な局面を創造し体験し続けることになります。
そこで人は極限に到達し、真理と出会います。そこで、
『奇跡が起きること、起こすこと』
を目的とするのではなく、心の振動エネルギーを【悦び】の周波数帯へと転じること、
つまり『今ここで【悦び】を感じること』が本質的で根本的な解決策であり、これを目的とする必要性に気づきます。
さらに、真理との出会いだけでなく、
この世界に存在する他様々な、『今ここで【悦び】を感じる』ための方法論と出会い、
早速実践へと取り掛かかる人たちは、その後、2つの展開へと分岐します。
『すぐに【悦び】の周波数帯に転じ、奇跡を体験する』という展開と、
『いつまで経っても奇跡は起きず、困難な局面が続く』という展開への分岐です。
つまり、奇跡の現象化までのタイムラグが、
前者は短く、後者は長い、ということです。
同じように真理と出会い、それを満たす方法の実践も同じように取り組んでいるのにも関わらず、
何が前者と後者を分岐させているのでしょうか。
そして、どのような条件を満たせば、タイムラグを短くし、前者側へと展開させることができるのでしょうか。
タイムラグの真因
まず、タイムラグの長短を決めている真因をお伝えします。
その真因とは、
『“時”の【観念】』
です。
私たちは、
精神世界における、その時々の、心の振動エネルギーを、
物質世界における人、物、出来事に映し出し、これを眺めて生きています。
そして、私たちが人生で日々認識している、
「昔」「ついさっき」「今」「日付」「後で」などの、
”時”という概念も、これにまつわる【観念】、
『”時”の【観念】』が映し出されたものです。
精神世界の最奥には、全てを含む”可能性の空間”があります。
『神の領域』とも言われ、分野、視点よっては量子真空、ゼロポイントフィールド、アカシックレコード、阿頼耶識など、
様々な表現が用いられるその空間には、全てがそこに同時に存在しています。
陽と陰、プラスとマイナス、光と闇、白と黒、女と男、日と月、天と地、
そして過去と未来、原因と結果など、これら全てが【対生成】される前は、”可能性の空間”に同時に重なりあって存在しています。
つまり、”可能性の空間”には、どの過去も、どの未来も全て含まれています。
“可能性の空間”から一歩出て、過去と未来という概念が【対生成】されると、
深層意識に『”時”の【観念】』が形成されます。
『”時”の【観念】』は、”時”にまつわる全ての定義、解釈、信念体系であり、
その他様々な【観念】【欲求】【記憶】と混ざり合い、心理学における感情複合が完成します。
これが投影された結果として私たちが目にする結果が、タイムラグです。
『”時”の【観念】』を軸とした感情複合が、
・1ヶ月休まず働き努力した者は、1ヶ月分の給料を受け取るに値する
・半年間のトレーニングのおかげで理想的な身体を得た
・一年間の語学学習によって現地の人と日常会話ができるようになった
など、その人の時間的なコストの相場を決め、現象化しています。
「この結果を得るには、これだけの時間がかかる。そしてそれが善であり、そうでない場合は悪である。」
といった、複合的に絡み合った【観念】が、タイムラグを創造しています。
周波数帯の移行
次に、奇跡を現象化するまでのタイムラグを短くする方法についてお伝えします。
奇跡の現象化までのタイムラグが短くなるということは、
現在の心の振動エネルギー、感情の周波数帯から、【悦び】の周波数帯へ移行し、
すぐに【悦び】を実感できる、ということになります。
これを実現するには二段階のステップがあり、
まず第一に、自身の『”時”の【観念】』を受け入れることが鍵となります。
『”時”の【観念】』に抗い、どうにかして現象化を早めようと努力するほど、
『”時”の【観念】』は影響力を益々発揮し、タイムラグは延びる一方です。
『”時”の【観念】』を受け入れるために、まずは、
次の五色の絵の具を想像してみてください。
①黒
②紺色
③青
④水色
⑤白
中心の『③青』から見ると、『④水色』や『⑤白』へと薄くなることと、『②紺色』や『①黒』へと濃くなることは、
感覚的にも、それぞれに当てられた数字から見ても、同じ距離です。
もし、『④水色』から『⑤白』を目指す場合、数字で見れば距離は1であり、少し白い絵の具を足す程度で、簡単に白に近づくことができます。
しかし、『②紺色』から『⑤白』を目指す場合は、数字で見れば距離は3であり、多くの、水色や白い絵の具を足す必要が出てきます。
これと同様に、
感情の周波数帯は、次の5段階に分けることができ、段階によって【悦び】の周波数帯までの距離が変わります。
①【絶望と恐れ】
②【不安と怒り】
③【安心と退屈】
④【没頭と満足】
⑤【感謝と悦び】
さらに細かく、その分野次第では感情を22段階以上に分けて考えることができますが、
ここではシンプルに5段階で分けてお伝えします。
『周波』というだけあって、『波』なので、感情は常に、ある感情と、ある感情の間を行き来し、波を打っています。
①の段階であれば、漠然とした【恐れ】と、その先にある深い【絶望】の感情を、行き来し、波を打っています。
③の段階であれば、ある時は安心感に浸り、数分後、数十分後には「つまらない(安心よりも刺激が欲しい)」という、二つの感情の間を、行き来しています。
【心の癖】である【観念】の働きにより、長期的に浸っている周波数帯に居続けやすくなるため、
例えば、長い間②の周波数帯でいる場合は、それ以降も人生全体を通して不安と怒りの間を行き来し、生き続けるということです。
そのため、現在、
④【没頭と満足】の周波数帯にいる人は、【13の秘策】の実践によって、すぐに奇跡的な現象を体験することになります。
しかし、①【絶望と恐れ】の周波数帯にいて、そこに居続ける【観念】を深層意識に抱えている人は、
数字で見れば⑤までの距離が4であり、大量の白い絵の具が必要となる、つまりタイムラグが長くなるわけです。
このタイムラグを短くし、
⑤【感謝と悦び】から離れた周波数帯にいる人が、余計な時間をかけずスムーズに、
⑤【感謝と悦び】の周波数帯へと転じるコツをお伝えします。
そのコツとは、
Ⅰ.『1つ上の周波数帯を目指す』
II.『小さな異例の行動を取る』
III.『周波数帯移行のサインを確認する』
となります。
1つ上の周波数帯
『1つ上の周波数帯を目指す』とは、
例えば①の周波数帯にいて、いつも絶望感や罪悪感、恐れや緊張感の狭間にいる人は、
【感謝】や【悦び】を感じようとするのではなく、
【怒り】を感じることを目指してください。
実際に、
①の周波数帯に長くいることで神経系や精神疾患を患った方に、
『あえて怒らせる』ことで治療する手法が存在します。
これは【怒り】より【恐れ】の周波数帯のほうが、心身への負荷が重いことが、医療科学的に明らかにされているためです。
①から②への周波数帯移行は、距離1なので、比較的簡単に【怒り】を実感することができます。
これを目的として【13の秘策】の、例えば【言葉に現す】を実行し、専用ノートを用意して、
思う存分に、【怒り】を言葉で書き記し、【現象化】によって昇華します。
これを繰り返すことで、日常的に②の周波数帯に留まるようになり、
数日もしないうちに①の周波数帯から脱していることに気づきます。
しっかりと【怒り】を感じては、【13の秘策】によって昇華することを繰り返すことで、②の周波数帯に定着したことを実感できた暁には、更に『1つ上の周波数帯を目指す』というコツに沿って、次は③【安心と退屈】の周波数帯を目指します。
つまり、「ホッとする」ことを目的として、1日に10分か、5分だけでも、「ホッとする」時間を設けるようにします。
【恐れ】や【怒り】を感じたときには、その場から離れて、どこか安全な場所に一時的に避難し、1分でも「ホッとする」時間を設けます。心が落ち着いたら、メモ紙でも、メモアプリでも、何かに【恐れ】や【怒り】を【言葉に現す】ことで昇華します。
そして、公園のベンチや、綺麗な個室のトイレ、車の中など、数分でも安心できる空間に身を置きます。
さらに、できれば1日に30分だけでも、公園やカフェなど、安心できる空間に身を置くスケジュールを設けてみてください。
このようにして、①から②、②から③へと、1段階ずつ着実に、その感情の実感を目指すことで、【観念】の影響を強く受けずに、スムーズに周波数帯を移行していくことができます。
小さな異例の行動
次に、『小さな異例の行動を取る』とは、これは【13の秘策】の【気分で傾く】の一種であり、
例えば、
・いつもと違う道を通って帰る
・利き手と逆の手でスマホの文字を打つ
・いつもと違う順に、お風呂で体を洗う
・普段着ないような柄、色、シルエットの服を着る
・入ったことのないお店に入ってみる
など、普段では選択しない小さな行動を取る、ということです。
繰り返しますが、
現在の周波数帯から他の周波数帯へ移行しづらい要因は、深層意識に定着した【観念】です。
【観念】とは、”心”のホメオスタシス機能であり、自身を”非日常”、”異常”、”イレギュラー”から守るための防衛プログラムです。
『小さな異例の行動』は、ポジティブ、ネガティブどちらの意味付けもされていないため、
【観念】の影響を受けることなく実行でき、同時に、『小さな異例の行動』という、小さな”非日常”の現象を目にし続けることで、
精神世界の波動情報は更新され、古い【観念】という防衛プログラムの解除が始まります。
周波数帯移行のサイン
一番目と、二番目のコツを意識し【13の秘策】を実践することで、
【悦び】の振動エネルギーが物質世界へ投影され、奇跡の現象化が起きることと同様に、
“振動エネルギーの周波数帯が移行している”ことを知らせるサインが、物質世界で私たちの目や耳に届き始めます。
それが三番目の『周波数帯移行のサイン』であり、これを確認できることで、
『周波数帯の移行が確実に進んでいる』という実感を得ることができ、
焦らず、着実に⑤の周波数帯へと目指すことができます。
この、『周波数帯移行のサイン』とは、俗に、シンクロニシティと言われるものです。
過去の記事では、私はこれを不思議な現象と表現しています。
例えば、
・何度も同じ名前、名称を見かける
・話題に出していた内容を、ほぼ同じタイミングで他で見かける
・ゾロ目の数字を何度も見かける
・工事現場、転職、結婚など、『日常が大きく変わる現象』を何度も見かける
・ちょうど連絡をしようと思っていた相手から連絡が来る
といったような現象です。
これらの現象は、
『周波数帯の移行が確実に進んでいる』ことを示しており、
④や⑤の周波数帯で見れる奇跡と同様の、
①から②や、②から③の移行中に起きる、
一種の奇跡です。
Ⅰ.『1つ上の周波数帯を目指す』
II.『小さな異例の行動を取る』(【気分で傾く】)
III.『周波数帯移行のサインを確認する』
これらのコツを意識しながら【13の秘策】に取り組むことで、
理論上では、①から②、②から③へと着実に周波数帯を移行し、
⑤の周波数帯へと転じていけるわけですが、
この理論を受け入れていただけた場合、その多くの人が、
これらの実践中に、ある特別な奇跡を体験することがあります。
それは、”時”を超える奇跡です。
例えば、
・想像もしていなかったところから、給料一年分に値する臨時収入を受け取った
・理想的な身体になって初めて得られると思っていた結果が一ヶ月で手に入った
・バイリンガルの恋人ができたことで、わずか半年で現地の人と日常会話ができるようになった
といったように、それまでの『”時”の【観念】』によるタイムラグを超えて、
理想の状態が実現する奇跡です。
3つのコツを意識した【13の秘策】によって、過去、未来、原因、結果という概念は、
【対消滅】を起こすため、過去、未来、原因、結果という定義を無視した不思議な現象が、
目の前に現れます。
これは、【対消滅】により”可能性の空間”と直結した周波数帯に繋がり、
⑤【感謝と悦び】の周波数帯にダイレクトに到達したために起こる現象です。
つまり、見事に【13の秘策】によって【悦び】を先に実感し、奇跡を現象化したということです。
さらにこの”時”を超える奇跡は、⑤の周波数帯から離れた、①や②の周波数帯から【悦び】を目指した人だけが体験できる、
特別な奇跡なのです。
3つのコツと【13の秘策】によって、
”時”という概念を生み出す側の周波数帯に繋がる、ということから、
この特別な奇跡を起こす力を私は、『”時”を超える波動の力』と呼んでいます。
シンクロニシティ
周波数帯移行のサインを確認し、『”時”を超える波動の力』によって、特別な奇跡を起こす例として、
私が辰波(シンハ)という名前で、フリーのライフコーチ、兼デザイナーとして活動するに至った経緯の一部を、
簡単に紹介させていただきます。
『辰』という字は、『タツ』や『シン』以外に、『トキ』と読みます。
その場合、まさに”時”の意味で用いられます。
つまり辰波とは、時波であり、特別な奇跡を起こす力、『”時”を超える波動の力』の意味も含まれています。
しかし、命名する当初から意識していたわけではなく、その頃は、『”時”を超える波動の力』を知る前でした。
私が、これまでの半生で、
精神世界と物質世界を繋ぐ真理と、
【13の秘策】、『”時”を超える波動の力』を知り、学ぶことができたのも、
まさにシンクロニシティというサインを追ってきたためです。
私がシンクロニシティを意識した最初の頃まで遡ると、13歳の頃になります。
私は当時、『何度も同じ数字を見る』というサインを何度も目撃しました。
私が13歳のとき、平成13年でした。1年3組であり、出席番号は13番。
交通機関、様々なお店、施設においても、行き先々には座席番号13番、13列目、13号室、
引越し先の住所が1丁目3番13号など、偶然だと言ってしまえばそれまでですが、
少なくとも私には『13』という数字が強く印象に残り、サインとして受け取り、今でもこの現象は続いています。
そして同時期に、ライオンや王冠など、『王』にまつわるものを何度も目にするようになり、
トランプの『13』番目のキングともつながり、『王』が強く印象に残り、これも今でも続いています。
2017年、私が組織に所属するライフコーチから、
フリーのライフコーチとして独立した際に、友人から、お祝いとして、とあるお酒をケースでプレゼントされました。
それはシンハビールというお酒で、世界中で人気のビールでした。
瓶に描かれたイラストと、シンハという言葉が気になり、調べると、
古い言語における『獅子/ライオン』という意味の言葉でした。
『13』『王』『シンハ』と、独立のタイミングが重なり、この響きがとても気に入り、
その流れで、屋号を『studio SINGHA/スタジオシンハ』として、独立、開業しました。
その後、紆余曲折あり、【#003 飛龍】で書かせていただいた通り、
龍という神秘的な存在に惹かれ、多くの人に愛され続けるその波動に魅了され、
その想いを込めて、シンハに辰波という字を当てました。
そして2024年の春、相変わらず不思議な現象が立て続いていたある日の朝、
誰かから話しかけられているような気がしてならなくなり、頭の中で「誰?」と疑問を投げかけたとき、
脳内にカタカナで、『トキ』という文字が見えました。
気になり、『トキ』について調べてみると、そこで『辰』を”時”という意味で『トキ』と読むことを知りました。
その後2024年の夏、これについては改めて別の記事でも書かせていただきますが、
ドイツで生まれた波動調整機器、タイムウェーバーを扱えるご縁をいただき、
ライフコーチングの新たなメニューとして取り入れ、個人セッションによる効果を高めるツールを得ることができました。
タイムウェーバー、Time waver。時の波です。
その後、実際に、個人セッションやタイムウェーバーによる波動調整を依頼いただいたクライアントの方から、
「何故、この世界では稀に、時を超えるような奇跡が起きるのか」という質問を投げかけられました。
されたことのない質問でしたが、
ふと気づくと、私が本記事でお伝えした『”時”を操る波動』について、
解説している自分がいたのです。
自分が話しているという感覚ではなく、自分も一緒にその解説を聞いているような感覚です。
これらは私が目撃してきたサインを辿って生きてきた一部の例になりますが、
このようにして、私は様々なサインによって、今へと導かれ、
真理、【13の秘策】、『”時”を超える波動の力』を知ることができ、
【#002 再会】でご紹介させていただいたような、数々の特別な奇跡を体験できたのです。
このようにして、その時々では繋がりを感じない様々の単語や数字、出会いや現象といったサインが、
後々、重大な何かへと繋がり、奇跡の体験へと繋がっていきます。
私、辰波が、これまでの記事を通してお伝えしているメッセージや、
個人セッション、その他様々な活動を通して、
あなたの人生が益々、時を超えて、奇跡溢れる展開へと向かわれることを、心より祈っています。
■ライフコーチングのご依頼はこちらから
『個人セッション/i.Session』の詳細はこちら
『Time waver 波動調整』の詳細はこちら