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11月1日施行! フリーランスを守る法。

こんにちは

中国在住Web・グラフィックデザイナー オサダヒロアキです。


業「オサダさん、これやってくれる?」
オ「はい承ります」
業「すごい安いんだけど」
オ「…はいギリギリ承ります…」
業「で料金変わらないけどこれも追加でお願いできる?」
オ「…あ、はい…?」
業「でオサダさんごめん、修正たくさん増えたわ、で納期も短くなったわ」
(まじか…)


ここでの「業」は発注事業者。「オ」は受注したフリーランスの私オサダを例にとりました。

デザイン業に限った話ですが、個人事業主の結構あるあるです。

これらフリーランスとして不利になる条件や、契約料金のトラブルが発生しないよう整備 11月1日より施工される法が

「フリーランス・事業者間取引適正化等法」

ここで言うフリーランスとは
業務委託の相手方である事業者で、従業員を使用しないもの
従業員を雇用せず、ひとりで仕事を受託する、デザイナー、フォトグラファー、プログラマー等々。

ちなみにフリーランス本人が直接消費者へ販売を行い生計を立てている場合や、メルカリ・ヤフオクなどBtoCは該当しません。

これにより守られるのが

書面などによる「何を、いつまでに、幾らでやるか」の明記・明確化
支払期日の明記と期日内の支払い
買いたたきや、追加費用のないやり直しの禁止

などなどなどなど、まあ安いわりに理不尽じゃね…? って事の数々が防げるわけです…

これまで「下請法」や個別の契約書の締結等はありましたが、フリーランスという存在をワンストップで守る法というのは今般が初めてなのではないでしょうか。

個人的にはインボイス制度導入とあわせて、フリーランスの立場が上がっていければと期待しています。

●下記公正取引委員会による、オフィシャルHPです:

●オサダヒロアキのデザインのお仕事、ご連絡はこちら:

https://studio-reb.com